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フラットバーのハンドル幅が最初からそのままになってない?

2018.1.21

mtbやクロスバイクは、ハンドルの操作性に優れるフラットバーハンドルが採用されています。

このフラットバーは元からハンドル幅が広く作られているので、違和感を覚えながら、そのまま乗っている人も少なくないでしょう。

そこで今回は、フラットバーのハンドル幅について、適正な広さやカスタマイズについてお話します。

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ハンドルの形状には意味がある

スポーツ自転車のハンドルは、それぞれのバイクの用途によって、それに適した形状のものが採用されています。

ロードバイクは、平坦な舗装路を高速巡航するのが目的の自転車です。

そのため、空気抵抗を軽減し、持ち手を多くして疲労の軽減を図ることができる「ドロップハンドル」が装着されています。

上端のブラケット部分や、グニッと曲がったドロップ部を握って運転することで、深い前傾姿勢が取れます。

また、人間は手首が縦方向、親指が上を向いているのが自然な体勢です。

ブラケット部分やドロップ部は、手首を自然な縦方向にして握ることができるので、疲労がたまりにくくなります。

一方、mtbは、山道や砂利道など悪路を走ることが前提ですので、安定感や操作しやすさが優先です。

そのため、一本棒のフラットバーが採用されています。

また、タイヤを地面にグリップさせて走りますので、左右に振り回しやすい、ハンドル幅の広いものが向くことになります。

ただ、クロスバイクなどはグリップさせることも少ないですから、そこまで幅が広い必要はありません。

フラットバーのハンドル幅は最初から広い

mtbは先述したように、ハンドルで車体を地面に強く押し付けて走ります。
そのため、レースなどでは、ハンドル幅が700mmや800mmを超えるものを使用する選手が多いです。

しかし、市販車ではそこまでのものは少ないですし、幅が600mmを超えてしまうと、道路交通法では普通自転車とみなされなくなります。

車道を走る分には問題ありませんが、歩道は走れなくなります。

しかし、600mmというのも相当広い部類ですし、正直言って、車道を走っていたら隣の自動車に接触してしまう可能性が高くなるでしょう。

一般的にフラットバーのハンドル幅は、肩幅に合わせるのが良いとされています。
一概には言えませんが、それがコントロールしやすい幅という判断です。

しかし、ハンドルが最初から万人の肩幅に適合するわけがないので、少なからず違和感を持って使用している人も多いはずです。

そういった人に、まずお伝えしておきたいのは、「フラットバーハンドルは切って使うことが前提」ということです。

自分好みのハンドル幅にできるように、あらかじめ幅が広く取られているものなのです。

フラットバーは切って使用するもの

フラットバーハンドルは、アルミなどの金属でできているので、加工できないものと思ってしまうのは、無理もないことです。

しかし、自転車が趣味になってくると分かりますが、スポーツ自転車は切ったり、叩いたり、突っ込んだりするような大胆な作業は当たり前です。

そのため、フラットバーを切るなんて作業は、何のためらいもいらない行為です。

ハンドルの幅に違和感を覚えている人は、おそらくmtbやクロスバイクを、普段使いの生活の足として使用していると思われます。

そこで今回は、街乗り仕様の自転車に適正と思われる、ハンドル幅の調整の仕方をご紹介していきます。

ハンドル幅の調整を行う前に、せっかくですから、今一度乗車ポジションの見直しもしておきましょう。

スポーツ自転車は、空気抵抗を軽減するために、前傾姿勢になるようなフレームの形状になっています。
また、ママチャリとは反対に、ハンドルよりもサドルが高い位置にくるようになっています。

乗車姿勢は、サドル側から見てハンドルが遠く、低い位置に付いているほど、前傾姿勢が深くなります。

それを考慮して、ポジション出しをしますが、距離に関しては、ステムの突き出しの長さを変えることになります。

高さに関しては、コラムスペーサーやステムの角度で調整するか、シートポストで調整してください。

フラットバーのハンドル幅調整

乗車ポジションが決まったら、いよいよフラットバーのハンドル幅を決めていきます。

まず、現状のグリップが付いている位置ではなく、腕を肩幅に広げて、ハンドルを握ってみてください。
それがグリップエンドであれば、現状で、既に適正なハンドル幅になっていることになります。

しかし、そういった感覚には個人差がありますので、必ずしも肩幅が適正とは限りません。

いくつかのポジションを握り、実際に走行してみて、「ここだ!」という位置を見付けてください。

その際に、後述しますが、バーエンドバーや新しいグリップを装着するのであれば、それも考慮してマークよりも少し外側を切ってスペースを確保してください。

カットをするには「パイプカッター」が最適で、ホームセンターや100均で手に入ります。

私が購入したときは、400円くらいだったと記憶していますが、安すぎて不安という方は、1,000円くらいのもので申し分無いはずです。

左右均等にカットしたら、ヤスリをかけて、バリを取れば終了です。

ハンドル幅が決まったら持ち手を増やすことも考える

さて、ハンドル幅を自分好みにカスタマイズしましたが、今回はバーエンドバーの取り付けも提案させていただきます。

フラットバーは持ち手が一定で、しかも手首を常にひねって握っているので、疲れがたまりやすいです。

そのため、手首が自然な縦向きの状態で握れる部分を作るという発想が、バーエンドバーです。

フラットバーの端に、牛の角のように前方に伸びているバーを取り付けようというもので、簡単に言えば、ドロップハンドル仕様にするということです。

もし、今お使いの自転車で通勤などに使っていて、ある程度の時間を乗るという人には、特におすすめです。

ただ、あくまでも簡易的なカスタマイズですので、デメリットもそれなりにあります。

まず、ハンドルカットと同時に行えれば、まだ良いです。
しかし、後付けになると、その分だけ幅が広がりますので、せっかくの適正幅が少し狂います。

また、バーエンドを握っているときはブレーキに手が届きませんので、急ブレーキが遅れてしまいます。

それでも持ち手が増えるメリットは、とても魅力的で重宝するはずですので、やはりおすすめしたいですね。

バーエンドバーをセンターバーに転用

フラットバーのハンドル幅を適正値にすると同時に、バーエンドバーの装着を提案しています。

バーエンドバーはエンド部分に取り付けるだけでなく、センターバーとして使用している人も少なくありません。

中央に取り付けるメリットは、ブレーキの心配がないことと、高速で走っているときに肘を掛けておけるので、楽な姿勢で乗れることです。

ハンドル幅が広がることもないので、スペースさえあれば、デメリットはこちらの方が少ないかもしれません。

中央に取り付ける場合は、いったん全てのパーツを取り外さなければいけませんので、その後の戻しときに備えて片側ずつ行うのがポイントです。

また、バーエンドバーには、グリップ一体型のものがあります。

ハンドルカットを機に、グリップの交換を考えている方は、一体型にしてしまうのも良いと思います。

フラットバーは適正な幅にしましょう

今回は、フラットバーのハンドル幅について考えてみました。

フラットバーは最初から幅が広く取ってあるので、切って使うのが当たり前ということを覚えておいてください。

また、バーエンドバーは安価ですし、作業もパイプカットと同時に行えば、実に簡単ですので、ぜひご検討ください。

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