ロードバイクのホイールは軽量で高性能ですが、高額なのがネックですね。
もちろん、それだけの価値のあるものではありますが、定価で購入するのを、ためらう金額であることは確かです。
そこで、1円でも安く購入するためには、ネット通販ということになるのですが、中でもポピュラーなのはamazonでしょう。
今回は、amazonのロードバイクのホイールの価格や問題点を調査してみます。
amazonでの商品購入方法
まずは、amazonでの商品購入方法を、簡単に説明しておきます。
amazonで商品を購入するためには、無料のアカウント登録が必要になります。
住所・氏名などの個人情報と、クレジットカードの登録(しなくても可)などをして、アカウントを作成します。
その際に設定したパスワードとアカウントで、商品の購入が可能になります。
代金の決済は、登録したクレジットカードで行いますが、コンビニや銀行のATMから現金で支払うことも可能です。
商品の購入は商品をカートに入れ、レジに進みます。
そこには、届け先の住所・氏名、クレジットカード情報が既に登録されていますので、あとは代金の決済方法を選ぶだけです。
購入した商品は、おおむね1週間以内には到着します。
書籍やCDなどの事前予約品は、発売日当日に手に入れることも可能です。
現在は一律、送料無料ではありませんが、ロードバイクのホイールであれば、まず間違いなく無料になります。
また、有料会員になると通常よりも早く届く「お急ぎ便」や、配達の日時指定ができるようになります。
amazonでロードバイクのホイールを検索してみよう
amazonのページに行くと、画面の一番上に検索バーがあります。
ここに、商品名やカテゴリ―名を入力して商品を探します。
ちなみに、「ロードバイク ホイール」と入力してみたところ、約1,800件がヒットしました。
中には、カバーやメンテナンスのための工具、ホイールにまつわる書籍などもヒットしますので、純然たるホイールだけではないです。
それでも、ほぼ全てのロード用ホイールが、網羅されているのではないかと思うような数です。
ホイールだけを見たい場合は、キーワードにメーカー名やクリンチャーなど、より具体的な情報を入れてあげると、ヒットしやすくなります。
ただし、この場合は、商品名にメーカーやホイールの種類の名前が入っていないものは、ヒットしなくなるので注意が必要です。
そのため、最も確実に自分のお目当てを見付けるには、商品名や型番も入れて検索することです。
例えば、カンパニョーロの人気ホイール「ゾンダ」を検索してみますと、ホイール以外もヒットしてしまうので、90件ほど該当します。
そこに「カンパニョーロ」を加えると、約20件まで絞り込めます。
古い世代のモデルや、ディスクブレーキモデルなどもあるので、まだ多めですが、だいぶ見やすくなります。
amazonでロードバイクのホイールを購入しても大丈夫?
amazonに限らず、通販サイトで商品を購入することに、抵抗を感じている人も少なくないでしょうし、私も10年ほど前まではそうでした。
「お金を先に払って本当に商品が届くのか?」
「偽物をつかまされるかも」
「市場価格より大幅に安いと言われているが本当なのか?」
こんな考えを持っていましたが、その思いは、あっという間に消えました。
その後の利用の中で、金銭的なトラブルや、偽物をつかまされたことは1回もありません。(そう思っているだけかもしれませんが…)
個人的には、過剰包装を何とかして欲しいと思ったことは数回ありましたが、十分に満足しています。
ただし、ロードバイクのホイールとなると、いくつか覚悟しなければいけないこともあるようです。
私はまだ、ホイールをamazonで購入したことがないのですが、インプレやカスタマーレビューを見ていると、いくつかの問題点が分かってきます。
amazonにおいてロードバイクのホイールは安いのか?
それでは、amazonでロードバイクのホイールを購入する際の問題点をまとめてみましょう。
まず、これが一番大きいと思いますが、最安値ではないです。
例えば、先ほども取り上げた「ゾンダ」ですが、amazonは定価から30%程度の値引きなので、約5万円で購入できます。
これでも十分だと思うのですが、海外の自転車専門通販サイトでは、40%以上の値引き率なので、4万円以下で買えてしまいます。
海外のサイトと言っても日本語ページがありますし、普段から利用しているクレジットカードも利用できます。
しかも、ホイールなら送料無料ですから、追加料金なども一切ありません。
ただし、品揃えはamazonのほうが圧倒的に豊富ですから、少々マニアックなものでも、購入できるメリットはあります。
また、海外のサイトは注文があってから海を渡ってくるので、商品の到着までに多少時間が掛かります。
1ヶ月とまでは言いませんが、10日~2週間は覚悟しなければなりません。
その点、amazonは在庫があれば、今日注文して明日到着ということもあります。
1週間も見ておけば、ほぼ間違いないでしょう。
そのため、急を要する場合は、amazonのほうが確実です。
通販サイトで購入したホイールは調整が必要
amazonでロードバイクのホイールを購入する問題点を考えていますが、通販サイト全体に言えるのは、届く商品の状態が、必ずしも良好ではないということです。
故障などの決定的な不具合なら、返品・交換という流れになりますが、そこまでには至らない調整不足が目立つようです。
昔からの暗黙の了解で、メーカーは販売店が調整をしてから、ユーザーに販売することを想定して出荷します。
しかし、販売店も人件費削減のため、調整をせずにメーカーから届いたものを、そのまま購入者の元に送ります。
その結果、調整不足のものが消費者に届いてしまう、という仕組みです。
もっとも、最近では実店舗においても調整をせずに、そのまま販売するところが増えているようです。
新品も調整ありきと、考えておいたほうが良いでしょう。
amazonで買ったホイールを誰が取り付ける?
また、これもamazonに限りませんが、ロードバイクのホイールを通販サイトで購入する場合は、取り付けをどうするか考えなくてはいけません。
実店舗で購入すれば、費用が掛かるかどうかは別として、交換は行ってくれるはずです。
しかし、昔ほどではありませんが、他店で購入したものの作業を、拒否するお店があることも事実です。
であるならば、自力でホイールを交換することをおすすめします。
先述したように、調整もしなければいけない可能性が高いのなら、そのついでに交換まで行ってしまいましょう。
ロードバイクのホイールは「クイックリリース」ですから、手で簡単に外すことができます。
交換作業は、古いホイールからスプロケットとタイヤを外して、新しいものに付け替えるだけです。
必要な工具は、「スプロケット外し」「モンキースパナ」「タイヤレバー」で、2,000円もあれば揃えられます。
お店にホイール交換を依頼すれば、ほぼ確実に2,000円以上は掛かりますので、コスト面でも優位です。
通販で安く購入できたのだから、少々お金を出しても、組み付けはプロにやってもらいたいという気持ちは分かります。
しかし、ホイール交換は本当に簡単な作業ですから、尻込みせず、ぜひやってみてもらいたいと思います。
ホイールは通販で買う時代が来ている!
今回は大手通販サイト「amazon」で、ロードバイクのホイールを購入することを考えてみました。
価格は、必ずしも最安値というわけではありませんが、偽物や粗悪品をつかまされる可能性は、極めて少ないと言えます。
また、注文から到着までのスピードは圧倒的に速く、急を要する場合は、非常に頼りになります。
自分で取り付けることが前提なら、amazonを含む通販サイトでの購入を否定する材料は、ほぼありません。