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ロードバイクのカセットスプロケットcs-5700の重量は?

2017.10.3

cs-5700は、シマノのロードバイク用コンポーネント・105のカセットスプロケット(cs)のことです。

5700は型式を表す数字で、最新の105は5800なので、5700は1世代前の型です。

また、コンポはグレードによって重量が違うので、軽さが命のロードバイクにとっては重要なことです。

今回はカセットスプロケットを中心に、ロードバイクのコンポの重量を考えてみたいと思います。

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cs-5700とは?

ロードバイク用のコンポ―ネントと言えばシマノ、イタリアのカンパニョーロ、アメリカのSRAMが3本柱です。

その中でも、エントリーモデルからフラッグシップモデルに至るまで、幅広く網羅しているのは、シマノです。

シマノのコンポは何より低価格で高性能、いわゆるコスパが高いので、世界中の自転車メーカーが採用しています。

コンポと言えば自転車の変速、駆動に関わるドライブトレインとブレーキの総称ですが、今回のテーマであるcs-5700はリアギアに当たるカセットスプロケットで、5700は【105】というシマノのコンポの型番です。

先述しましたが、現在(2017年)の105の型番は5800なので、5700は1代前になります。
ちなみに、現在の105は11速ですが、5700は10速です。

ここで、シマノのコンポのグレードをまとめておきましょう。

コンポはグレードが上がるにつれて、ギアの数が上がっていくのと、重量が軽くなるのが特徴です。

★シマノのロードバイク用コンポ

【Claris(クラリス)】 8速
【SORA(ソラ)】 9速
【Tiagra(ティアグラ)4700】 10速
【105(イチマルゴ)5800】 11速
【ULTEGURA(アルテグラ)8000】 11速
【DURA-ACE(デュラエース)9100】 11速

名称の後ろに書いてあるのがリアギアの数で、カセットスプロケットの枚数です。

コンポは重量が軽いほど高額になる

コンポのグレードを確認する上では、重量が大切になってきます。
コンポ一式の重量で、最低グレードのクラリスとハイエンドモデルのデュラエースでは、約1kgもデュラエースのほうが軽くなります。

ちなみに、クラリスとデュラエースは20万円ほどの価格差がありますが、1kgがこれだけのグレード差を生むように、ロードバイクというのは軽さが命なのです。

たかが1kgと思うかもしれませんが、プロのロードレーサーは数十グラム単位で軽量化を図ると言いますから、1kg=1,000gは大変な差です。

ただ、デュラエースは完成車でも50万円以上の高級車に搭載されるようなものなので、少しレベルが違う別次元のコンポなんですが…

さて、ここで先ほどご紹介したグレードの話になるわけですが、105は2014年にリアが11速化されたばかりです。

そのため、今でもcs-5700のような旧型が市場に出回っており、ほぼ、どのホイールにも取り付けが可能です。

今のリア10速コンポはティアグラですが、105はひとつ上のグレードなので、レベルアップしたければ旧型を換装してみる手もあるわけです。

cs-5700は10速だがcs-5800は11速だからややこしい

現在、市販されているホイールは、すべての変速段数に対応するものなので、cs-5700のような10速の旧型も問題なく取り付けられます。

しかし、どうせ同じ105グレードに換装するなら、現行の5800系で11速化を図ると考えるほうが、自然かもしれません。

ただ、そこがロードバイクの難しいところで、10→11速化となると、まず最低でもギアを作動させるリアディレイラー・シフトレバー・チェーンは交換になります。

11速用のチェーンになると、フロントギアであるチェーンリングにも影響があり、動かすことは可能だと思いますが、不具合が出やすいので交換がべストです。

チェーンリングだけの交換も可能ですが、普通はクランクセットとして換装します。

いわゆる、11速のカセットスプロケットにしてしまうと、これだけのパーツの交換を余儀なくされます。
仮に、105の5800系で揃えると、約4万円以上費用が掛かります。

また、10速→11速は意味がないわけではありませんが、個人的にはティアグラから105へのグレードアップでは、少なくとも変速性能には、あまり変化を感じ取れないと思います。

ただ気になるのは重量で、もし飛躍的に軽くなるのであれば、大きな意味があるのかもしれません。

重量だけならcs-5700の方が優位!

ここではカセットスプロケットの重量の違いを検証してみますが、スプロケットは歯数構成があり、同じ型番でも構成が異なります。

例えば、cs-5700は確認できただけでも、11-25T・11-28T・12-25T・12-27Tとあります。

10速のスプロケット同士で重量を比較してみるということで、現行10速のティアグラのスプロケット(cs-4600)を確認したところ、同じ歯数構成の11-25Tがありました。

cs-5700の重量は240g、cs-4600は258gとなります。

公表されている重量ではなく実測値ですが、この18g差を大きいと考えれば、同じ10速内での交換に意味があるわけです。

しかも同じギア数の換装なら、スプロケットのみの交換で済みますので、4~5,000円程度です。

ただ4~5,000円ではありますが、コスパがどうなのかは気になるところです。
つまり、性能のアップが見込めるのかということですが、微妙なところです。

重量に関わる素材や工作精度は当然、グレードが上の105に軍配が上がるとは思いますが、肝心の変速性能は差を感じることは少ないでしょう。

悩ましいところですが、重量にこだわりがなければ、この換装に関しては疑問と言わざる得ません。

カセットスプロケットは重量だけでは選べない

個人的なおすすめですが、もし10速でカセットスプロケットの換装だけを考えるなら、105のひとつ上のグレードである、アルテグラが良いと思います。

アルテグラは2017年にリニューアルされて型番が8000になりましたが、リア10速時代の6700系のパーツが、今でも販売されています。

2世代前ですが、もちろん性能はお墨付きですし、型落ちのぶん、価格もお得です。

重量ですが、cs-6700が215g前後ですから、cs-5700よりも約25g軽くなります。

さすがにアルテグラまでグレードが上がれば、スプロケットの交換だけでも変速性能の違いを実感できると思います。

また、スプロケットは歯数が多いほど軽いギアですが、坂道などを頻繁に走る場合は、なるべく軽いギアがあった方が良いです。

cs-6700は、最軽30Tまでありますので、脚力に自信がない人でも、選択肢が広いのは嬉しいです。

しかも、価格もcs-5700より1,000円前後高いだけなので、コスパも良いと言えるでしょう。

自転車スピードを上げたいならホイールを交換すべし!

ここまでお話してきたことをまとめますと、cs-5700の使用は10速同士の換装では、性能の変化が実感できないということ。

また、重量の比較でも現行のリア10速ティアグラと、圧倒的な差ではないということでした。

上記の通り、10速キープでカセットスプロケットだけの交換を考えるなら、アルテグラまでグレードアップした方がコスパが良いのも確かです。

ですから、私には、今cs-5700を使用する意味が、見出せないと言うのが本音です。
それでも意味があるとすれば、リア8・9速を10速化する際に、使用するものかなとは思います。

ただ先ほどもお話しましたが、変速段数を上げるカスタマイズには、それなりに費用が掛かります。

また、エントリーグレードの完成車に乗っていると最初に不満になってくるのは、スピードだと思います。

もし自転車の速度を上げたいと思っている人は、コンポの換装は後回しにして、ホイールを交換した方が良いです。

確かにコンポのグレードを上げれば、軽量になり、スピードアップも多少は見込めますが、ホイールの限りではありません。

そのため、スピードアップには、まずホイールを優先し、その後にコンポという順番になります。

cs-5700が悪いわけではない!

今回はcs-5700を考えてみましたが、残念ながら、利用する価値を見出すことができませんでした。

もちろん、cs-5700自体の性能に何ら問題はなく、あくまでも他のグレードからの換装を考えたときに、疑問が生じるということです。

ロードバイクのコンポというのは、一筋縄ではいかないということですね。

 - SHIMANO, SHIMANO 105, メーカー, ロードバイク