イーストンは、アメリカの総合スポーツブランドです。
イーストンといえば、自転車のホイールもありますが、実際のところあまりメジャーではないように思います。
そこで、イーストンのホイールの評判を調べてみました。
イーストンホイールってどうなの??
今回は、イーストンが取り扱うEA90SLのクリンチャーの感想を書いていきます。
日本のホイールメーカーの中で、イーストンは少しマイナーな部類として扱われますが、コアなファンからは絶大な支持を集めているのもまた事実であります。
ということで、イーストンホイールのラインナップをご紹介します。
EA70・EA70SL・EA90SL・EA90SLX・EC90SL・EC90エアロ55・EC100 左から順に価格と性能がアップすると思っていただければ結構です。
ちなみに数字の部分は リムハイトとは無関係なのでご安心ください。
イーストンの扱うホイールは安いものでもEA70の5万円代からと少し高く、それ以上ですと10万円超えの商品が多いです。
ですが、パフォーマンスとコストを天秤にかけても値段相応以上のコスパを誇ることは胸を張って言えます。
そして、今回ご紹介する商品はクリンチャーモデルのEA90SLという商品です。
◯EA90SL
価格12万円(前5万:後7万)
重量:1580g ・リム高:25mm
リム素材:アルミ
スポーク本数(前20H:後24H)
値段の割に高重量な点において疑問を感じるかもしれませんが、同価格帯と比較しても最高のコスパで評判の高い商品であります。
イーストンホイールの評判は!?
同価格帯のいくつかのホイールと比較すると、丸スポークな上にスポーク本数が多いのでエアロ性能で考えますとあまり優れているとは言えません。
イーストンは、ハブの回転においてはとても良いのです。
リムハイトは、ほんの少し高い程度で巡航に関しては、標準とも言えるでしょう。
そして、空力性能はかなり重点を置きたいのですが、 速くなるほど空気抵抗は大きくなるので高速巡航は伸びづらく感じます。
乗り心地は硬いですが、ヒルクライムの進みは良好に感じられます。
しかし、同価格帯のモデルの中だと重量差による走りの軽さと言う意味では、少し物足りなく感じます。
ですが、イーストンのホイール使用者は少ないので、人と違うマイナーなホイールを使いたいという人には、イーストンのEA90SLは評判も高いのでおすすめします。
人気のあるカーボンホイールの評判は?
先進的ブランドのイーストンは、優れたホイールを造り出すために全てハンドメイドという昔からの強いこだわりを持っています。
そして、そのこだわりは、テンションゲージによって測定し、均等なテンションで張られているスポークによる加速性能と、優れた横剛性を生み出しています。
中でも高い評判を獲得しているイーストンを大々的に語る上では、EC90 SLクリンチャーは外せないモデルです。
メーカーの「日常的に使えるホイール」というテーマに従って、万能に使いこなせる軽さと強度、そしてエアロ効果を兼ね備えた38mmカーボンリムを用いています。
その上、ユーザー待望のラインナップでは唯一のフルカーボンクリンチャーホイールと、レッドアルマイトを施したアルミニップルを持ち合わせてます。
更にここでも強いこだわりを見せており、外周部の軽量化に貢献するリムハイトは38mmという絶妙な高さを導き出しています。
やはり、イーストンの強いこだわりと高い技術なしでは、軽量と耐久性に優れたフルカーボンクリンチャーリムの量産など皆無であったと言えます。
このことからイーストンのカーボンホイールは、こだわりが強く、評判の良いホイールと言えるでしょう。
イーストンホイールの評判!実際乗ってみて
イーストン社製のホイールで今までで評判が良かったのは、カーボンディープリムのEC90 AEROやロープロファイルアルミホイールのEA90 SLXです。
イーストンの全てのホイールに共通しているのは、無駄のない踏み出しの軽さでしょう。
剛体的な組み付けと高い技術により生まれる加速感は、イーストンの持ち味であることを評判だけでなく、身をもって体感することでしょう。
そのまま高速域まで急加速しても剛体の印象は変わらず、更にスピードを上げたくなる疾走感を持つ最高のホイールです。
ミッドタイプのリムを使用していますが、スピードの維持が容易で感覚的にも軽快さを損なうように感じることはありません。
空気抵抗値の優れたディープリムなどには敵わいませんが、走破性能・巡航性能は高いままに平坦の巡航性能はもちろんのこと、安定的な下り性能にも一切の余念がありません。
上り性能も十分でトルクがかかってもホイールのねじれを最小限にし、無駄なパワーロスを抑ることに成功しています。
イーストンホイールはヒルクライムの評判が高い!
EC90SLX最大の持ち味は、革新的な軽量ホイールゆえの抵抗の少ない漕ぎ出しにより生まれる異次元の軽さと言えるでしょう。
平地のスタートでは、ギア1枚軽くなったようにさえ感じます。
平地と同じとまではいきませんが、スルスル足が回る感じがします。
登り疲れた時、足の自重だけで回して休憩することが多いのですが、その時にでも十分な速度で走ることができることでしょう。
スポークテンションの高さで有名なイーストンですが、リムも固くブレーキの効きに関しては、普通のカーボンホイールといった感じです。
しかし、個体差も大きいですがブレーキ面の精度は上々で、ブレーキが脈打つようなことしません。
乗り心地は硬いので、突き上げは大きく、ギャップがあると跳ねてしまうこともあります。
EC90SLXを簡単にまとめると、剛性の高い上り特化ホイールです。
しかし、剛性が高いので集団走行でフィニッシュするようなレースでも使えそうなオールラウンド性も持っている感じもします。
富士の下りでも問題なかったように,リムの耐久性も高く思えるので高い評判を得ているイーストンの中の最高の一品なのは確かでしょう。
イーストンホイール・エアロ55をインプレ
イーストンのエアロ55の感想として、まず最初に感じたのは評判通りの高い剛性感です。
そして、それにより、踏みこみが無駄なくダイレクトに地面へと伝達されるそんな理想の原点回帰ともいえるパフォーマンスを誇っています。
ホイールでショックを吸収するイメージもありますが、個人的には路面状況を感覚的にも自転車に伝える間接的な裸足感覚も与えてくます。
肉厚なリムとイーストンホイールの強いこだわりによる高い技術が硬い剛性感、カタマリ感をもたらし高い評判として表れていると言えるでしょう。
フレームに装着すると、推進力特化の乾いた踏み心地に仕上がり、コンフォートロードに装着すると、耐衝撃性に優れたバランス感あふれる乗り心地へ変貌します。
つまり、エアロ55はお好みの組み合わせ方次第で様々なフレームのよさを引き立てられる万能ホイールなのです。
幅広リムによる加速力の低下をイメージしたが、軽量なホイールリム部分によって、いい意味で裏切ってくれた加速感と踏み出しの軽さを与えてくれます。
エアロ55の最大の特徴でもあるエアロ効果により、激しい向かい風のなかでのライディングでも、明らかに風を上手く分散してくれていることを実感することでしょう。
やはり、高速巡航が得意で、そこからさらに加速して約38km/hあたりからペダルが軽くなる感覚を与えてくれます。
イーストンのホイールは評判が良い
イーストンのホイールは非常に製品耐久性が高いため、普段使いからヒルクライムまで様々な用途で使用できますね。
レースはもちろん、サイクリングも楽に安定して走ることでしょう。
ホイールの買い替えとして、イーストンも候補に入れてはいかがでしょうか??