王者も愛用ピナレロ!プリンスはどれほど強いかブログで確認

ピナレロと言えば、ツール・ド・フランスで優勝した王者クリス・フルーム選手が乗るロードバイクです。

その優勝モデルであるピナレロのドグマの金型を用いて作られたのが、ピナレロのプリンスです。

アルプスの山々で輝きを見せたドグマと同じように、プリンスも日本の激坂で強さを発揮しているのでしょうか?

今回は、ピナレロのプリンスに乗る人のブログから、リアルな強さを確認してみましょう。

ピナレロはどんなメーカーなのか?

ピナレロは、1953年に創業されたイタリアの名門自転車メーカーです。
現在は創業者の2代目が経営し、ファッション業界大手のルイ・ヴィトングループの傘下にあります。

そんなピナレロの名を一躍有名にしたのは、1990年代にフレームを提供したミゲル・インデュラインの大活躍によります。

インデュラインのツール・ド・フランス5連覇は、ピナレロのレーシング・ブランドとしての地位を確立しました。

そして、2017年のクリス・フルームの優勝により、ピナレロは13回目のツール・ド・フランス制覇を成し遂げ、今やレース界を牽引する存在です。

優勝に貢献したフラッグシップモデルはドグマですが、ピナレロには他にもプリンス、ラザ、プリマなど、幅広いモデルが用意されています。

ピナレロはトッププロだけのためのブランドではありません。

ピナレロが開催する、北イタリアを走る「グランフォンド・ピナレロ」は、毎年4,000人以上ものピナレロオーナーが参加する人気イベントです。

グランフォンドとは、イタリア語で「大きく移動する」という意味で、150km以上の距離を走るロングライドイベントです。

「グランフォンド・ピナレロ」には幅広いレベルの人々が自慢の愛車で楽しみ、日本からの参加者の感想もブログで読むことができます。

世界最高峰の選手から自転車を愛する一般ライダーまで、幅広い層の人々に支持されているのがピナレロなのです。

ピナレロを買った理由をブログで確認!デザインも人気

モータースポーツのF1のファンは、応援するチームのマシンを所有することが不可能です。
しかし、ロードレースでは、トップカテゴリーのチームと同じロードバイクに乗れるという魅力があります。

現在の最強ロードレースチームである「チームSKY」が使用するピナレロのドグマにも、高額ですが乗れます。

ブログでも上級者を中心に、王者フルーム選手に憧れてドグマを購入したという報告をしている人がいます。

ドグマには手が出ないという人は、ドグマとフレームの形が同じプリンスに乗れば、気分だけでも「チームSKY」の一員ですね。

ロードレースファンにとって、ロードバイクを購入する際にピナレロは有力な選択肢となっています。

また、ロードレースを見ない人でも、ピナレロの左右非対称の形をしたフレームには、多くの人が惹きつけられています。

元々は剛性と乗り心地を考えて開発された形状ですが、デザイン面だけでも十分購入の動機になるでしょう。

チューブの断面まで左右非対称となっているそのデザインは、特許が出願されているので他社が真似できないのもポイントです。

ひと目でピナレロのロードバイクと分かる波打ったフォークは、乗る人の心を掴んでいます。

ピナレロのプリンスはどのような位置づけなのか?

前述したように、ロードレース界を席巻して数々の栄光を獲得しているピナレロのフラッグシップモデルは、ドグマです。

そして、そのドグマと同じ金型で、カーボンのグレードをやや落として作られたのがプリンスです。

やや落としたといってもドグマとの比較なので、最高水準のカーボンであることに変わりありません。

ドグマのカーボンが東レの65HM1Kなのに対して、プリンスは同じく東レの60HM3Kで、一般ライダーにとっては差を感じないレベルです。

現在のプリンスは3代目で、初代は1998年のツール・ド・フランスに世界初のカーボンバックフレームとして登場しました。

当時はピナレロのフラッグシップモデルがプリンスで、カーボンバイクの幕明けを告げる象徴的なモデルでした。

そんな系譜を受け継ぐプリンスなので、トップモデルではなくなりましたが十分な戦闘力を持っています。

古くからのピナレロファンのブログを見ても、プリンスという名は憧れのハイエンドモデルと位置づけられています。

プリンスのヒルクライムでの実力をブログで確認

アルプスの山々を快走するピナレロにとって、ヒルクライムは最も得意とする分野です。

そのためブログでも、プリンスに乗ってヒルクライムのレースで好成績を収めたという報告が見られます。

波打っているデザインが特徴のONDAフォークは、ダンシングをしてもしっかりと地面をとらえてくれます。
このフォークのデザインに惹かれてプリンスを購入した人にとっても、その性能の高さは予想以上のものです。

また、レースに出なくても、プリンスは激坂ファンに軽快な走りを提供しています。
剛性がしっかりしているのに角が取れているため、脚力に自信が無い人でも登坂力があると評判です。

さらに、下り坂でのバイクコントロールも安定しています。
スピードが出た状態でも動かしたい方向にキビキビとレスポンス良く反応するので、安全走行が可能です。

ロードバイクの軽量化が進んでいる時代に、プリンスの重量は約8kgですから決して軽くはないですが、剛性と乗り心地の良さを追求する姿勢は多くの支持を得ています。

プリンスのロングライドでの実力をブログで確認

一般的にヒルクライムに強いロードバイクは、ロングライドだと固すぎて脚が疲れやすいという傾向があります。

しかし、ピナレロのプリンスは、長距離のロードレースでもバイクのポテンシャルを最大限に発揮してくれます。

プリンスはドグマに比べて剛性を落としたカーボンを採用しているため、マイルドで扱いやすく、ロングライドでも快適に走れると評判です。

実際に、センチュリーライドのイベントに積極的に参加している人がブログで報告をしています。

特にフロントフォークが優れていて、直進安定性は抜群なものがあります。
高速域でも安心感がある落ち着いた走行を見せるので、長距離を走っても疲れにくく快適です。

ある程度の速度を出すロングライドでも、ピナレロのプリンスは適していると言えるでしょう。

ロードバイクの初心者がプリンスに乗れるのか?

ピナレロのプリンスは、他社ではフラッグシップモデルとして売られているレベルのバイクです。
そのため、初心者にとってはハードルが高そうですが、プリンスはビギナーでも十分に乗りこなせます。

その理由は、ONDAフォークは細かい振動を吸収してくれるので、初心者でも安定走行が可能だからです。
また、ペダルを踏んだ分だけ反応良く前に進むので、ロードバイクに乗る楽しさも教えてくれます。

プリンス愛用者のブログでも「最初の一台として無理をして購入したが正解だった」という声があります。

他にも、高価なロードバイクなので、「大事にメンテナンスをしているうちに愛着が湧いてさらに好きになった」という人もいます。

また、ボトムブラケットがスレッド式を採用しているので、メンテナンス性にも優れています。
さらに異音に悩まされることが少ないのも、初心者にとっては安心ですね。

ピナレロのプリンスは、バランスのとれたオールラウンドバイクです。
予算に余裕があるのなら、ロードバイク初心者にもおすすめできます。

「ピナレロのプリンスは王者の風格」ブログでも評判

プリンスはピナレロではドグマに続くセカンドモデルという位置づけです。

しかし、一般ライダーにとってはハイエンドモデルといった存在で、とてもコストパフォーマンスに優れたモデルと言えます。

ブログでもプリンスを賞賛する声が多く、まさに王者が所属するピナレロのバイクとしてふさわしい存在となっています。
もし乗れる機会があれば、ぜひ乗り味を味わって欲しいのがピナレロのプリンスです。