ロードバイクのタイヤを白色にするのはアリ?性能面と見た目

みなさんはロードバイクの見た目って気にしていますか?

性能も大事ですが、見た目も気になりますよね!

そこで今回は簡単に交換ができて、見た目もすぐに変えられるタイヤについて考察していきます。

基本的に自転車は黒いタイヤが一般的だと思いますが、今回は白いタイヤについて考えてみます。

ロードバイクもお洒落は足元から!?

初めてロードバイクを購入する時は、メーカーや価格、性能なども気になることでしょう。

しかし、まだそこまで自転車にこだわっていない場合は、見た目を気にして、気に入ったものを購入するというケースが多いのではないでしょうか。

その時に特に見る場所としては、フレーム、サドル、ハンドル、タイヤの色が目につくかと思います。

そして、完成車を購入する場合は、基本的にタイヤの色は黒色が多いでしょう。

このタイヤ一つ取ってもとても目立つ場所です。

他にハンドル、サドルの色も同様で、フレームの色と同じくらい目立つ場所でもあります。

ですので、それぞれのパーツどれを取っても、色で印象が大きく変わってくるのです。

そして、高いお金を出して買った自分の愛車に愛着が湧く頃には、カスタマイズもしたくなることかと思います。

これはロードバイクだけに限らず、自分の部屋や車、身の回りの物を変えたくなるものでしょう。

また、その頃には愛車も良い感じに走りこまれていて、タイヤも消耗してきている頃になっているかと思います。

タイヤは消耗品ですので、時期が来たら交換をする必要があります。

そこで、カラータイヤに交換することで、見た目を変えることができます。

色は様々で、黒の反対である白色も存在するので、ガラッと印象を変えることができるでしょう。

そのため、次ではロードバイクのカラータイヤを取り扱っているメーカーをご紹介していきます。

ロードバイクのカラータイヤを取り扱っているメーカーはどこ?

ここでは、ロードバイクのカラータイヤを取り扱っているメーカーを何社かピックアップしてみます。

●国内メーカー

・井上ゴム工業 (IRC)
・パナレーサー(panaracer)
・ブリヂストンサイクル (EXTENZA/DISTANZA)

●海外メーカー

・ヴィットリア (Vittoria/GEAX)
・コンチネンタル Continental
・シュワルベ (SCHWALBE)
・ミシュラン (Michelin)
・ユッチンソン (HUTCHINSON),

などがカラータイヤを取り扱っています。

また、ロードバイク用タイヤで取り扱いが多いカラーは、基本の黒の他に赤や白などが多くあり、他にも緑、青、黄色など多くのカラーが存在しています。

では、何故にロードバイクに限らずに自動車やバイクなどの車両のタイヤも黒いタイヤが多いのでしょうか。

なぜロードバイクなどのタイヤには黒色が多いのか

まず、自動車やバイクなどのタイヤと言ったら黒色を思い浮かべるのではないでしょうか。

ゴムだから黒い、と思っている方もいるかもしれませんが、実はもう少し具体的な理由があるのです。

タイヤに使われるゴムには、カーボンブラックと呼ばれる黒い炭素の粒が含まれているのです。

そのため、色が黒くなっているということになります。

このカーボンブラックは、黒色の着色材として、印刷インクやマスカラなどにも使われおり、カーボンブラックを混ぜることで黒いゴムができるそうです。

しかし、なぜタイヤにカーボンブラックを混ぜる必要があるのでしょうか。

その理由は、カーボンブラックを加えることでゴムの強度を高めることができるからと言われています。

このような理由から、耐久性の面などから、自動車やバイクに限らずロードバイクなどの自転車にも黒いタイヤが多く使われてるようです。

逆に考えますと、カラータイヤにはカーボンブラックの量を少なくしたり、塗料を塗ることで作られているために、おのずとこのカーボンブラックの量が少なくなっていることになります。

そのため、耐久性は黒色よりも劣ってしまうという話もあるのです。

ですが、最近では自動車の分野でも、カラータイヤ作りに力を入れてきている企業も出てきています。

20年ほど前からシリカという素材を使用して、タイヤを作るところも出てきており、自転車のタイヤにも、それが応用されているという話もあります。

ですので、全てのカラータイヤが黒色のタイヤに性能が劣るとは言い切れなくなってきています。

次では、全面白色のタイヤとサイドだけに色が入っているタイヤの場合の違いについてもご説明していきます。

全面白色のタイヤとサイドだけに色が入っているタイヤに違いはある?

ロードバイクのカラータイヤには、全面白色だったり、サイドだけに色のラインが入っているものがあります。

この違いによって、性能面で違いがあるのでしょうか。

やはり路面と多く設置している面は、カーボンブラックの入っている黒色の方が強度が強いとされています。

そのため、全面カラーのタイヤは、若干の強度不足と見られてしまうとの見解もあります。

その他にも、雨など路面が濡れてる場合には、グリップ力の低下も懸念されます。

このことから、全面タイプより、サイドのラインのみの方が接地面が通常のものと同じ場合は、強度が多少強いことになります。

ですが、最初の章でお伝えした通り、カラータイヤの性能も見直されてきています。

そのため、出てきた当初に比べると、性能もだいぶ上がってきていますので、その内に通常のタイヤと変わらないほどの性能になると嬉しいですね。

ロードバイクのタイヤを白にするデメリット

先程までは、カラータイヤ全体についてお話しをしていきました。

では、ここでは、カラーを限定して、「白色」の場合に性能面以外になにかデメリットはあるのでしょうか。

ロードバイクのタイヤを交換して、白色のカラータイヤにした場合のデメリットとして、気になっている方もいるかと思いますが、ズバリ「汚れが付きやすい」ということです。

確かにロードバイクは晴れた日ばかり、乾いた路面ばかり、綺麗な舗装路ばかりを走ることはそんなにないです。

朝は晴れていても、途中で雨が降り出してきたり、昨日の夜の雨が残っている水溜り、採石場近くの荒れた道などなど、このような道を1日に100キロほど走るだけでロードバイクは結構、汚れてしまいます。

他の色のタイヤよりも、汚れが目立ちやすいこともあり、カラータイヤの中でも白色の特徴としてのデメリットと言えるでしょう。

このことから、見た目の問題が生じることでしょう。

普段であれば、白ということで、見た目も良いでしょう。

そして、この色が生えるので、自転車が目立ちます。

しかし、その点汚れると、一気に見た目が悪く見えてします。

そのため、目立つことが汚れることでデメリットにもなってしまうのです。

ロードバイクのタイヤを白にすることによるメリット

ロードバイクのタイヤを白色のカラータイヤにすることにより、一番の変化は見た目でしょう。

これは、デメリットと同じ点ですね。

しかし、白い色というのは、良くも悪くもよく目立つです。

そのため、メリットにもデメリットにもなるということですね。

特にフレームやサドル、ウェア、シューズと自分のロードバイクの色との組み合わせによっては、美しく綺麗に映えると思います。

また、白いタイヤは黒いタイヤに比べると、視認性も高くなりますので、安全上を考えてもメリットとなります。

あとは、性能面でカラータイヤは、通常のタイヤよりも劣る可能性があるともお伝えしましたが、実は限定的な条件ではカラータイヤも使いやすい場合もあるのです。

たとえば、カラータイヤは乾いた路面ではグリップ力が高く、路面などの床にタイヤの跡がつきにくいといった特徴があります。

ですから、カラータイヤは雨が降ることがない屋内競技の自転車で使う場合には向いています。

そもそも、カラータイヤは元々、屋内競技用の自転車向けに開発されたタイヤでもあるとのことなのです。

ですから、環境や条件によって白いカラータイヤを使うのは、アリなのです。

また、しっかりと手入れができるのであれば、白は目立つメリットになります。

しっかりと手入れができるかどうかで、交換しても大丈夫か考えるのも良いでしょう。。

ロードバイクをカラータイヤの白でおしゃれするのもアリ!

これまで、ロードバイクのカラータイヤについて、性能面や見た目などのメリットやデメリットなどを書いてきました。

結局は、自分がどのようにロードバイクに乗りたいかが重要になります。

街乗りメインで、性能は二の次という感じであれば、見た目重視で目立つのも楽しいはずです。

白いタイヤでロードバイクをカスタマイズして、他の人とは一味違うロード乗りもカッコ良いですよ。

あとは、汚れのメンテナンスをすれば、カッコ良い状態をキープできます。

これからも安全運転で自転車生活をエンジョイしてくださいね。