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クラシックなのに最新型?ラレーCRFをインプレから知ろう!

2017.9.16

ラレーCRFは、クラシックなスチールパイプフレームを使った美しいデザインのロードバイクです。

一方で、その外観とは裏腹に、高いスペックとリーズナブルな価格がバランスしたロードバイクとして、各種インプレでも評判の高い1台です。

レーパン&ジャージではなく、ツイードのジャケットでも乗りこなせる、イギリス由来の名品「ラレーCRF」についてご紹介していきます!

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ラレーCRFはこんなバイク

イギリス製品と言えば、何を思い出されるでしょうか。
バーバリーのコート、それともジャガーやロールズロイス、ミニといった自動車でしょうか。

いずれにしても、イギリス製品は、最新の素材や技術を使いながら、伝統を感じさせるクラシックな雰囲気が魅力的です。

1888年にイギリスで創業された自転車メーカー「ラレー」の自転車も同様に、最新型ながらクラシックな雰囲気を漂わせているのが特徴です。

そのラレーが発売しているロードバイクが「CR(Carlton)」シリーズです。

「Carlton」はもともと、イギリスの競争用自転車を手がけるショップでしたが、ラレーに吸収されてブランド名として残ったもので、いわばミニ・クーパーのようなもの、と言えば車好きの方ならわかっていただけるでしょう。

CRシリーズには、ベーシックなCRAから、ハイスペックのCRT1までラインナップされていますが、中でも手頃な価格、そして、高性能で専門誌でのインプレ評価の高いのがCRFです。

コンポーネントには、SHIMANO 105をフルスペックで採用しており、本格的な競技からツーリングまで、幅広く対応できる車種として人気を集めています。

最新型なのにクラシックなラレーCRFの魅力

ラレーCRFで、最も特徴的なのは、細く美しいフレームです。

このフレームの素材には、同じ価格帯のロードバイク完成車で主流となっているアルミではなく、クラシックなスチールを採用しています。

単なるスチールではなく、わずかにモリブデン等を加えることで、強度と硬度を確保しています。

アルミはスチールに比べて軽いのが特徴ですが、スチールに比べると強度が劣るため、どうしてもフレーム径を太くする必要があるので、CRFのような細いフレームにはできません。

もちろん、単にスチールを使っただけで、CRFのクラシックなフレームを実現できるわけではありません。

CRFは、理想的なフレーム素材と言われる「レイノルズ631チューブ」を採用、丁寧な溶接や、繊細な細部の仕上げが美しい水平基調のフレームは、インプレで高い評価を得ているのも納得です。

ちょっとシブいマルーンや、グリーンと言ったフレームカラーが選べるのも魅力的ですね。

街中や長距離走行では?インプレでチェック

それでは、ラレーCRFのパフォーマンスについて、各種のインプレからピックアップしてみましょう。

CRFのインプレで多く見られたのは、なんと「安心する」という意見でした。

ロードバイクに多いシャープなハンドリングは、峠の下りなどでは、エキサイティングで楽しいのですが、街中では気を使ってしまい、疲れの原因となってしまいます。

CRFは、しなやかな乗り心地に加え、低中速域での直進安定性が良いため、街中でも落ち着いた走りが楽しめるところが、安心すると言う感想につながっているでしょう。

さらに、ラレーCRFは、長距離ツアラーとしての資質も持ち合わせているのです。

本格的なロードバイクでありながら、マッドガード(泥よけ)や、リアバッグサポーターまで、オプションとして用意されているのです。

また、このフレームデザインですから、フロントバッグを装着しても、全く違和感がありません。

荷物を背負って長時間自転車で走るのは、思っている以上に疲労がたまるものですが、CRFの積載性と快適性があれば、長距離走行の最高のパートナーとなるでしょう。

カーボン、アルミロードとCRFの違いをインプレでチェック

ラレーCRFに近い価格帯(20万円以下)の、主流のロードバイクはアルミフレームですが、最近ではカーボンフレームを採用する車種も増えてきました。

結論から言えば、これからレースに出たいと考えているのなら、CRFではなく、アルミフレームのロードバイクをおすすめします。

アルミフレームのメリットは、「軽さ」と「ダイレクトな加速感」です。

その反面で、乗り心地が良くないことや、路面からの衝撃も強く、非常に疲れやすいなどの意見が、各種のインプレからうかがえます。

さらに、この価格帯でアルミフレームを採用したモデルは、レース志向が強いものが多いです。

そのため、ポジションも前傾だったり、ハンドリングがクイックだったり、長距離レースを走るために作られたモデルも多いです。

反対に、カーボンフレームであれば、アルミよりも衝撃の吸収性は高いです。

しかし、この価格帯のカーボンフレームの自転車は、コンポーネントや、ホイールのグレードがダウンしてしまい、カーボンの特性を生かしきれない場合もあります。

このことからCRFと同等クラスの値段で、レースを考えている方なら、アルミフレームを検討するのも良いでしょう。

インプレで大好評の乗り心地の秘密は?

ラレーCRFの快適な乗り心地は、専門誌のインプレでも絶賛されていますが、それを実現しているのは、スチールフレームとカーボンフォークの組み合わせです。

CRFのフレームのフレームは、一見、クラシックでアルミやカーボンの戦闘的なルックスやスペックに比べると、やや時代遅れに感じる方もいるかもしれません。

しかし、スチールには特有のしなりがあり、地面からの衝撃を吸収して、ダイレクトに身体に伝えないというメリットがあるのです。

また、フロントフォークに採用されたカーボンも、軽さだけではなく、衝撃吸収性に優れているため、こちらもスチールフレーム同様、疲れにくさに直結します。

このように、CRFは、重量面ではアルミやカーボンに劣りますが、柔らかな乗り心地に加え、コンポーネントにも、SHIMANO105がフルスペックで装備されているため、操作性も快適です。

レースへの出場は考えないが、ひたすら長距離を走りたい、というのであれば良いチョイスとなるでしょう。

ラレーCRFとCRNの違いは?

ラレーのCR(カールトン)シリーズには、CRFの下にCRNと言うモデルがありますが、4万円以上もの価格差があり、CRFを検討している中には、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まず、価格面で大きな差がつきがちなコンポーネントですが、CRFはシマノ105系、CRNはその下のティアグラ系と、順当なグレードダウンが図られています。

ただ、このコンポーネントだけでは、価格差は1万円以下のため、それ以外は、フレームが価格差の主な要因となっています。

CRNのフレームで、他車でも使用されているのは、工業規格4130という汎用規格の、クロモリパイプフレームです。

同じく、ラレーのクロスバイクなどにも使用されている、安価でかつ信頼性の高いパイプです。

一方、CRFに使用されているのは、イギリス製レイノルズ社ブランドの、131というモデルです。

このパイプは、マンガンが含有されたマンガンモリブデンという素材で、クロモリよりも強度が強いことから、フレームの肉厚を薄くし、軽量化することが可能です。

このフレームの違いや、フロントフォークがカーボンとなることなどで、重量を比較すると、約500gほどCRFの方が軽く仕上がっています。

たかが500gと思う方もいるかもしれませんが、ロードバイクの世界では「100gの軽量化にかかるのは1万円」と言われていることからすれば、すでに、価格差以上の軽量化が、CRFではなされていることになります。

また、フレームの素材の違いについては、ロードバイク初心者には分かりにくい部分もありますが、コンポーネントの105とティアグラでは、初心者でもわかるほど操作感が違います。

さらに、500gの軽量化と、インプレでも評価の高いレイノルズ131フレームがついているのであれば、CRFの方がコスパが良いと言えるのではないでしょうか。

最新のロードバイクに引けをとらないラレーCRF

実は、ラレー社は幾多の企業買収を経た後、自転車の製造は行っておらず、現在は商標権のみを管理している会社となっています。

日本では、老舗メーカーのアラヤが商標権を保有し、ラレージャパンとして、独自に自転車を開発、販売しています。

このあたりも、BMWに買収されてブランド名だけ残ったミニと同じく、イギリス車らしいと言えるのかもしれません。

ラレーCRFもミニと同じく、クラシックな雰囲気を残しながら、中身はモダナイズされ、最新のマシンにも引けをとらない性能を誇るロードバイクです。

レーパン、ジャージでガンガン走るだけではなく、ツイードのジャケットを着て、街中を優雅に走っても似合ってしまうところが、ラレーCRFの最大の魅力ではないでしょうか。

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