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青い衝撃?ビアンキ インプルソをインプレからチェック!

2017.9.26

チェレステカラーで有名なビアンキ、そのミドルレンジのアルミバイクがインプルソです。

アルミフレームらしからぬやわらかなデザインが好評ですが、走りの実力の方はどうなのでしょうか。

ビアンキ インプルソについてインプレなどからチェックしていきます。

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ビアンキはお洒落なバイクなだけじゃない!

ビアンキと言えば、まず頭に思い浮かぶのはフレームやロゴにも鮮やかなブルーではないでしょうか。

あのブルーはチェレステ(イタリア語で「青空」)と呼ばれています。

その名の通り、毎年、チェレステ社の現地イタリアの自転車職人が空の色を見て、その年のチェレステの色味を決める、と言われています。

毎年、同じブルーであっても色味が微妙に違うのはこのためです。

そのチェレステのイメージが強いせいか、自転車専門誌ではない一般誌のインプレなどには、「ミニベロやクロスバイクのようなちょっとお洒落な街乗り自転車メーカー」と紹介をされることもしばしばです。

しかし、実はビアンキは「世界最古の自転車ブランド」となります。
このことを聞くと、今までのイメージも覆されるのないでしょうか。

ビアンキの創業はなんと1885年。
それから連綿と続く由緒正しい自転車ブランドなのです。

古くからの自転車レースのファンであれば、その特異なルックスから「海賊」と呼ばれた男、マルコ・パンターニを覚えている方も多いでしょう。

ジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスのヒルクライムで、圧倒的な強さを見せつけたパンターニが乗っていたのがビアンキのロードバイクでした。

今回、ご紹介するインプルソもそんなビアンキの伝統を受け継ぐ1台です。

ビアンキ インプルソはオールマイティー

ビアンキではインプルソを「Road Endurance」というカテゴリーに位置付けています。

このカテゴリーのテーマは「快適性の重視」で、レースからロングライド、通勤に街乗り、ファンライドと、オールマイティなバイクとしているインプレもあります。

これらのインプレからも分かることですが、インプルソはちょっと欲張りな自転車です。

単に速さだけを競うのではなく、ロードバイクの幅広い楽しみを味わうことを主眼に置いている、まさにわがまま自転車です。

扱っているフレームの素材も、アルミとなっており、まさにオールマイティに相応しいですね。

また、同じカテゴリーには、インプルソの上級車としてカーボンフレームのインテンソが存在します。
そして、その下にインプルソと同じくアルミフレームのヴィアニローネがラインナップされています。

価格は同じシマノのティアグラを装備した完成車で比較すると、インテンソは185,000円、インプルソは147,000円、ヴィアニローネが135,000円となっており、各車の価格差は純粋にフレームの価格差となっています。

なお、インテンソとインプルソには、より上級のコンポーネントである105仕様がラインナップされています。

それとは逆にヴィアニローネには、最上グレードにティアグラを採用し、低価格モデルにはソラやクラリス仕様のモデルが用意されています。

インプレで高い評価を受けるインプルソのアルミフレーム

先程の項で、ビアンキのインプルソはオールマイティーだということがわかります。

そして、実際にインプルソのインプレを聞いてみると、フレームが良いと高い評価を得ているのです。

では、そのフレームの特徴をご説明していきましょう。

まず、このフレームは、一般的なアルミフレームとは違いがあります。
その違いが、インプルソとヴィアニローネ、この2車の最大の違いになってきます。

基本的にアルミはスチールに比べて軽く仕上がるのがメリットです。
一方でスチールに比べると弱いことからフレーム自体を太くして剛性を確保する必要があります。

一般的なアルミフレームがほっそりしたスチールフレームに比べて、少しごついデザインになりがちなのはこのためです。

そのため、漫然とアルミフレームにしただけでは太くした分だけ重量も増加するので、実は全く軽くなっていない、ということもあるのです。

そこでビアンキは、アルミを使って軽量化とスリムなフレームデザインを実現することを考えました。

しかし、実現するためには、必要な部分だけをパイプを厚くして、それ以外のところは薄くするという方法をとる必要がありました。

そして、インプルソは、それを解消するためにトリプルバテッドという製法を使っており、この点が一般的なヴィアニローネのフレームとの最大の違いです。

通常、アルミのパイプは、パイプ同士を結合する部分を溶接に耐えられるよう、パイプにも厚みが必要になります。

しかし、インプルソで使われているトリプルバテッド製法では、溶接を行わないパイプの中央部は、それほど厚みをつける必要はないのです。

パイプの場所によって厚みを変化させ、重量の増加を防いでいます。

このことが、高い評価を受けている理由でしょう。

インプレでも大絶賛の美しいアルミフレーム

トリプルバテッド製法により仕上げられたビアンキ インプルソのフレームですが、その繊細なフレームデザインにも注目している口コミやインプレ記事もよくみかけます。

インプレ記事では、美しいとも言われているほどの評価です。

そこでデザインについても取り上げます。

デザイン上の特徴は、一般的なアルミフレームのヴィアニローネと比較するとよくわかります。

インプルソのアルミフレームはトップチューブとヘッドが一体化した独自の構造で、流れるような曲線で構成されたラインが印象的です。

太く、ごつくなりがちなダウンチューブもやわらかな印象で、アルミフレームらしからぬ仕上がりとなっています。

通常のアルミフレームにはあるパイプ同士をつなぐ溶接跡が見られず、まるでカーボンモノコックのように一体成型したような美しい仕上がりには驚かされます。

通常のアルミフレームは各パイプをハイドロフォーミングで成形して、それを溶接するという2工程で仕上げられます。

ビアンキ インプルソの場合は一度ハイドロフォーミングで成形して溶接した後、再度フレームごと金型に入れてハイドロフォーミング成形を行うという3工程を経て完成します。

当然、2工程で行うよりも手間も時間もかかりますが、美しい仕上がりになるのと、なによりフレームの剛性も向上するのです。

ビアンキ インプルソの乗り味をインプレでチェック

アルミフレームらしからぬデザインが高評価のビアンキ インプルソですが、実際の走りはどうなのでしょうか。

インプレをチェックしてみたところ、その剛性感と軽量性は通常のアルミフレームを超えた性能を備えているようです。

フレームの剛性が高いことからペダルを踏み込んだ力が逃げず、ダイレクトに後輪に伝えられて加速していくような印象を受ける、という評価がありました。

まるでカーボンフレーム車のようなインプレですが、それを裏付けるような事実もあります。

インプルソのフレームはかつてパリルーベというレースでヴァカンソレイユDCMというチームが使用したという実績があります。

パリルーベは、ヨーロッパに多い石畳の道をロードバイクで走るレースで、その過酷さで有名です。

なにしろ路面が通常のアスファルトではなく石畳のがたがた道なので、衝撃吸収性に優れたバイクであいと選手の方も音を上げてしまうでしょう。

そういった環境でも十分な衝撃吸収性を持ち、加速性能もよいアルミフレームとしてレースでの使用が決定されたのではないでしょうか。

ちなみに、「インプルソ」というネーミングはイタリア語ですが英語では「インパルス」、つまり衝撃です。

ビアンキがこのフレームの衝撃吸収性に絶対の自信を持っていたことがうかがえるネーミングではないでしょうか。

ビアンキ インプルソは105仕様がおすすめ

ビアンキ インプルソはフレーム以外でもフロントフォークがカーボン製、シートポストにもカーボンを使用するなど剛性と衝撃吸収性の両立が図られています。

コンポーネントはティアグラなども選べますが、今後のアップグレードを考えても105仕様がおすすめです。

105仕様を選ぶことでリアが11速になるのはもちろんですが、ホイールも上級のものになるのがうれしいところです。

カラーはチェレステとマットブラックの2種類、さらにコンポーネントが下位のグレードにはラピスブルーも用意されています。

定番のチェレステカラーもよいですが、個人的にはマットブラックに惹かれます。

ブラックにアクセント的に入れられたチェレステカラーの「ビアンキ」ロゴやストライプがポイントになって渋さの中にも華やかな印象があります。

2018年モデルでは、より太いタイヤをはいてグラベルも走れるようなインプルソオールロードも登場して話題を集めています。

今、流行の兆しがあるグラベルロードバイクなので専門誌などでのインプレが待たれるところですね。

ビアンキ インプルソはデザインも走りもグッド!

ビアンキ インプルソはその性能を考えれば非常にリーズナブルなロードバイクと言えるでしょう。

105仕様でも価格は173,000円(税抜:2018年モデル)、ロードバイクを初めて購入しようと考えている方にも十分、購入検討リストに入ってくる価格ではないでしょうか。

その性格はまさにオールラウンダー、これからホビーレースに出ようという方やロングライドに挑戦しようという方にも十分対応できる内容です。

美しいフレームデザインもオーナーの所有欲を満たす仕上がり、おすすめの一台です。

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