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ビアンキのエンデュランスロードバイクインフィニートを探る

2018.3.6

ロードバイクには時代によって流行がありますが、今の市場人気は長距離走行に向くとされる「エンデュランスモデル」です。

元々はレースモデルですが、スプリント性能に優れたガチガチなフレームと違い、快適さが重視されているので幅広い層に受け入れられます。

ビアンキのエンデュランスロードのハイエンドモデル「インフィニート」も、市場人気が非常に高い1台です。

今回はそんなビアンキのインフィニートに迫ってみます。

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ロードバイクのエンデュランスモデルとは?

ロードバイクのエンデュランスモデルは、「パリ~ルーベ」に代表される「北のクラシック」のような石畳のコースを走るレース向けに開発されたものです。

ガタガタの路面から来る衝撃をフレームで受け止めるような形状であったり、特殊な素材で振動を除去します。

中には標準より太いタイヤを採用している機種もあり、安定感を重視しています

また、上体を起こし気味にするジオメトリになっており、アップライドな姿勢で乗車できるので、長距離走行にも疲れが出にくくなっています。

レースモデルとして開発されていますが、このように身体に優しい性格なので、レース志向のない方や、初心者にも人気があります。

ビアンキにもハイエンドモデルの「インフィニート」、超ロングセラーの「ヴィアニローネ7」など人気のエンデュランスモデルが目白押しです。

今回取り上げるインフィニートは、ビアンキ独自の振動除去材である「カウンターヴェイル」を初めて使用した機種として話題になりました。

今では多くの上位機種に採用されていますが、多くのプロライダーと共同した実験によって製品化された優れものです。

ビアンキ・インフィニートはレパルトコルサストア限定!

それではビアンキの「インフィニート」を詳しくご紹介します。

インフィニートの正式な製品名は【INFINITO CV】で、CVは「カウンターヴェイル(Countervail)」の略です。

ディスクブレーキとキャリパーブレーキモデルがあり、それぞれにフレーム単体と完成車があります。

完成車はシマノのロードバイク用コンポ「105」と「アルテグラ」のミックスで、「レパルトコルサストア」限定モデルです。

レパルトコルサストアはビアンキの厳しい審査を通過した特別なお店で、限定モデルはこの店舗でなければ扱えません。

現在日本には、約100店舗のレパルトコルサストアがあります。

ビアンキが機材を提供しているワールドツアーの「チーム・ロットNL・ユンボ」の選手が、2017年の北のクラシックにインフィニートで出場しています。

プロが使用しているレースモデルが、最高額でも45万円(ディスクブレーキ搭載の完成車)で購入できるとあって、一躍人気モデルとなりました。

ビアンキ・インフィニートのスペック

ビアンキの「インフィニート」をご紹介しています。

次は完成車のスペックを見てみましょう。

カーボンフレームにフルカーボンフォークで、フォークにもカウンターヴェイルを挿入しています。

コンポはシマノの105とアルテグラのミックスで、STIレバーとリアディレイラーがアルテグラ、残りが105です。(キャリパーブレーキモデル)

ホイールはフルクラムの「レーシング5」で、ディスクブレーキモデルもフルクラムのホイールを採用しています。

日本の市場で購入できるフルクラムのロードバイクバイク用ホイールとしては、下から2番目のグレードです。

タイヤはヴィットリアの「ルビノ・プロ」で、ロングライドにも向くオールラウンドのタイヤです。

これはかなり評判の良いタイヤなので、申し分ないですね。

ここまでのスペックを見る限りでは、正直に言いますとさほどコスパは高くありません。

これは、キャリパーブレーキモデルのフレーム単体が30万円、完成車が38万円ですから、8万円でパーツを組むとなると致し方ないところです。

個人的な意見ですが、せめてホイールはもうワンランク上のものを組み合わせて欲しかったですね。

インフィニートはオールラウンドのロードバイク

次は、ビアンキ・インフィニートのジオメトリを確認しましょう。

エンデュランスモデルだけあり、パッと見てすぐに目に入ってくるのは、ヘッドチューブの長さです。

500サイズの比較では、レースモデルのスペシャリッシマと比べ25mmも長くなっています。

ヘッドチューブは太めのチューブでかなりがっちりとしており、フロントの剛性をしっかりと確保している印象です。

しかし、エンデュランスモデルといえどもプロレースに投入されている機材だけあり、トップチューブは短くないですし、チェーンステイは短めです。

この辺りはどちらかと言えばレーシーな仕様になっていますので、反応が良く加速力も期待できる形状です。

バランスが取れているジオメトリなので、様々な用途に活用できるオールラウンダータイプのロードバイクといっても差し支えないでしょう。

ビアンキインフィニートのインプレ

インフィニートはビアンキ初の「カウンターヴェイル」搭載車だけに、インプレもその効果を探ろうとするものが目立ちます。

あるインプレでは、道路の上に絨毯を敷いて走っているようだと伝えていました。

衝撃が遠くの方から少しだけ伝わってくる感じで、相当しっかりと吸収している感覚があるそうです。

また、これもカウンタヴェイルの恩恵なのか、エンデュランスロードバイクとしては例を見ないほどの加速力を伝えるインプレが目立ちます。

性格上、悪路や石畳などで速く走れるのは当然としても、平坦な舗装路での加速力や巡航性にも長けているのは少々驚かされます。

先ほども少し触れましたが、やはりこれだとホイールはグレードアップしておきたいですね。

用途にもよりますが、フレームが衝撃を大幅に吸収してくれるので、個人的にはホイールは少し硬めにしてさらなる反応の良さを追求したいところです。

剛性の高さに定評のあるフルクラムの「レーシング・ゼロ」や、マビックの「キシリウム・エリート」あたりがおすすめです。

逆にさらなる快適性を求めるなら、シマノの「WH-R9100 C24」が候補ですね。

インフィニートに次ぐビアンキのエンデュランスロードバイク

インフィニートを紹介してきましたが、最後にビアンキの他のエンデュランスモデルも確認しておきましょう。

カーボンフレームのエントリーモデルとなるのが「INTENSO(インテンソ)」です。

カーボンよりも数倍衝撃吸収性に長けた「ケブラ―繊維」を、フロントフォークとシートステイに織り込んでいます。

ジオメトリ表の数値はインフィニートと全く同じなので、こちらもオールラウンダーとしての活躍ができるでしょう。

エントリーグレードなので致し方無いですが、ホイールとタイヤが少し残念な感じなので、カスタマイズの余地があります。

次にご紹介するのはアルミフレームですが、カーボンライクな造形美を持つ「IMPULSO(インプルソ)」です。

ヘッドチューブとトップチューブを溶接した後に、何度も一体型成型を繰り返すことで剛性を高めています。

この一体型成型により、前三角の流線形が非常に美しく仕上がっており17万円そこそこのロードバイクとは思えない高級感があります。

ビアンキはアルミフレーム自体が少ないですが、アルミを希望されるなら文句なくおすすめできる1台です。

インフィニートは選んで納得の1台!

今回はビアンキのインフィニートを紹介しました。

エンデュランスレーシングモデルの名に恥じない、オールラウンダーで特別なバイクと感じました。

個人的にはフレーム単体から自分好みのパーツを合わせてみたいと思いますし、実際にそういう方が多いと聞いています。

それだけの価値がありますし、長く乗り続けたいロードバイクですね。

 - Bianchi, メーカー, ロードバイク