自転車のサドルカバーは手作りできる!オリジナルを作ろう!

自転車のカスタマイズといえば、パーツの交換や塗装などが思い浮かびますが、サドルカバーなら簡単にオリジナリティーが出せます。

可愛いカバーが沢山売られていますし、手作りもできるので最近とても人気です。

今回は、市販品の選び方からサドルカバーの作り方、アレンジの仕方までをお伝えします。

自転車のサドルカバーは何のため?

自転車のサドルにカバーをつけている人を見たことはありませんか?
サドルカバーは、自転車のサドルを保護し、汚れや劣化を防ぐ目的でつけられます。

誰でも自分の自転車を買ったら、長く使いたいと思うものですよね。

自転車を屋内にしまえる場合は別ですが、屋外で保管する場合は、サドルが意外と汚れます。

雨や風の影響でさびたり、傷がついたり、汚れたりするだけでなく、何もかけずに置いておくとそれだけで紫外線の影響も受けます。

あまり知られていませんが、紫外線によって塗装の光沢がなくなったり、色あせしたり、樹脂やゴム部分も劣化したりします。

使うときに外すのが面倒ではありますが、サドルカバーはこうしたことからサドルを守ってくれます。

また、長く使っているとサドルも傷んできます。
でも、自転車を買い替えたくないという場合に、サドルカバーをつければ快適に乗ることができます。

また、最近ではカスタマイズとして活用している方も多いです。

そして、サドルカバーは市販のものだけでなく、手作りもできます。
手作りのものならさらに愛着がわきますね。

市販の自転車のサドルカバーはどう選べばいいの?

サドルカバーは自分で手作りできるとはいえ、作るのは面倒という方や、すぐに使いたいから市販のもので十分という方も多いですよね。

ここでは、市販のサドルカバーを選ぶポイントをご紹介します。

自転車のサドルカバーは、色々なものが売られていますが、サドルを守るためにつけるのですから、強い風や雨にさらされても破れない、丈夫で、防水・撥水機能のあるものがいいですよね。

ポリエステルで作られているサドルカバーは、強度があり、耐水性も高いです。
雨による汚れやサビを防ぐのはもちろん、問題の紫外線にも強いので、カバーに最適です。

ポリエステル以外にも、ナイロンで作られたものもあります。
引っ張っても破れにくいので、こちらもおすすめです。

また、突風でカバーが外れ、どこかに飛んでいっては困りますよね。

その対策としては、サドルをすっぽり覆える、ピッタリとしたサイズを選ぶことです。

カバーにはゴムが入っていますが、カバーの下にストッパーやバックルなどがついていて、しっかりととめられるものなら、さらにおすすめです。

おしゃれなサドルカバーをご紹介!

市販のサドルカバーでは、あまり可愛くない柄になってしまうのでは・・・と思っていらっしゃる方のために、おしゃれでかわいいサドルカバーをご紹介します。

ネットショップなどでは、おしゃれなサドルカバーを沢山見つけられます。

株式会社エールが製造•販売をしているサドルカバーはサドルカバーではなく「チャリCAP」と呼んでいます。
手作りしたいけれど好みの生地がないという時は、これを利用してみるのもいいですね。

1.キャラクター系 のびーるチャリCAP シートカバー

これは、かわいいキャラクターのサドルカバーです。
値段も1000円程度とお手頃なものからあるので、人気があります。

色も地味なので、お子様の自転車だけでなく大人も使えるのが嬉しいですね。

2.のびーるチャリCAP シートカバー チェッカー

これは白黒のチェック柄で、男女どちらでも使えそうです。
ワンポイントの星がアクセントになっています。

3. のびーる チャリCAP 迷彩

迷彩柄はインパクトが抜群です。
これなら男性でも使えますし、これなら自転車のサドルが渋くてかっこよくなりますね。

手作りのサドルカバーは市販品とどう違う?

手作りのサドルカバーが市販のものと違う点は、やはり誰とも違う、自分だけのオリジナルのカバーが作れるということです。

市販のものをアレンジせずにそのままつけた場合、同じものをつけている人がどこかにいるということになります。

人と同じでも気にしない方ならいいのですが、こだわりのある方は、サドルカバーでも自分だけのものがいいですよね。

そういった方には、サドルカバーを手作りするのはメリットが多いです。

生地から選ぶのも楽しいですし、ミシンを使って作る方法もあれば、あえて手縫いで作る方もいらっしゃるかもしれません。

季節に合わせて何種類もカバーを作って、季節ごとに変えて楽しんだり、生地をデザインするところから始めるなんていうことも、人によってはできることでしょう。

自転車の楽しみ方は、街乗りツーリング、パーツの交換やメンテナンスだけにとどまりません。
こうしたカスタマイズも、自転車との生活に楽しさを与えてくれますね。

わくわくするサドルカバーを手作りする方法を、次からいよいよご紹介します。

自転車のサドルカバーを手作りしてみよう!

では、ミシンを使って、自転車のサドルカバーを手作りする方法をご紹介します。

サドルカバーは、サドルの形に生地を切り取り、座面部分と側面部分をミシンで縫い合わせて作ります。

そして、下の部分にゴムを通せば完成なので、意外と簡単です。
スムーズに行けば30分程度で作れます。

生地は、防水加工のものを使うのが楽なので、生地を探すときは、防水加工済みのものから選ぶといいです。

もし、防水加工済みのものに気に入った生地がなくても、普通の生地に防水スプレーをすれば使えます。

生地が決まったら、以下の手順で作っていきます。

1.サドルの形を型紙にとる

形がわからないと作れないので、厚紙を使って、サドルの座面と側面の形を書き出します。

2.型紙に沿って、生地を切る

型紙ができれば、裁ちばさみで生地を切っていきます。
縫いしろを残して切るのがコツです。

3.切った生地をミシンで縫い合わせる

きれいに縫い合わせていきます。
ゴムを通す部分も忘れずに作りましょう。

3.ゴムを通す

ゴム通しなどを使って、ゴムを通し、端を結べば完成です。
ゆるすぎず、きつすぎない強さに調整してください。

100円ショップのカバーをアレンジすれば、簡単に手作り感を出せる!

100円ショップで売られているサドルカバーを使っても、アレンジ次第でオリジナルのものができますよ。

最初から手作りするのはハードルが高いけれど、市販のものをそのまま自転車につけるのではつまらない・・・という方にはぴったりの方法ではないでしょうか。

それも100円ショップのカバーは、意外と侮れません。
生地だけでなく、それにクッションが元からつけられているものがあります。

カバーを外さずにそのまま乗れるので、これは便利ですよね。

また、100円ショップに置いてあるサドルカバーは無地のものが多いですが、それを逆手に取れば、いくらでもアレンジができます。

例えば、100円ショップの無地の生地に、自分の好きな他の生地を貼りつけるだけでも自分だけのカバーが作れますよね。

無地を生かすなら、その生地を星の形に切り抜いて貼りつけても個性的なカバーになります。
カバーも可愛くおしゃれにしたい方に、おすすめのやり方ですね。

これは不器用な方でも挑戦しやすく、驚くほど簡単なので、ぜひ試してみてください。

自転車のサドルカバーはカスタマイズアイテム!

サドルの汚れを防ぐという目的で誕生した自転車のサドルカバーですが、最近は、カスタマイズとして活用されているのですね。

パーツ交換などは女性には難しいですが、カバーは生地を選べば作れますし、アレンジもできて作る楽しみが味わえます。

おしゃれなカバーをつけて、もっと自転車でのお出掛けを楽しみましょう!