最近人気の「センチュリオン」という自転車ブランドをご存知ですか?
センチュリオンは、ロードバイクで高い評価を得ているブランドです。
今回は、センチュリオンのロードバイクの中でも主に、初心者おすすめのエントリーモデルの評価をご紹介していきます。
スポーツ自転車選びの参考にして下さい。
センチュリオンはどんなブランド?世界的な評価は?
世界には数多くの自転車ブランドがありますが、中でもセンチュリオンは、ロードバイクが有名です。
今回は、その評価についてお話ししていきますが、その前に、センチュリオンがどんなブランドで、世界ではどう評価されているのかをご紹介します。
センチュリオンは、ドイツの世界的な自転車メーカーで、1976年に「W・レナー氏」によって創業されました。
今は、技術と品質に定評のあるメリダと、技術開発やマーケティングにおいて提携しています。
また、ロードバイクだけでなく、mtbでも評価が高いのが特徴です。
センチュリオンはどこよりも早くmtbに注目し、1982年にはヨーロッパ初のmtbを発売しています。
その後も、性能面での進化をし続けていて、現在ではクロスバイクも手がける、総合スポーツ自転車ブランドに成長しました。
また、センチュリオンのロードバイクのデザインは、高く評価され、国際的な賞も取っています。
主にヨーロッパで高い知名度を誇っていますが、近年では、日本や台湾などのアジア圏でも支持率を伸ばし、市場を拡大しつつある自転車ブランドです。
センチュリオンのロードバイクの2017年モデルをご紹介!
センチュリオンのロードバイクの2017年モデルにはどんなバイクがあるのか、まずは上位のグレードから見ていきましょう。
■ギガドライブディスク4000
¥413,000+税
カーボンフレーム、コンポはアルテグラ、油圧ディスク採用の強力なディスクロードバイクです。
■ギガドライブ4000
¥338,000+税
フレームとフォークにはカーボンを採用し、コンポは全てアルテグラなので、オールラウンドに使いやすく、中級以上の方でも満足出来るでしょう。
■ハイパードライブディスク4000
¥270,000+税
カーボンフォーク採用の頑丈なモデルです。
■ハイパードライブディスク3000
¥210,000+税
油圧ディスクを搭載しつつも、価格を抑えたモデルです。
坂を上る際の加速もスムーズで、走りも軽いです。
■ハイパードライブ2000
¥120,000 + 税
フレームには軽量で耐腐食性に優れたアルミを使用しています。
ハイドロフォーミング製法による美しいなフレームデザインで、機能面とユーザーの所有感の両面で満足させます。
■ハイパードライブ1000
¥115,000+税
カーボンフォーク採用で、走行時の細かな振動を吸収してくれます。
また、将来的なグレードアップを期待させてくれる1台です。
■ハイパードライブ500
¥96,000+税
エントリーモデルで、初心者向けのロードバイクです。
こちらの詳しいスペックや評価については、また後ほどご紹介します。
センチュリオンのロードバイクの評価とは
センチュリオンと言えばロードバイクですが、センチュリオンのロードバイクは、いわゆるコンフォートバイクではなく、レーシングバイクです。
なぜかというと、センチュリオンはロードバイクを、「レースからロングライドまでこなす万能な自転車」だと捉えているからです。
そのため、技術力の高さが高く評価されています。
また、イタリア車のような華は感じられませんが、ドイツらしさ(クールで真面目な印象)の見た目と、手に取りやすい価格設定が人気の理由です。
ちなみに、センチュリオンを買う場合は、アルミフレームのハイパードライブがおすすめと言う方と、カーボンフレームのギガドライブが良いと言う方に評価が分かれます。
そして、ロードバイクの評価ですが、「気に入ったモデルがあり、体にも合うのであれば、選んでも間違いはない」というのが多くの方の意見です。
また、アルミフレームの場合、下位グレードを買う方がメリットになることが多いです。
その理由は、アルミフレームの中で一番上のグレードであるハイパードライブ4200も、一番下のハイパードライブ500も同じフレーム&フォークだからです。
見方を変えれば、上位グレードを買う方にはそれがデメリットになるとも言えますが、下位グレードでも上位グレードと同じフレーム&フォークを楽しめるのは嬉しいですね。
センチュリオンのエントリーロードバイクのスペックは?
では、センチュリオンのエントリーロードバイクの評価はどうなのか見ていきましょう。
センチュリオンの2017年エントリーモデルは、ハイパードライブ500というモデルで、定価は税抜で96,000円です。
まず、このモデルのスペックをご紹介すると、
・フレーム・・・・・アルミ
・フォーク・・・・・カーボン(アルミコラム)
・メインコンポ・・・シマノ クラリス(2×8)
・ブレーキ・・・・・シマノ以外で、プロマックスを採用
・スプロケ・・・・・11-32Tとワイドギアを採用
・重量・・・・・・・9.7㎏
となっています。
フォークがカーボンでありながらアルミコラムと表記されているのが気になりますが、これは、フォークの芯にアルミが入っているという意味です。
この価格帯のロードバイクでは、フルカーボンフォークは難しいのでしょう。
また、ブレーキが弱点ですが、購入後にシマノ105に変えれば問題はありません。
値段の割には重量も普通で、よくまとまっている一台と言えるでしょう。
センチュリオンのハイパードライブ500に乗ってみての評価
では、実際に、センチュリオンのエントリーモデルである、ハイパードライブ500に乗ってみました。
乗ってみると、フレームに剛性があるので重量を感じます。
しかし、ペダルを踏み込んだ時の力を逃がさないので、推進力があります。
速く走れるフレームは、とても頼もしいので、その速さを受け止められるブレーキに変えるのがおすすめです。
また、そのままでも十分乗れますが、ホイールも変えてみると、さらに走りの印象が変わります。
例えば、5万円程度のホイールでも、加速性は上がりそうです。
スポーツ自転車が好きで、普段からロードバイクに乗っている方であれば、大抵このような評価になると思われます。
また、毎日の通勤通学に使うロードバイクを探している方にも、センチュリオンはおすすめです。
その理由は、日本ではまだあまり浸透していないこともあり、他の人と被ることが少ないからです。
逆に言えば、それだけ珍しいので盗難被害に遭うリスクは上がる可能性はあります。
ですので、自転車の防犯対策はしっかりしておきましょう。
センチュリオンはロードバイク以外も高評価!
センチュリオンのロードバイクとその評価についてお伝えしてきましたが、センチュリオンは、現在、オフロードバイク(mtb、シクロクロスなど)にも力を入れています。
ですので、最後に、センチュリオンのロードバイク以外のスポーツ自転車(mtb、シクロクロスバイク、クロスバイク)のおすすめモデルについてご紹介します。
まず、mtbですが、初心者におすすめなのが「バックファイヤープロ100」というモデルです。
これを29インチのホイールで乗れば、さらに乗り心地がよくなり、安定した走りが出来ます。
次に、シクロクロスバイクです。
こちらは、クロスファイアー4000というモデルの評価が高く、ツーリングなどにおすすめです。
コンポがアルテグラなので変速感もスムーズですし、ディスクブレーキ搭載で雨の日でもよく効きます。
面白いのがクロスバイクで、クロスライン30リジッドというモデルは、ハンドル幅が580mmと、状況に応じて歩道を走行することも考えて作られています。
日本の道路事情に合わせ、リジッドフォークやスリックタイヤなどを採用しているので、クロスバイク初心者でも安心して乗れそうですね。
ロードバイク以外のスポーツ自転車が欲しいという方も、一度、センチュリオンを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
ロードバイクを選ぶならセンチュリオンのも選択肢の一つ!
今回は、センチュリオンのロードバイクの評価についてお伝えしました。
センチュリオンのロードバイクは、技術力や乗り心地だけでなく、見た目や価格帯なども魅力的です。
また、ロードバイク以外の自転車も高い評価を得ているので、これからスポーツ自転車を買われる方は、センチュリオンも選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。