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ロードバイクのホイールはまずリムに注目しなければならない

2018.2.2

ロードバイクのホイールには、様々な種類があります。
中でも素材や高さ、幅などに注意しなければならないのがリムです。

リムはホイールの外周部分なので、地面と一番近いところで活躍しています。

そのため、汚れやすく痛みやすい部分なので、メンテナンスをしてあげなくてはなりません。

今回は、そんなホイールのリムについてお話していきます。

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ロードバイクのホイールの構造

ロードバイクのホイールは、タイヤがはまる部分である「リム」、骨組みに当たる「スポーク」。
スポークを支持する「ニップル」と、スポークの受けになる「ハブ」で構成されています。

これらを、すべてオリジナルのパーツで組み上げたものを「完組みホイール」と呼びます。
完組みホイールは専用設計で、完成したときに最高のパフォーマンスが発揮できるようになっています。

一方、市販されているパーツを組み合わせたものは、「手組みホイール」と言います。

自分でパーツを選んで組むのも当然ですが、市販の完成車でも寄せ集めのパーツで、メーカーが組んだ手組みホイールも見られます。

余談ですが、ロードバイクの完組みホイールは、軽量化を図るためにスポークの本数が少なくなっています。

これは、少ない本数でも、それを支えるリムが、強度を保てるように設計されているからです。
そのため、同じことを手組みホイールでやると、グニャグニャで、とても走れる状態ではありません。

リムの強度は、ホイールにとって、非常に重要な要素のひとつです。

ロードバイクのホイールの価格はリムの素材でほぼ決まる

ロードバイクのホイール交換時に、初めに考えるのは、価格のことではないかと思います。

完成車はパーツごとに金額が明記されているわけではないので、個々の金額は未知の部分ですからね。

ホイールの価格を決める要素は、リムの素材・ハブの性能・スポークの組み方などが大きいですが、中でもリムの素材が決定打です。

フレーム同様に、カーボンリムのホイールは、アルミリムに比べて高額になります。

アルミリムの完組みホイールは定価1万円台からありますが、カーボンリムは10万円台後半が最低価格ですから、次元が違います。

ロードバイクはロードレースの機材ですから、プロが使用するものが市場に出回りますので、浮世離れしているものに、お目に掛かることもしばしばです。

そこに、ハブの性能であったり、メーカー独自の技術が加味されて、価格が決まっていきます。

一概には言いませんが、最初の交換では、アルミリムを選ぶことのほうが圧倒的に多いです。

カーボンは価格はもちろん、扱いに苦労するところがあります。

強度が低いわけではありませんが、ちょっとした傷から破断することもありますし、高額なので盗難の危険性も高くなります。

その点アルミは、価格を考えずにガンガン使い倒せますし、耐久力もあります。

しかも、今のアルミリムは、ホビーライダークラスでは十分と思えるほど軽量ですし、ハブのレベルも高いです。

軽くしたいのはホイール全体ではなく【リム】

ロードバイクのホイールは、いかに軽量にするかが競われており、重量も価格を決める上で大きな要素です。

ホイールの重量は走りに多大な影響がありますが、影響があるのは全体の重量ではなく、リムの重さです。

そのため、高級な軽量ホイールには、アルミよりも軽量なカーボンがリムの素材に採用されているわけです。

例えば、シマノはアルミリムの上位グレードホイールに、カーボンラミネートを施して軽量化を図っています。

同じ重量でも、リムが軽ければ有利というのは、覚えておいて損はないです。

また、リムの高さ(リムハイト)も、走りに影響がある要素のひとつです。
リムハイトが高くなると、スポークが短くなるので、空気抵抗が減ります。

ホイールの空気抵抗は、スポークによって大きくなるので、スポークの風に当たる部分を減らしてしまうという発想です。

ただ、リムハイトが高くなると重量が増してしまうので、リムハイトが高いホイールは、必然的に軽量なカーボンが採用されます。

さらに、リムが高いと横風に弱くなり、特に低速時は危険が大きいので、街乗りには不向きと言えます。

ロードバイクはホイールのリム幅にも注意

ロードバイクのホイールを選ぶ際に注意したいことをお話していますが、リム幅にも注目しておきたいですね。

リム幅は、タイヤがはまる部分の内側の幅で、この幅によってタイヤの適性の太さが変わってきます。

元々タイヤの幅のほうがリムの内幅よりも広いので、タイヤはホイールにはまると、縦長の楕円形に変形します。

タイヤは変形することによって、前に進む力が妨げられ、パワーロスをしますので、なるべく変形率は減らしたいものです。

また、タイヤがリムの外側に出てしまうと空気抵抗が増えるので、内側に収めるようにしたいわけです。

しかも、最近のロードバイクのタイヤは太いほうにシフトしてきているので、なおさらリムよりも幅が広くなってしまいます。

そこで、近年はホイール側も内幅を広げる「ワイドリム化」の傾向が高まっています。

従来の15mmから17mmに内幅を広げていますが、その分、少し重量が重くなります。

現在のタイヤの太さの主流である25cのタイヤには、走りの性能を維持するために17mmの幅が必要です。

しかし、23c以下のタイヤを愛用していきたいのあれば、ワイドリムのメリットはあまりありません。

15mmリムが少なくなってきていますが、今ならまだ間に合うところです。

リムのメンテナンス方法

ここまでは、ロードバイクのホイール交換の際の注意事項を、主にリム関連についてお話してきました。

ここからは、リムのメンテナンスの話をさせていただきます。

リムは外周部分ですから、汚れやすいですし、傷もつきます。

特にロードバイクのキャリパーブレーキは、ブレーキシューをリムの側面に当てることで、摩擦を起こして制動を止める仕組みです。

そのため、リムが汚れているとブレーキの効きが悪くなりますので、清掃が必要です。

特に難しいことはなく、洗剤を付けて布で拭けば良いだけですが、油脂を含んだ洗剤は使用してはいけません。

ブレーキシューはゴムや樹脂でできており、油が付くと滑ってしまうので、ブレーキが効かなくなってしまいます。

また、リムの清掃と同時に、ブレーキシューの確認も行いましょう。

ブレーキシューはカートリッジ式のものが多く、ブレーキを外さなくても、シューだけ取り外せます。

小石や針金などの異物が刺さっていると、リムを傷つけてしまうので取り除きます。

ここでも油脂分のある洗剤は使わないようにして、丁寧に清掃してください。

ホイールにも寿命が…

ロードバイクの中で、チェーンやタイヤは消耗してくると明らかにサインが出るので寿命が分かりやすいですが、ホイールはどうでしょうか?

スポークが折れたり、ハブの回転が渋くなることで寿命を感じるケースが多いですが、リムからも寿命のサインが出ることがあります。

ブレーキシューと接触する面を触ってみて、凹んできたら、そろそろという話があります。
結構強い力で、シューが押し当てられますので、当然と言えば当然かもしれません。

また、ホイールによっては側面に溝が刻まれていたり、浅い穴が開いていて穴がなくなったら、すり減り過ぎということで寿命となるようです。

2000~3000kmで寿命が来ることはないのですが、気になる人は一度、側面を触って凹みを確認してみてください。

ホイールも消耗品だということを意識しておきたいですね。

リムはホイールそのものです

今回はロードバイクのホイール、特にリムに焦点を絞って話をしました。

リムは、素材・高さ・内幅などが重要で、ホイールの価格を決める最大の部分です。

消耗品ということを意識しながら、メンテナンスも定期的に行ってください。

特に命に関わるブレーキと密接な関係にありますので、怠ってはいけません。

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