自転車のクランク取り付けは工具の種類さえ知っておけば簡単!

自転車のクランクの傷が気になってきた、またサビもあるので交換したい。

そのような場合はクランクの交換がおすすめです。

交換作業は、取り外しも取り付けも手順は似ているのですが、それでも作業が難しいのではないとか思っている人も多いと思います。

それはクランクに種類があることが原因なのではないでしょうか。

しっかりと違いを理解しておけばクランクの着脱はそんなに難しいものではないと感じられるはずです。

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自転車のクランク取り付けには、専用工具が必要

自転車にクランクを取り付けるには普通の工具の他に専用工具が必要になります。
そして、場合によって用意するべき工具が異なります。

一般的には専用工具である「コッタレス抜き」を用意する必要があるでしょう。

その場合は、クランクがボルトでも固定されています。
そのボルトを外すためには、ペダルレンチがあったほうが良いかもしれません。

そして、コッタレス抜きを使うにしても力強く回すためにモンキーレンチも必要になります。
まとめると普通なら最低でもコッタレス抜きとモンキーレンチが必要になります。

ホローテック2と呼ばれるクランクには、コッタレス抜きは不要です。

ホローテック2では六角ではなく独自の形状をしているので、シマノの専用工具であるクランク取り付け工具というものが必要になります。

また、六角ネジでも固定されているためアーレンキーが必要になります。
つまり、ホローテック2の場合に必要になる工具は、アーレンキーとクランク取り付け工具が必要になります。

そのようにクランクよって必要になる道具が異なるので注意しましょう。

クランク交換!まずは取り外し

ママチャリなど多くの自転車で使われているのは、コッタレス抜きを使うタイプのクランクです。

また、クランクを新しいものに交換したいという場合は、まずは外さなくてはいけません。
クランクの取り付けは外し方の逆を行えば良いので、まずは外し方から整理していきましょう。

クランクを外すには、最初にクランクキャップを外さないといけません。
マイナスドライバーのように先が尖ったものを指して、最初にクランクキャップを外しましょう。

そうするとナット(もしくはボルト)が見えてくると思います。
これはコッタレス抜きの六角のほうで外せます。

コッタレスの六角側を挿し込んで、モンキーレンチを使って回していきましょう。
サビがあると硬くなっているのですが、体重を乗せて力を加えると外せると思います。

また、クランクのナットはペダルレンチでも外せます。

ペダルレンチならモンキーレンチを使わずにそのまま回せるので作業が多少楽になります。
そのため、用意できるならペタルレンチを使うこともおすすめします。

クランク交換!取り外し方、後編

ペダルレンチかコッタレス抜きの六角側でクランクのナット(もしくはボルト)を外しても、それだけでクランクが外せるわけではありません。

ここからがコッタレス抜きの本領発揮です。
コッタレス抜きは、四角形の軸にはまったクランクをネジの力を利用して取り外すための工具です。

クランクの六角側の反対側、ネジ山があるほうをクランクに回して取り付けていきましょう。
十分に入ったら六角側を回していきます。

締める方向に回していきましょう。
内部で軸が押されることになり、クランクを外す方向に力を加えることができます。

力を加えるのにクランクが動いてしまうでしょうから、クランクを片手で掴んで、他方でンキーレンチを回していくのが良いでしょう。

しばらく締め続けると、自転車からクランクが外せるはずです。
そのようにして片方のクランクが外せたら反対側のクランクを外しましょう。

クランクキャップを外して、ナット(もしくはボルト)を外して、コッタレス抜きでクランクを外せるようになるはずです。

ただし、チェーンがある側は、予めチェーンを落としておくことをおすすめします。
チェーンがついていると邪魔なだけなので、チェーンはフレーム側に落としてから作業しましょう。

自転車のクランク取り付けは、角度に注意

コッタレス抜きを使う場合は、BBまで外さないならば、自転車に軸が残っているはずです。

つまり、クランクはチェーンリングとクランクが一体になったもの、それから左側のクランク、その2つのパーツになります。

それを新しいものに交換するという場合、クランクの取り付けなら取り外しの手順の反対を行えば良いです。

クランクを四角形の軸に入れて、ナット(もしくはボルト)で固定して、最後にキャップをつければ良いだけです。

しかし、そこで注意なのが、クランクの取り付け角度です。
クランクが左右で180度となるように取り付けてください。

四角軸なので細かい角度を選ぶことはできませんが、それでも取り付けてみたら、角度が90度で回せない角度で取り付けてしまうことがよくあるので注意してください。

しっかりと角度を合わせてから取り付けていくわけですが、さらにグリスアップもしておくとなお良いです。
通常グリスは潤滑のために使うものですが、今回は水分が入らないようにすることが目的です。

そのため、粘度の高いグリスをネジ山に塗ってください。

つまり、ナット(もしくはボルト)に塗っていくことで、水分が入り難くなり、サビずに次回の取り外しが楽になります。

自転車のクランク取り付けは、チェーンにも要注意

クランクにナット(もしくはボルト)を取り付けていくわけですが、意外と力がいるかもしれません。
そして、力を加えようにも自転車が動いてしまってなかなか作業が進まないこともあります。

そのような場合は固定できる台を用意することで改善するでしょう。
壁に前輪を押し当てておくことでも自転車が動き難くなります。

もしくは友人や家族に手伝ってもらえるなら自転車を支えてもらうと良いでしょう。

しかし、注意はそれだけではありません。

チェーンリングの歯数が、交換前と異なっているとチェーンの長さに過不足が起こるようになります。
つまり、チェーンの調整が必要になることがあるのです。

チェーンの長さを調整しなければならない場合は、専用工具であるチェーンカッターが必要になります。

チェーンテンションが高すぎると加速性能に悪影響が現れるので、チェーンは少し余裕があるくらいに調整していきましょう。

下側のチェーンを持ち上げてみて、フレームに当たらない程度にしておきましょう。

そして、チェーンが足りない場合は、チェーンを交換しなければなりません。

チェーンの交換、チェーンの調整、いずれにしてもチェーンカッターは必要になるためチェーンリングの歯数を変える場合はチェーンにも注意してください。

ホローテック2の場合はクランクの取り付けがより簡単

ホローテック2の場合のクランクの取り付けは、コッタレス抜きを使うよりも簡単です。

ホローテック2は、小さい2つのネジ、軸を固定するボルト、ツメ、それらで固定されています。
使う工具はアーレンキーとクランク取り付け工具であり、その2つ以外の工具は必要ありません。

そして、ホローテック2はクランクの形状が特徴的で、チェーンリング側に軸がついています。

自転車への取り付けでは、軸にグリスを塗っておくことを忘れないようにして、チェーンリング側から差し込んでください。

そして、180度をしっかり意識して左側のクランクを差し込みます。
それから左側のクランクの付け根、ネジの間に隙間があるのが見えると思います。

そこには落下防止用のツメが入っているので忘れずに下げておき、ツメでも固定しておきましょう。
そしてボルトを先に装着、クランク取り付け工具で締め付けていきます。

最後にネジの固定です。

指定トルクは、クランクにも記載されているので守るようにしましょう。
そして、左右交互に締めていくことがコツです。

左右交互に締め付けることで均等に締め付けることができます。

クランクの着脱は難しくない

普通のクランクとホローテック2というクランクがあるというのが、クランクの着脱が難しいと考えてしまう原因だと思います。

しかし、コッタレス抜きの使い方を知っていれば簡単ですし、ホローテック2に関してはより簡単に着脱が可能となっています。

つまり、クランクの着脱に関しては、そんなに難しい話ではないということです。

それにBBまでいじるわけではないので作業も多くなく気軽に行えるでしょうから、自分でクランクの交換やオーバーホールを行うことを考えてみてはいかがでしょうか。