シマノコンポのモデルチェンジ周期から未来の仕様を予測する

シマノのロードバイク用コンポは定期的にモデルチェンジが行われますが、それには周期があります。

最上位グレードが先陣を切り、その技術を下位グレードが受け継ぎながら行っていくという流れなので、近年はほぼ順番も決まっています。

特に2018年を含む近3年は、上位グレードのモデルチェンジが相次ぎましたので注目度も高まっています。

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シマノコンポの周期一覧

今回は、シマノのロードバイク用コンポのモデルチェンジの周期についてお話ししていきますので、まずは現行モデルをご紹介します。

グレード名、最新モデルの型番、リアの変速段数、現在の変速段数になってからの年数(2018年まで)、最新モデルになった年をまとめました(上から上位グレード)。

【デュラエース】R9100・11速・6年・2016年

【アルテグラ】R8000・11速・5年・2017年

【105】R7000・11速・4年・2018年

【ティアグラ】4700・10速・7年・2015年

【ソラ】R3000・9速・11年・2016年

【クラリス】R2000・8速・9年(前モデル、シマノ2300から数えて)・2017年

このまとめから、今回取り上げるテーマは以下のようになります。

●モデルチェンジの周期

●周期から見て2019年にモデルチェンジが予測される「ティアグラ」の仕様予測

●2020年にモデルチェンジを迎えるはずの「デュラエース」がリア12速化されるのか?

これらを中心に次項からお話を進めていきます。

シマノコンポのモデルチェンジの周期

それでは前項で一覧にまとめた、シマノのロードバイク用のコンポについてお話ししていきます。

まずはモデルチェンジの周期ですが、どうやら4年周期で固まったようです。

最上位グレードのデュラエースが2008年(7900系)から2012年(9000系)、2016年(R9100)と4年ごとのモデルチェンジを行っています。

そして、デュラエースの翌年にアルテグラ(2009年→2013→2017)、そのまた翌年に105(2010年→2014→2018)がモデルチェンジをされています。

デュラエースは最新鋭の技術を投入され先陣を切る存在ですが、これは単に最上位グレードだからでは無く、デュラエースがプロレーサーの使用を前提に開発されているからです。

そして、プロからのフィードバックを受け、修正すべきところは修正し、アマチュア向けにして世に送り出されるのがアルテグラです。

そのため、お互いにはモデルチェンジに1年間の差があり、それが105も含めて4年周期で固まってきたことになります。

さらに、下位モデルも近年は2011年のティアグラを皮切りに4年周期になっており、2019年はティアグラのモデルチェンジイヤーになりそうです。

シマノのモデルチェンジ周期から見て2019年は「ティアグラ」の番

シマノは2016年のデュラエースのモデルチェンジから、ロードバイク用コンポを表す「R」を型番の頭に付けるようになりました。

それ以来、ソラ(R3000)→アルテグラ(R7000)→クラリス(R2000)→105(R7000)の順にRを冠にまとい、進化をしてきました。

そして、残るはティアグラ(4700系)のみとなったわけですが、前項でお話ししたように、2019年は周期から見てモデルチェンジイヤーとなるので、恐らく型番にRが付くことになるかと思われます。

また、型番ですが、近年デュラエースは7000番台から9000番台、アルテグラは6000番台から8000番台、105は5000番台から7000番台にジャンプアップしています。

一方、ソラは3500からR3000、クラリスは2400からR2000と、同じ数字の番台にとどまっています。

ティアグラがどちらになるのかは分かりませんが、リア11速化があればR5000番台に昇格、10速のままであれば4000番台にとどまり、R4000になると予測されています。

シマノ・ティアグラのモデルチェンジ予測

前項ではシマノの周期から、2019年はティアグラがモデルチェンジを迎えることになるとお話ししました。

ティアグラは前回2015年のモデルチェンジで、クランクの4アーム化やケーブルのハンドル内蔵など、上位グレードの技術が受け継がれています。

しかし、ハイライトとも言える、リア11速化やホロ―テッククランク(中空構造)の導入は見送られていますので、今回も引き続きこのあたりが焦点になります。

11速化となると、全てのパーツを設計から見直すことになりますし、10万円台前半の完成車に付属することが多いコンポのため、そもそもギアが11速も必要なのかという意見もあります。

上位モデルが12速になるのであれば11速化されるかもしれませんが、現状維持であればティアグラの11速化は微妙なところです。

ただ、現行のティアグラのクランクと、既にホロ―テックとなっている105のクランクの価格差は約3,000円程度です。

そのため、コストの問題は小さいと思われるので、ホロ―テッククランクは導入されてもおかしくありません。

ロードバイク用コンポについにリア12速モデルが登場!

さて、前項ではシマノ・ティアグラの11速化について見通しをお話ししましたが、時代は進んでおり、2018年にはロードバイクにもついにリア12速のコンポが登場しました。

バラバラだったコンポをグレード別に1つのセットにまとめた「グループセット」の生みの親でもある、イタリアの老舗パーツメーカー「カンパニョーロ」が発表しました。

カンパニョーロの12速化は、今まで叫ばれていた技術の概念を覆す画期的なものでした。

11速チェーンは耐久性を考えれば限界まで細くなってしまっており、12速化するにはスプロケット(ギア)の幅を広げて大きくするしかないと考えられていました。

しかし、スプロケの幅を広げればスプロケを取り付ける後輪ハブの「フリーボディ」も大きくしなければなりません。

そして、大きくすれば今度はスプロケがホイールの中に入り過ぎてしまうので、使えないギアが発生する可能性もありますし、ホイールの左右のバランスも崩れます。

そうなると、フレーム側のホイールを取り付ける場所である「リアエンド」の幅を広げるしかなくなるので、フレームメーカーまで巻き込んだ一大ムーブメントになってしまいます。

ところがカンパニョーロは、限界と思われていたチェーンをさらに細くして、従来の11速の幅をキープしたまま12速のスプロケを作りました。

これにより上記のような懸念材料は一切なくなり、コンポの交換だけで12速化を図れることになったのです。

これがカンパニョーロの12速化の最大の「売り」なわけですが、周期では2020年、次のデュラエースのモデルチェンジで、果たしてシマノがこれに追随するのか注目が集まります。

周期から見て2020年!デュラエースは12速化されるのか?

シマノは現行の周期に沿えば東京オリンピック開催の2020年に、ロード用コンポ最上位グレードのデュラエースのモデルチェンジを行うはずです。

その際は、前項で取り上げましたリア12速化が最大の焦点になることでしょう。

カンパニョーロとシマノのライバル関係を考えますと、シマノが指をくわえて静観するとは考えづらく、恐らくですが12速化される可能性が高いかと思います。

また、カンパニョーロが取った11速スプロケの幅で12速スプロケを作るという方法は、フレームメーカーが規格変更をしなくて済むという配慮から生まれたと言われています。

完成車の多くにコンポが採用されているシマノにとってもフレームメーカーはお得意様ですから、当然ながらカンパニョーロと同じ配慮はしてくるはずです。

そうなると、チェーンの耐久性の部分は不安が残りますが、そこはシマノの技術力なので、何かカバーする作戦は練ってくるはずです。

また、もう1つデュラエースに導入が噂される技術は、無線式変速です。

アメリカの「SRAM(スラム)」が既に電動コンポの無線化をしており(e-TAP)、シマノも開発が進んでいるという話があります。

このようにコンポのモデルチェンジは本当に進化のスピードが速いので、ある程度次世代を予測するのも、購入時期を考えるには必要なことなのです。

モデルチェンジの周期を見越して導入を考える

今回は、シマノのロードバイク用コンポのモデルチェンジ周期にまつわるお話をしました。

本文でもお伝えしましたが、ここのところの傾向から4年周期に固まってきたと言ってよいでしょう。

モデルチェンジごとに大きな進化が見られますので、ある程度先を予測して導入することも大切かと思います。