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自転車に最適なホームセンターで買えるパーツクリーナーは何

2017.8.9

自転車を使用していると、いつの間にか蓄積されている、泥はねや油汚れ。

これらを放置していると、走りに影響するばかりか、パーツの寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。
こまめなメンテナンスを心がけたいところですが、いちいち分解や組立を伴うようでは手間が掛かります。

そんな時に便利なのが、ホームセンター等で安価に販売されているパーツクリーナーです。

今回は、便利なパーツクリーナーについてご紹介します。
適切に使用して、愛車をキレイに保ちましょう。

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ホームセンターで販売されているパーツクリーナーとは

まず初めに、パーツクリーナーと言われる製品がどういった物なのかについて、ご説明していきましょう。

ホームセンターへ行ってみると、DIYや工具などと共に販売されている事が多いです。
その中に、金属部品の汚れを落としたり、油分の洗浄などを目的として使用される製品があります。

それら洗浄などを目的として使用される製品を総称して、パーツクリーナーと呼んでいます。

製品によっては、ブレーキクリーナーなどの名称で販売されている物もあります。

パーツクリーナーの形状は、基本的にスプレー缶タイプです。

オイルスプレーなどと形状が似ているので混同しがちですが、用途はむしろ間逆なので間違えないように注意しましょう。

店舗の規模にもよりますが、このパーツクリーナーは本当に多くの製品が販売されています。

それだけ便利で多くの方が利用するということでもありますが、種類が多いとどれを買ったら良いのか迷ってしまいますよね。

次からは、パーツクリーナーを大まかに分類して、自転車を整備する箇所ごとにおすすめの物をご紹介していきます。

速乾性のパーツクリーナーは自転車以外にも!ホームセンターでの商品数も一番

まずは、最も溶剤の乾きが早く、オールマイティに使用できる速乾性のパーツクリーナーをご紹介します。

速乾性や超速乾などと言われる製品は、スプレーで溶剤を吹き付けても、数秒で気化してしまうほど乾きが早く、拭き取る必要が殆ど無い特徴があります。

その為、溶剤の影響で劣化する可能性のある、プラスチック樹脂やゴムなどの部品にも、ある程度使用できるという利点もあります。

自転車整備の目的のみならず、様々な物の洗浄に使用できる汎用性の高さから、ホームセンターで販売される製品の中でも、この速乾性のものは最も数が多いです。

しかしながら、溶剤が汚れを溶かす前に乾いてしまうため、あまり強い洗浄力は期待できないというデメリットもあります。

付着して間もない泥汚れや油汚れには使えても、固着してしまった汚れには太刀打ちできません。

そのため、速乾性のパーツクリーナーは、表面に付着した汚れをスプレーの勢いで吹き飛ばす、という用途で使用するのが正しい使い方と言えるでしょう。

更に速乾性ならではのデメリットがもう一つあります。

それは、溶剤を吹き付けすぎると、部品が急激に冷却されてしまうという点です。

速乾性のパーツクリーナーは、上記の通り数秒で溶剤が気化します。
その際、気化熱によって吹付け箇所が急冷されます。

程度によっては、部品の表面が凍ってしまうほど冷えることもありますし、これが原因で部品が劣化することもあります。

速乾性のパーツクリーナーを使用する際は、長時間吹き付けすぎて、パーツを冷やしてしまわないように注意しましょう。

自転車のチェーンやスプロケット洗浄には中乾性のパーツクリーナー

先ほどご紹介した速乾性の物よりも気化しづらく、洗浄力が若干ましている物が、この中乾性のパーツクリーナーです。

速乾性ほどではありませんが、ホームセンター等でも多くの製品が販売されています。

中乾性パーツクリーナーは、その名の通り、速乾性と後にご紹介する遅乾性の中間に当たる性質を持っています。

溶剤を吹き付けると、部品の表面に溶剤が付着し、一定の時間パーツ上に留まって付着した汚れを溶かして浮かせます。

浮いた汚れは、ウエス等で拭き取る事で、速乾性よりも確実に汚れを除去する事が可能です。

速乾性のパーツクリーナーが、汚れを吹き飛ばす物であったのに比べて、中乾性の物は汚れを拭き取るという使い方になります。

溶剤が部品上にとどまる時間が長くなるため、樹脂部品やゴム部品への影響は大きくなります。
ベアリングのシールやパッキンなど、自転車では思わぬ所に樹脂やゴムが使用されています。

中乾性のパーツクリーナーを使用する際は、吹付け箇所の周辺にそのような材質の部品が無いか、注意しながら使用すると良いでしょう。

おすすめは、スプロケット周辺やチェーンの洗浄に使用する事です。

これらの部品が適切に駆動するためには、一定の油分が必要ですが、そのため日々の汚れも付着しやすい箇所と言えます。

真っ黒の油が表面に付着したチェーンなんて、触るのもためらわれますよね?

そんなときには、中乾性のパーツクリーナーを吹き付けてみてください。

しっかりと汚れを浮かせ、部品と部品との間に入り込んだ余剰油も、しっかりと溶かしてくれます。
ほんの僅かな時間で汚れを除去できますから、日々のメンテナンスが楽しくなること間違いなしですよ。

遅乾性のパーツクリーナーは自転車内部の頑固な油汚れに

最後にご紹介するのが遅乾性のパーツクリーナーです。

言葉の通り乾くのが遅く、製品によっては全く乾かないといっても過言ではない物もあります。
その反面、汚れを浮かせたり溶かしたりと言った、洗浄力はとても高い製品が多いです。

時間が経過し、固着してしまった油汚れを除去するのは、この遅乾性のパーツクリーナーが向いています。

長時間部品上に留まって、汚れを分解する性質の製品であるため、樹脂製品に付着してしまうと部品を傷める可能性も高いです。

樹脂製品でなくとも、自転車のフレームの塗装面に影響が出てしまう製品もあるため、使用しても大丈夫なのかしっかりと確認することが重要です。

大抵の製品は、スプレー缶の裏面に成分表示とともに、仕様に関する注意などが記載されていますから、初めて使用する製品の場合は、面倒でも一読しておくことをおすすめします。

ホームセンターで販売されている製品の中では、比較的高級な物が多く、安価な製品ではあまり見かけないように思います。

それでも1缶1000円以下で購入できますから、評判の高いものを1つ持っておくと、定期的なメンテナンスの際に力を発揮するでしょう。

汚れがひどく、固着してしまったチェーンなどの駆動部を、分解してつけ置きするといった場合。

または、劣化して固くなってしまったグリスを除去する場合など、基本的に固形の汚れや油分を、溶かし落とすといったシチュエーションでの使用がおすすめです。

パーツクリーナー?灯油?ホームセンターの製品ならどっちがおすすめ?

ここでは目先を変えて、チェーンの洗浄には、パーツクリーナーと灯油のどちらが良いのか考えてみましょう。

自転車のチェーンは、上記の通り汚れが非常に溜まりやすい部分でもあります。

さらに自転車の駆動に直接関わる部品ですから、洗浄の効果が走りに影響しやすく、メンテナンスの成果がわかりやすい部位でもあります。

そんなチェーンの洗浄というと、昔から灯油やガソリンなどの揮発油が使用されてきました。

チェーンを自転車から外し、ペットボトルなどの密閉容器に入れ、そこに灯油を適量入れます。

あとはシェイクするなり、つけ置くなりしておくことで、汚れが灯油に溶け出し、チェーンの油汚れが除去されるという使い方です。

灯油で洗浄するメリットは、何と言ってもその価格でしょう。

地域や販売店舗にもよりますが、基本的に1リットルあたり100円以下で購入できますから、パーツクリーナーと比較すると圧倒的に安価で購入できます。

灯油用のポリタンクもホームセンターには売っていますから、パーツクリーナーと比べて購入しにくいということもありませんね。

デメリットとしては、スプレーで吹き付けるパーツクリーナーとは違い、基本的に部品を浸すといった使い方になりますので、部品を分解する必要があるという点です。

部品によっては分解、組立に専用の工具を必要とする場合もありますし、知識がないと初心者ではなかなか難しいこともあります。

また、洗浄に使用した後の灯油の処理も問題です。

基本的には廃油としてガソリンスタンドや販売店等に引き取ってもらう必要があるので、手間という意味ではデメリットが大きいと思います。

安価で大量に購入できる反面、使用には手間がかかる灯油か、手軽に使用できる反面、少々高価なパーツクリーナーか。

どちらかが完全に有利というわけではありませんから、使用する環境に合わせて選択していくと良いでしょう。

パーツクリーナーを使用する際に知っておきたい注意点

ここまでパーツクリーナーを使用するメリット、デメリットをいくつかご紹介してきましたが、パーツクリーナーを使用するにあたって知っておいて欲しい注意点があります。

自転車や、それ以外のものに使用する場合にはこれからの注意点を守りましょう。

まず第一に、パーツクリーナーは圧縮ガスを利用して溶剤を吹き付けます。

つまり火気厳禁です。

密閉された室内や、火のそばで使用すると、火事の原因になったり、最悪爆発などの危険性もあります。

使用する際はもちろん、保管場所も、直射日光が当たらない暗所や、子供の手の届かない場所に保管するなど、十分に注意するようにしてください。、

第二にパーツクリーナーの洗浄力は強力です。

その為、部品にとって必要な油分まで落としてしまいます。

特に速乾性のパーツクリーナーを使用して、油分を全て落とした所に、急冷による結露が発生した場合、部品表面にサビが発生してしまう場合もあります。

こうした事が起こらないよう、パーツクリーナーを用いて洗浄を行った後は、しっかりと油を塗布して上げるようにしましょう。

ホームセンターでパーツクリーナーを購入する際に、同時にオイルスプレーなども購入しておくと、スムーズに作業ができると思いますよ。

最後に使用し終わったパーツクリーナーの空き缶を処分する際の注意点です。

パーツクリーナーも含めたスプレー缶ボトルを処分する際は、しっかりと内部のガスを抜いてから捨てないと、思わぬ事故に繋がる可能性もあります。

内部のガスを抜く際は、周囲に火の気がないことを確認して、屋外などの風通しの良い場所で行うようにしましょう。

自治体によっては、ガス抜きを行った後、缶に穴を開けないと処分できない場合もありますから、自治体の指定する方法に則って、適切に処分するようにしてください。

自転車の整備をする時に便利なパーツクリーナー

パーツクリーナーについてご紹介させて頂きました。

ホームセンターでは、汎用的なパーツクリーナーの他に、自転車での使用に合わせて成分を調整した物も販売されています。

多くの製品がラインナップされていますから、自分にあった製品を見つけて、あなたの自転車ライフをより楽しいものにしてみてください。

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