ホイールバランスが歪むとスポーツバイクにどう影響する?

スポーツバイクに乗っている人ならば、ホイールバランスを聞いたことがあるのではないでしょうか?

実は、このホイールバランスは、運転をする上で、とても重要な部分になってくるのです。

今回は、そのホイールバランスを正しく取ることで、どんな効果が得られるのかご紹介していきます。

ホイールバランスにはどんな意味がある!?

自転車やスポーツバイクにとって重要なポイントのひとつがホイールバランスです。

これが崩れていると、乗っている間も車体が不安定になっていることがはっきりと伝わってきます。
きちんと調整すれば揺れが収まり、異音などが聞こえることもありません。
ホイールが秘めている性能も十分に発揮することが出来るでしょう。

ホイールバランスとは、タイヤを取り付けた状態で、ホイールの重さの釣り合いが取れているのかどうかを表したものです。

タイヤを付けたばかりのホイールは、一見すると安定しているように見えます。
しかし、実際は非常にアンバランスで、このままでは走りながらコントロールを取ることが難しくなり、消耗するエネルギーも普段より多くなるので、疲労が蓄積してしまいます。

ホイールバランスは、スポーツバイクでは重要視されていますが、ママチャリなどのような普通の自転車では、気にする人は少ないです。
そのため、ホイールバランスの調整を行わないまま、使っている人も多いと言われています。

しかし、それは自動車で言い表すとハンドルがぶれていたり、車体が揺れ動いている状態で高速道路を走っているようなものなので、とても危険です。
どんな自転車でも、調整は必ず行いましょう。

新品のホイールも実はバランスが取れていない!?

買ったばかりのママチャリやスポーツバイクのホイールは、実はバランスが安定していません。
振れに関しては取り除かれているものの、それ以上に影響を及ぼすものが「ホイールバランス」なのです。

ホイールバランスとは、重心がホイールの真ん中に来ているかどうかを表したもので、これが安定していなければ一定の速度に達した途端に激しく揺れ動き、周波数によってはホイールだけではなく、自転車やスポーツバイク全体が振動します。

そんな時は、メンテナンススタンドに設置した後、クランクを思い切り回してみて下さい。
クランクから手を離した時、あるタイミングを迎えると、後輪は回転し続けたままで自転車が揺れ出すでしょう。
ピークは6~70km/hですが、それ以下でも揺れることはあります。

この揺れが発生すると、自転車の速度は5~20%ほど落ちてしまいます。
機材や自転車ごとの差はあるものの、揺れが原因で走行に使うエネルギーを大量に消費しているという点は同じです。

そして、バランスが崩れやすい素材は、安いアルミではなく、高いカーボンであると言われています。

スポーツバイクのホイールバランスが歪んでしまう原因は?

スポーツバイクのホイールバランスが歪んでいたら、調整して安定させる必要がありますが、そもそも何故バランスは崩れてしまうのでしょうか。
原因として考えられるのは、3つほど挙げられます。

まずは、リムジョイントがアルミで作られていた場合、ピンジョイントや溶接のせいでバランスに乱れが生じることがあります。
高品質のカーボンでも、エポキシなどが均一になっていないと、重さに誤差が生まれます。

また、チューブの厚みやバルブ長、タイヤでも同じことが起こります。
スポークにコンピューターマグネットなどを取り付けていても不安定になってしまいます。

スポーツバイクを構成しているパーツは、全て重さが異なるため、車輪が回転を始めると、余計なモーメントを発生させます。
つまり、タイヤやマグネットなどの細かいパーツも含めた上でバランスを取らなければ、完璧なホイールにはならないのです。

それこそグラム単位でも違っていれば、スポーツバイクに振動を発生されてしまうのです。
しかし、乗り手や車体の重みと衝撃を吸収する機能のおかげでほとんどの人は気が付きません。

それでも、ホイールバランスを取ると、操縦が以前よりも滑らかに行えることをはっきりと実感することが出来るでしょう。

ホイールバランスを行う時期と注意点

スポーツバイクのホイールバランスの調整を行うタイミングは、タイヤやチューブの交換かパンク修理をした時に行って下さい。

例え同じメーカーの同じ種類の部品であっても、重さは多少の差があります。
ほんの少しの誤差でもバランスは大幅に狂うので、部品を新しいものに取り替えたら、必ず調整して下さい。

センサーマグネットやバルブキャップといった小物を取り付けた時も同様です。
ただし、前と同じ場所に、同じものを付けるなら調整の必要はありません。

タイヤに関しては、ホイールバランサーがあるので、極端なホイールロックをしない限りは均等にすり減っていきます。
使用限界が近付くまで、特に気にしなくても良いでしょう。

なお、シーラント剤が使われているホイールやチューブはバランスの調整が出来ないので、シーラント剤は入れないようにして下さい。
製品によっては、すでにシーラント剤を含んでいるものも存在します。

また、雨によってリムの中に水が溜まっていると、十分な効果が期待出来なくなるため、調整前には乾かしておきましょう。
調整した後に部品などを付け足した場合も、再度調整しなければなりません。

スポーツバイクのホイールバランスを取るならこれ!

スポーツバイクのホイールバランスを上手に調整したければ、ホイールバランサーを使うと良いでしょう。
これを使えば装置がデータ解析を行い、どの部分がどれくらいの重さに耐えられるのかを判断してくれます。

自転車専用のバランスウェイトというものも存在しますが、それ自体がかなり重いため、バランスを取る道具としてはほとんど役に立ちません。

また、ホイールバランサーの役割はあくまでもバランスを取りやすくするためのサポートなので、これさえあれば誰でも簡単に調整出来るというわけではなく、自分自身の経験と知識も必要となります。

ホイールバランスを取ると、自分の運転技術や路面の状態を正確に把握出来るようになり、ホイールが揺れ動くこともなくなります。
余計なエネルギーを消耗することもないので、今までよりもスピードを出しやすくなることでしょう。

さらにホイールの無駄な動きを抑えるために使われていたエネルギーが余るので、その分衝撃の吸収率が上がります。
すると、乗り心地が格段に良くなり、快適さも増します。

チューニングの中では、破格の恩恵を受けられるので、是非行いましょう。

ロードバイクのホイールに求めることとは?

ロードバイクのホイールは、エネルギーの伝達と、ブレーキを掛けた際の停止という2つの役割を担っています。

そこで形を真円に近付け、ハブの周りの抵抗力を減らします。
そうすることで常に停止することが出来るホイールを生み出せるのです。

どんなに脚力が強くても、肝心のホイールが弱ければ前には進まないため、強度を上げてやる必要があります。
しかし、ほとんどの場合、リムとハブ、そしてスポークを組み合わせているので、真円を保つというのはなかなか上手くいきません。

特にスポークはどれだけこまめにメンテナンスをしても、やがて張りを失い、弛んでしまいます。

するとホイールも歪んでしまいます。
歪みが少ないほど、ホイールの回転数は増えるので、1本でも調子の悪いスポークを発見したら、早めに取り替えて下さい。

重要なのは、真円に近付けることなので、重りなどを取り付けてホイールバランスを取ろうとしている人は、ホイールバランサーなどを使って正確なバランスを取って下さい。

ロードバイクはホイールバランスが重要

いかがでしたか?

ロードバイクなど自転車は、新品でもホイールバランスが歪んでいます。

もちろん、走行しているだけでも、ホイールバランスは歪んできます。

ホイールバランスを正しく取ることで、走りは劇的に変わるでしょう。

ぜひ試してください。