scottのfoil40!エアロロードバイクをリードするfoil

scott(スコット)は、本格的なライダーにとって憧れのメーカーなのではないでしょうか。

弱虫ペダルでも人気キャラクターが乗っていましたね。

scottのfoil(フォイル)は空力性能に優れたモデルです。

中でも、コスパがいいといえるのはfoil40でしょう。

scottのfoil40が気になる、という方のためにくわしくご紹介していきます。

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scottはどこの国のメーカー?輝かしい歴史

scottはもともとはスキー用品も扱っていたスイスのメーカーです。
foil40のご紹介の前に少しscottの歴史を振り返ってみましょう。

scottが自転車の開発に乗り出したのは1986年頃です。

速さへのあくなき探求心が実を結び、そのわずか3年後には、世界最大規模のロードレース、ツール・ド・フランスで初勝利をおさめてしまいました。

それ以降もscottは世界初、世界NO.1を目指し続け、ついに実現したのは2004年のことです。

フレームの重量が880gという世界最軽量のCR-1を開発したのです。

それにより、scottは一躍トップメーカーの仲間入りを果たしました。

現在でも、このCR-1は高く評価されています。

カーボンフレームの人気に拍車をかけた一台といえるでしょう。

その後もscottはさらなる高みを目指し、2007年にはより軽いレーシングモデル、ADDICT(アディクト)を発表します。

そのフレーム重量はなんと790g、軽量化という点で、scottは他のメーカーから頭一つ飛びぬけている存在でした。

超軽量フレームという点で成功をおさめた同社が次に掲げたのが、エアロダイナミクスというテーマです。

同社はメルセデス・ベンツのF1チームとタッグを組み、風洞実験などを行いこだわり抜いて、foil(フォイル)を生み出しました。

foil40は剛性を保ちつつ優れたエアロ効果を発揮する、カムテール形状をいち早く採用し注目を集めました。

エアロロード界に革命を起こしたscottのfoil

scottのロードバイクはどれも細部まで丁寧に作られています。
オーバーホールしても、パーツを外さないと見えないような部分まで美しく仕上げられ、こだわりを感じます。
また、カーボンフレームの塗装の質も良く、色落ち、黄ばみが起こりにくいのもうれしいポイントです。

では、ここで注目するscottのfoilをくわしくご説明していきます。

従来のエアロロードと言えば、「NACA断面」と呼ばれる翼断面形状を使っているものでした。

翼断面形状の平べったいフレームは、空気を切り裂くようなデザインで、他のロードバイクと比較して、空気抵抗低減効果に優れていました。

ただ、問題点もあり、縦に高く横に薄いチューブをもつエアロロードは、縦横の剛性バランスが取りにくく横風の影響も受けやすいものだったのです。

快適性や反応性を保ちつつ、いかにしてエアロ効果を実現するか、ということはエアロロードの課題だったのです。

しかし、foilの登場により、こうした問題点は克服されました。

foilのカムテール断面のチューブ形状は「F01テクノロジー」と名付けられ、縦横の剛性バランスも実現しつつあらゆる方向からの風を受け流す革命的な技術でした。

また、CR-1の製造でつちかわれた軽量化の技術も活かされ、まさに羽のように走ることができるロードバイクとして人気を集めました。

foilは、エアロロードの中で一歩先を行くものとなったのです。

scottのfoil40は、このfoilシリーズの中では弟分的な位置になります。

scottのfoil40がデビューした時を振り返る

scottのfoil40は、2011年に市場に登場しました。

当時のfoilの7つのグレードの中ではfoil40は下位でしたが、シマノ105仕様で、他のグレードにも引けを取らない性能です。

32万という値段で売り出されましたが、購入した人はそれだけの価値を感じたはずです。

当時、実際に初めてfoil40のダウンチューブを見て、新鮮な感動を感じました。

それまでの最軽量モデル、”ADDICT(アディクト)”よりも整流効果が高く、エアロ効果がトップクラスのTTバイク、”PLASMA(プラズマ)”よりも軽い、scottの技術を詰め込んだのが、foilだったのです。

同時に、シマノDURA-ACE仕様の“foil 10″“foil TEAM ISSUE(フォイル チームイシュー)”なども販売されました。

“foil 10″からは完成車ではなく、フレームセットで販売されていました。

また、foilのカーボンフレームは、アディクトと同じくしなやかな”HMF”と剛性があり、軽量な”HMX”に分かれますが、このFOIL 10からはHMXグレードになっています。

採用されているホイールやタイヤなど、コンポーネント以外のパーツも、グンとグレードアップしたものになっていました。

さらに、foilシリーズのトップとして、電動DURA-ACEを採用した”foilPREMIUM(フォイル プレミアム)”ですが、130万近い値段で売られてたのです。

フレームの強度を増しながら数グラム単位までこだわって軽量化され、まさにプレミアム仕様のロードバイクといえる性能であったのは確かでしょう。

scottのfoil40の魅力!オールラウンド的なロードバイク

scottのfoil40の魅力はエアロロードでありながら、万能さを感じる性能です。

実は、エアロロードの効果に疑問を抱いている人は少なくありません。

空気抵抗を減らすなら、ポジションを変えたほうが効果があるとして、エアロロードに意味はないという主張もあります。

ですが、そんな意見を吹き飛ばすことができるのが、foilです。

foilは、エアロ効果の追求だけでなく軽さや剛性も両立し、エアロロードって重いもの、という固定観念を吹き飛ばすオールラウンド的なロードバイクなのです。

そのフレームは信頼できる硬さで、BB回りやヘッド回りの緻密な造りを際立たせているのも魅力です。

また、同じscottのアディクトと比べても、テーパードフォークの上部が太いため、ヘッド回りががっしりと力強いのが特徴です。

ハンドリングもキレがあります。

foilの下位モデルに乗ってみて思うことは、下位モデルでこれなら、上位のモデルはどれだけ優れているんだろう、ということだと思います。

レースで勝つためのロードバイクという緊張感がある、まさにハイブランドなロードバイクです。
こういった迫力はアディクトにも通じるものがあるかもしれません。

scottのfoilシリーズの進化!エアロ効果を追求し続ける

scottのfoilは今も確実に進化を続けています。

”foilPREMIUM”、”foilTEAM ISSUE”と、foil10、20、30のみのモデルチェンジで、残念ながらfoil40は含まれていませんが、2016年にフレーム形状が進化し、よりエアロ効果の高いものになりました。

スコットによると、初代のfoilよりも6W分、空気抵抗の削減を実現させ、平均時速45kmで40km走行した際、従来よりも27秒も速く走れるということです。

また、剛性や、快適性という点も進化していきます。

剛性の向上という点では、ヘッドチューブのコラム径を、1-1/4インチから1-1/2インチへと変え、それによってねじれ剛性が13.5%アップしました。

また、ハンドルバーステムパーツの幅が広くなり、ヘッドチューブとの接地面積を大きくなることで、より高いねじれ剛性を実現させました。

BBはPF86とすることによっても、剛性が向上し、さらに楽に走れるようになりました。

なんといっても効果が大きいのは、シートステーとフロントフォークの形状の変化です。

シートステーは薄型になり、フロントフォークは細身にすることによって、シートチューブ付近の垂直方向の柔らかさが86%もアップし、フロントフォークも11%弾性が向上しました。

foil40とアディクトで迷ったら!高速巡航性ならfoil

最後に、scottのfoilとよく比べられるアディクトについてくわしく書いていきます。

アディクトは、scott史上一番軽いフレームの『空力・快適性』をさらに高め、東レ社製のT-1000品番を加えて独自開発したカーボン配合クロスHMX-SLを採用しています。

シートステーとシートチューブとを連動させてしならせる事で、より快適に走ることができます。

そのため、ロングライドやスピードレースなど幅広く活躍します。

foilとアディクトの違いをとくに大きく感じるのは、ヒルクライムと、強い斜め方向からの向かい風の中を走った時です。

foilはエアロロードにしては軽いので、坂を登る性能が極端に落ちるわけではありません。

ただ、アディクトは圧倒的に軽いので、勾配のきつい坂を登る時はアディクトのほうが優れているといえます。

しかし、foilも上りで走りにくいというわけではなく、短い上り坂なら一気に登り切ってしまいます。

一方、向かい風、斜め方向からの風の中を走る時は、foilのほうが楽に走れます。

scottが検証を繰り返してきたエアロ効果が活かされ、フレームが風を切りさくように走って行く感覚を味わえるでしょう。

foil40は高速巡航性を重視する人や、パワーがある人、アディクトは登り坂での性能を重視する人、ヒルクライムメインで楽しみたい人に向いているロードバイクといえます。

scottのfoilはエアロ効果を重視する人向けのロードバイク

scottは軽量化を追求しCR-1の開発によってトップメーカーとして広く知られるようになりました。

また、より軽いADDICT(アディクト)や”エアロダイナミック”という空気抵抗に着目したテーマでfoil(フォイル)を送り出し、さらに成功を収めました。

foil40はfoilシリーズの中ではシマノ105仕様で、DURA-ACE仕様のfoil 10と比べると劣りますが、カムテール断面のチューブ形状は同じで、空力効果が期待できるモデルです。

また、エアロロードにもかかわらず軽く、オールラウンドに活躍できます。

風のように速く、爽快に走ることができる、おすすめのロードバイクです。