ロードバイク好きによる自転車知識の情報ガレージ

ロードバイク好きによる自転車知識の情報ガレージ│わくわく自転車情報館

シマノのセミディープホイールrs30とrs330はどんな人向き?

2018.1.14

スポーツ自転車にとって、ホイールは走りの質を決める上で、かなり大きなウェイトを占めています。

特に、ロードバイクのホイールは種類が多いですが、そんな中、シマノも高いシェアを誇るメーカーのひとつです。

今回取り上げるrs30は、すでに製造していませんが、後継ホイールに受け継がれているように、人気のホイールでした。

そんなrs30に加えて、今回は後継ホイールも確認していきます。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

ブルックスの革サドルの特徴は?取り付け方法とメンテ方法

ブルックスといったら、革サドルというイメージが強いですよね。 それほど、ブルックスは革サドルの...

自転車の2台持ちは贅沢?いろいろと言い訳を考えてみた

自転車の2台持ちで迷う...。 あなたはまだ、引き返せるかもしれません! 私にも、そんな...

mtbのハンドルバーを交換する~ライザーバーやブルホーンに

mtbのストレートハンドルバーは、文字通り、水平で横に長い一本棒のハンドルです。 レースな...

ツールド日光に参加したい!2016年の「山岳チャレンジ日光」

9月はまだ暑さが残りますが、スポーツの秋の始まりです! 細いタイヤの相棒と、走りたくなってきますよ...

自転車のスタンドが故障!?バネ交換・スタンド交換方法

自転車のスタンドの調子が悪いと思ったら、バネ交換のみ行えば、問題なく使えることがあります。 ま...

自転車のサスペンション!点検のポイントはオイル!?

自転車、特にマウンテンバイクには欠かせないサスペンションですが、細かい性能の違いを意識したことはあり...

徒歩と自転車、スピードはどのくらい違ってくるの?

皆さんの主な移動手段はなんですか? 徒歩でしょうか。 それとも、自転車でしょうか。 ど...

大学生で自転車に乗れない人もいる!効果的な練習方法

生活に身近な自転車ですが、小学生の頃、擦り剥きながら練習した思い出がある方も多いのではないでしょうか...

自転車の空気の入れ方を学ぼう!英式バルブの場合

自転車は、タイヤの空気圧が適正がどうかが走りに大きく関係するので、タイヤの空気圧を気にする方は多いで...

独特の味があるファニーバイクをご紹介!カスタム時の注意点

ファニーバイクは、最近は見かけなくなりましたが、少し前まではレースにも使用されていました。 ...

自転車のワイヤー錠は簡単に切断される!?お勧めの施錠方法

自転車の盗難は、あとを絶ちません。 前までは、単なる移動手段を目的として盗難されることも多...

バイパスを自転車で走ることは出来る!?高速道路との違い

バイパスを自転車で走ることは、出来るのでしょうか? そもそも、バイパスとはいったいどんな理由で...

シフトレバーとブレーキレバーに交換!ロードバイクを改造

ロードバイクのシフトレバーと言えば、ブレーキと一体型になっている、デュアルコントロールレバーが一般的...

ママチャリのBBは修理出来る?BBの構造と取り外し方!

日本人にとって、自転車という乗り物は非常に便利であり、老若男女、多くの方に乗られている乗り物です...

スポーツ自転車をオシャレに保管!自作スタンドの作り方!

スポーツ自転車をお持ちの方は、その保管にも、気を遣うものですよね。 大事な自転車を盗難や劣化か...

スポンサーリンク

シマノrs30はどんなホイール?

rs30はシマノのコンポ「デュラエース」が、まだリア10速だった時代に販売されていたホイールです。

そのため、もちろん8・9・10速対応のホイールです。

現在は、後継のリア11速対応のrs31やrs330が販売されており、rs30のコンセプトは受け継がれています。

シマノのアルミクリンチャーモデルの中では低グレードで、完成車ではエントリーモデルに装備されるようなホイールです。

リムハイトが30mmとセミディープなので、他の低~中レベルのホイールの中では、一線を画す存在です。

セミディープリムの分重量がかさみますが、思ったほどの重さは感じないようです。

また、シマノのホイールは全体的に剛性が低く柔らかめの乗り心地が特徴ですが、セミディープのため、ある程度の剛性が確保されています。

そのため、レース用には無理ですが、トレーニング用のホイールとして、普段使いをしている人も多いようです。

rs30は、さすがに最近ほとんど見かけませんが、ディープリムのホイールに興味がある方は、rs31やrs330も検討してみてください。

ディープリムホイールは横風に注意

ディープリムホイールは、リムハイトが高いので、覆い隠されている部分が多くなります。
室内で行われるトラック競技などでは、ホイール全面を覆い隠すディスクホイールが使われます。

ホイールはスポークが空気抵抗を受けやすいので、それを覆い隠してしまうことで、抵抗の軽減させるのが目的です。

しかし、ディスクホイールは横風に弱いので、屋外で風にあおられるようなシチュエーションでは使用できません。

これに似た発想で作られているのが、ディープリムホイールです。
そのため、横風に弱い性格は同じで、特に低速で走っているときの横風が危険です。

実際に知人から、車道でトラックなどが横を通ると、風圧であおられて危険な思いをしたという話を、何回か聞いたことがあります。

そのため、通勤などで街乗りがメインという用途には、向かないことになります。

シマノのrs30やrs31は重量があって漕ぎ出しも重いので、ストップ&ゴーが多い街中は、余計に不向きと言えるでしょう。

シマノrs30のメリット

rs30のような、リムハイトがあるホイールは低速では、あまり大きな効果を発揮できませんが、高速になるとメリットが出ます。

リムがノーマルハイトに比べて重いので、回転を上げるにも下げるにも、大きな力を擁します。

これはどういうことかというと、スピードを上げるまでに時間が掛かるが、下がるにも時間が掛かるということです。

すなわち、スピードの維持ができるということになります。

ホビーレーサ-の間では時速30km/hをどのくらい維持できるかで、熟練してきたかどうかを判断するなどと言われています。

元々のロードバイクのコンセプトを考えれば、いかに高速で長く走れるかが重要であり、その意味では貢献できるホイールと言えます。

しかも、シマノのrs30や31は2000gにも迫る重いホイールですから、脚にしっかりと負荷を掛けて走ることができます。

ロードレースのトレーニングなどの目的では最適といえ、レースで軽いホイールに履き替えれば、より軽くペダルを回せるようになっているでしょう。

シマノrs30は特殊なホイール

シマノrs30のようなホイールは、アルミリムで作ると重量がかさむので、軽量第一主義的なロードバイク用ホイ-ルでは選択肢が少ないです。

グレードが上がり、カーボンリムになれば珍しくありませんが、アルミリムでは各メーカーせいぜい1種類といったところです。

現在のシマノのラインナップを見てもrs30の後継である、rs330があるだけです。

他の有名メーカーでも思いつくところでは、カンパニョーロの「シロッコ」、フルクラムの「レーシング・クアトロ」くらいです。

いずれも、ホイール自体のレベルがrs330より少し上ですが、コンセプトは同じようなものです。

やはり、アルミディープリムの位置付けは、ディープリムの入門編で、カーボンリムへのステップアップのためのトレーンニングホイールと見られています。

ただし、カーボンのディープリムホイールは驚くほど高額です。

20万円は下らないと思ってもらって良いですし、30万円以上もざらにあります。

レースでの決戦ホイールとして用いられることが多いようですから、私のようなホビーライダーには、少しハードルが高すぎる高嶺の花的存在ですね。

後継ホイールrs330の凄さ

前項で、ディープリムホイールがレースでの「決戦ホイール」の用途があると言いました。

その意味では、rs30の後継であるrs330は、シマノの上位モデルのレース仕様ホイールにしか採用されていないテクノロジーが踏襲されています。

「オプトバルテクノロジー」というスポークの組み方が、レース仕様の技術です。

左右のスポークテンションを均一にするために、リアのスポークをフリー側2:1反フリー側の本数で組む方法です。

これによって動力の伝達が高まりやすくなりますし、テンションが均一になる分「振れ」が出にくくなります。

また、rs330はハブにも工夫が凝らされており、スポークの受けになるフランジが大口径化されています。

これによって、ホイールの横剛性が強くなり、パワーが逃げてしまうのを防いでくれています。

このことからも分かるように、重量があるのでレースに使用はできなくても、レースに向けたトレーニングには、改めて最適であると言っておきます。

rs30のようなホイールの用途

最後に、シマノrs30のような(セミ)ディープリムホイールに向く、用途や人を整理しておきましょう。

まず、将来ロードレースを目指す人には、トレーニング用として最適です。

価格を話していませんでしたが、rs330は現在2万円前後ですので、ガンガン乗って乗り潰すくらいの感覚で良いかもしれません。

脚力に自信のある人は、巡航速度のアップに貢献してくれるホイールです。
適度に重量があるので、さらに筋力がアップするのではないでしょうか。

ヒルクライム向きではないので、平地がメインという人に向くホイールです。

あとは、見た目重視という場合も、ディープリムは良いですね。

これは冗談ではなく、モチベーションを上げるのもロードバイク乗りには大切なことなので、見た目は重要なんですね。

さらには、とりあえずシマノのホイールを体験してみたいという人も、コスパの高さは折り紙つきなのでおすすめできます。

まとめてみますと、レース志向が強い人に向くホイールです。

普段使いでは、車道を走る際に少し危険性もあるので、慎重に検討した方が良いです。

ディープリムの第一歩に

今回はシマノのrs30のような、ディープリムホイールを取り上げました。

中々選択肢に入って来にくいホイールだとは思いますが、後継のrs330はディープリム入門編としては、コスパの高いものです。

用途がやや限られてしまいますが、レースを目指す人は積極的に考えてみてください。

 - 自転車全般