ロードバイクの見た目を意識すると、モチベーションも上がりますよね。
「オールホワイトカラーにして、目立つロードバイクにしたい」、「モノトーンでスタイリッシュなバイクにしたい」という方は、シートポストを白にする方法について知りたいと思うかもしれません。
この記事では、白いロードバイクの魅力と、デメリット、シートポストの交換方法について簡単にお伝えします。
見た目は大事!白いロードバイクのメリット
ロードバイクは、ブランドや、その性能に注目されがちですが、見た目だって重要です。
自分のスタイルに合わせてカスタムすると、より、愛着もわきますよね。
シートポストの部分を白くすることで、フレームのカラーリングとのバランスが取れると考えて、白いシートポストを探している方もいらっしゃるかもしれません。
また、どうせならオールホワイトのロードバイクにしたい、とお考えの方もいらっしゃることでしょう。
オールホワイトのロードバイクは、個性的ですよね。
ロゴも一切消してしまい、本当に真っ白になったロードバイクも極たまにですが、見かけることもあります。
このロードバイクであれば、インスタ映えすること受け合いですね。
そのため、SNSをご利用になる方は、さまざまな場所に出かけて写真に収め、特別な一台として自慢できます。
また、白などの明るい色は、夜間やトンネルの中でもよく目立ち、安心して走れるという点もメリットの一つですよね。
ちなみに、ナイトランは、ライトや反射材に気を付けて、慣れた道を走れば、夏場は涼しく快適ですのでおすすめです。
白いロードバイクにはデメリットもある
オールホワイトのロードバイクについてメリットをお伝えしましたが、デメリットもあります。
まずは、やはり傷や汚れ、オイルが目立つという点です。
もちろん他の色のロードバイクでも汚れますが、比較的カラフルな車体の方が目立ちにくいのは想像しやすいのではないでしょうか。
これは、一番のネックになるかもしれませんね。
サイクリストの方は、こまめにロードバイクをケアする習慣があると思いますが、これからロードバイクを始める初心者の方が、一番最初にオールホワイトにするのはおすすめできません。
ですが、逆に、すぐメンテナンスする習慣が付くと考えれば、良いのかもしれませんよ。
ご自分が、どの程度ロードバイクに時間を割けるのかを考えてみましょう。
また、カーボンフレームの場合は、黒の塗料のほうが若干軽いので、白にすると全体的に100gくらい重くなります。
本格的に速さを極めたい方は、この点にも注意しましょう。
さらに、シートポストやフレームは良いのですが、バーテープは明るい色にすると、どうしても手あかが目立ちます。
カラータイヤなどとの相性も難しく、カラーコーディネートしにくいのも難点です。
シートポストを白にしよう
いろいろとデメリットはありますが、シートポストを白にしたい、と思ったら交換は簡単にできますので、好きなシートポストを探してみましょう。
お近くのお店を訪ねるのも良いですし、ネットショップでも、シートポスト単体で販売されています。
もし、気に入った商品がない場合は、注文を入れておいても良いかもしれません。
妥協せず、美しいシートポストを手に入れたいものですね。
そして、どうせなら、もともとのシートポストよりも衝撃緩和性に優れ、軽いものを選びましょう。
リアキャリアが付けにくい、高いというデメリットはありますが、カーボン製が美しく、軽いので良いですね。
中には、高級感あるマット加工のものもありますが、マットになると、さらにメンテナンスは大変ですので覚悟してください。
シートポストの色が変わると、軽やかさが出ますし、見慣れたロードバイクも新鮮に思えるかもしれませんね。
また、新しいシートポストを購入する前には、規格に注意して、届いてから交換できなかったということがないように気を付けましょう。
ロードバイクのシートポスト交換方法
きれいで高品質な白いシートポストを選んだら交換していくのですが、ロードバイクのシートポスト交換をしたことがないという方のために、交換方法をご説明します。
作業は簡単ですが、カーボンは傷がつきやすいので慎重に行いましょう。
〇まずは準備
・レバータイプの場合
レバーを操作することでサドルが動きます。
ボルトで、サドルが上下に移動しないようにしておきます。
・アーレンキータイプの場合
六角レンチを使用し、ネジを緩めてサドルの高さが変わるようになっています。
シートポストの限界線より上に引き上げておきましょう。
〇シートポストを引き抜く
サドルの裏側に付いているネジを緩めて、サドルをゆっくり外していき、シートポストを引き抜きます。
〇新しいシートポストを差し込む
これまでの手順と逆に作業すれば大丈夫です。
新しいシートポストに傷が付かないように注意しましょう。
サドルも白くしたい?サドル交換方法
シートポストを交換する際に、サドルも白に交換してしまおうと計画されている方のために、ロードバイクのサドルの交換方法も載せておきます。
1本締めのものと、2本締めとでは、方法や工具が異なりますので、注意してください。
〇1本締めサドル
角度を決められる機構の金具に溝が刻まれているタイプです。
これについては、6mmのアーレンキーで上側の金具をギリギリまで緩め、レール部分を挟みこんでください。
その後、ボルトを軽く締め、角度を調整してから最後まで締めこみましょう。
〇2本締めサドル
前と後ろにボルトが付いたタイプです。
こちらは、まず、5mmか4mmのアーレンキーで、前後ろのボルトを限界まで緩めます。
そして、レール部分を挟んだら、前側のボルトを締め、後ろのボルトをねじ込んだ金具を押さえつつ、どれくらいの角度にするのかを決めておきます。
その角度が決まったら、ボルトを軽めに締めていき、調整を済ませた後、きつく締め付けてください。
サドルの角度は好みがあるかとは思いますが、地面と水平になるように設定すると良いでしょう。
メンテナンス専用のスタンドに載せて作業している場合、角度を決めるときは、スタンドから外すと繊細な調整ができますよ。
白いシートポストに塗ってしまおう
白いシートポストやサドルに交換する方法をご紹介しましたが、他にもロードバイクのシートポストを白くする方法はあります。
それは、塗ってしまうという方法です。
必要なものは全てホームセンターに売っていますし、高いシートポストを買うよりは安く済みます。
では、簡単に作業工程をご説明しますね。
・あらめの耐水ペーパー・サーフェイサー(ラッカーパテを薄めたようなもので傷消し・塗料の食いつきに効果あり)などで下地処理する
・白いカラーを塗る(シートポストを外し、スプレーで一気に塗ると簡単)
・仕上げにクリアを吹く
・細かい耐水ペーパーで磨き、コンパウンドをかける
このような手順になりますが、初めて行う場合はいろいろと不安なこともあると思いますので、分からないことがあったら、ホームセンターの店員さんに聞いてみると良いですね。
ほとんどの場合、DIYに詳しい方がいると思います。
白いシートポストにして気分一新!
白いロードバイクは目立ちますが、汚れが目立つのが難点です。
ですが、愛車の状態を常に意識しておけるので、大切に扱う習慣が付きますよね。
あれこれとマイナスに考えると何も変わらず、SNSなどで白のロードバイクを見るたびに、羨ましく思うかもしれません。
サドルやシートポストは、自分で簡単に交換できますので、ぜひ挑戦してみてください。
また、塗装するのも安く済みますのでおすすめです。
外見にまでこだわり抜いたロードバイクには、より愛着がわくことでしょう。