ロードバイク好きによる自転車知識の情報ガレージ

ロードバイク好きによる自転車知識の情報ガレージ│わくわく自転車情報館

シマノ・アルテグラ6800とR8000の価格を比較し換装を考える

2018.12.21

シマノのロードバイク用コンポ「アルテグラ」は、2017年にR8000系へとモデルチェンジされました。

とは言え、まだ旧モデルであるアルテグラ6800をご使用の方も多いかと思います。

また、型落ちや中古品でアルテグラ6800が安い価格で手に入る可能性もありますので、そういった市場も確認してみましょう。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

ロードバイクのホイール1番人気と噂されるゾンダの実力は?

ロードバイクにおけるホイールの重要性は、全てのパーツの中でもトップクラスです。 それだけに、各...

シマノの自転車用コンポが更なる進化!新105・R7000を検証

シマノのスポーツ自転車のコンポは、モデルチェンジの周期があり、2018年はロードバイク用の105...

ロードバイクのホイールで5万円以下のおすすめを紹介

ロードバイクは、自転車の中でもかなり高価なものです。 名の通ったメーカーのものなら最低でも10...

ピナレロに残るクラシカルなアルミロード!プリマの評価は?

ピナレロの「PRIMA(プリマ)」は、2019モデルでは唯一のアルミフレーム車となります。 ...

自転車プロ選手は平均時速40km越え!?レース出場するには?

自転車の中でも最速といわれている、ロードバイクの平均時速は25kmから30kmといわれています。 ...

ロードバイクホイールのリム高が高くなるとどんな効果がある

ロードバイクのレースでリム高の高いホイールを見ることがあると思いますが、見た目がカッコよく憧れている...

ロードバイクの変速機!シマノのディレイラー取り付け方法

ロードバイクの変速機は、シフトレバー、スプロケット、そしてディレイラーなどのパーツによって、変速させ...

どの機種がおすすめか?メリダ「リアクト」をブログから考察

台湾に籍を置く自転車メーカーの「メリダ」ですが、近年ロードバイクが凄い勢いで成長を遂げています。...

様々な角度から書かれたアンカー・RS6のブログを読む!

ロードバイクなどの嗜好品を購入すると、誰かに見せたい、紹介したい、言葉は悪いかもしれませんが自慢...

メリダの「スクルトゥーラ700」は価格に見合う価値がある?

ロードバイクを選ぶ際にまず気になるのは、価格ではないでしょうか? 100円、200円の買い...

トレックのエアロロードバイク「マドン」を検証する

現在ロードバイク界では「エアロロード」がトレンドとなり、1つのジャンルとして完全に確立されています。...

ロードバイクのホイールでヒルクライム向きとされるのは?

ロードバイクを使って行う競技のひとつに「ヒルクライム」があります。 山道や丘陵の登り坂に設定さ...

ロードバイクのカスタムはホイールから!取り付け方法は?

ロードバイクのカスタマイズにおいて、最初に行うべきなのは、ホイールの交換という話をよく聞くと思います...

今注目のロードバイクメーカーはここ!おすすめ11選

これからロードバイクに乗り始めようという人がまず最初に悩むのは、「どのメーカーにするか?」ということ...

デュラエース7900系が残した財産を11速化した9000系が引継ぐ

シマノのロードバイク用コンポの頂点と言えば「デュラエース」です。 完成車では、50万円以上の高...

スポンサーリンク

シマノ・アルテグラは価格を抑えて裾野を広げる

シマノのコンポ「アルテグラ6800」は2013年に6700系からモデルチェンジされ、アルテグラがリア11速となった記念すべきモデルです。

近年シマノのコンポはモデルチェンジの周期が固まってきており、最上位グレードであるデュラエースの翌年にアルテグラがモデルチェンジするという流れが続いています。

デュラエースはプロの使用を前提に開発、製造されており、プロのニーズに応えるべく完璧な物を目指しています。

その分価格も他とは一線を画しており、最新モデル(R9100)がセット一式で約23万円、セカンドグレードのアルテグラの2倍以上になります。

ロードバイクの完成車においても、どんなに価格が低いモデルでもデュラエース搭載車は60万円前後であり、とにかく高級なコンポです。

一方、アルテグラはその一線を画すデュラエースを広く世間に知らしめ、シマノのユーザーの裾野を広げる役目があります。

そのため、仕様や技術は忠実に踏襲されますが、素材や製造過程に掛かるコストは抑え気味にして、手の出しやすい価格で提供されます。

シマノ・アルテグラ6800とはどんなコンポ

アルテグラ6800はデュラエース9000系を模範としたモデルであり、リア11速化を始め、多くの最先端技術が踏襲されました。

現在はシマノの全てのコンポが取り入れているクランクの4アーム化や、左右対称形状のデュアルピボットキャリパーブレーキも採用されています。

また、デュラエースにはないフロントギアの46×36Tや、ロングゲージのリアディレイラーも用意されており、軽いギアへの対応もしてあります。

これだけの仕様を携えながら、詳細までは確認できなかったものの、断片的な情報よると前作のアルテグラ6700に比べ大幅な価格アップはしなかったようです。

ここにもシマノの庶民気質というか、アマチュアライダーに寄り添う姿勢が感じられます。

そして、アルテグラは忠実にデュラエースを引き継ぎますので、電動変速式の「Di2」や特別なチェーンリングである「ホローグライド」などは、今でもデュラエースとアルテグラにしかない仕様です。

それを考えても、デュラエースに注目が集まりがちですが、アルテグラの存在意義もシマノにとって非常に大きいものと言えます。

シマノ・アルテグラ6800の価格

それではここで、アルテグラ6800の価格をご紹介しますが、既にシマノの公式のカタログには掲載がありませんので、当時の販売店情報になります。

また、のちほど新型のR8000と比較をしますので、なるべく条件を合わせるために、下記の決まりに沿ってご紹介します。

・コンポセットのパーツ:デュアルコントロールレバー、フロントディレイラー、クランクセット、BB(ボトムブラケット)、リアディレイラー、カセットスプロケット、ブレーキ、チェーン

・機械式変速

・クランクのギア:53×39T

・キャリパーブレーキモデル

・フロントディレイラー:直付け、リアディレイラー:GS(ロングケージ)

・スプロケット:11-28T

・BB:プレスフィット

それではご紹介します。(価格は税込)

「アルテグラ6800」セット価格:¥104,735

◆デュアルコントロールレバー:¥35,387

◆フロントディレイラー:¥4,298

◆クランクセット:¥27,025

◆BB(ボトムブラケット):¥3,081

◆リアディレイラー:¥8,927

◆カセットスプロケット:¥8,248

◆ブレーキ:¥14,015

◆チェーン:¥3,754

R8000登場後のアルテグラ6800の市場価格

冒頭でもお伝えしたようにシマノ・アルテグラ6800は、2017年にR8000にモデルチェンジされており、現在製造はされていません。

しかし、販売されている店舗も見られ、中にはセット販売もあります。

楽天市場には前項でお伝えした通りのパーツを一式にしたセットが、2018年11月の情報では、約8.5万円(税込)で販売されています。

また、単品での購入も可能で、クランクが2.6万円など、型落ち価格と言える割引率で販売されています。

そして、中古品市場にもアルテグラ6800がいくつか見られます。

中古自転車販売店大手の「サイクルパラダイス」には、クランクが約1.7万円、ブレーキが9千円などで販売されています。

ギアやブレーキは消耗品でもあるので、中古は状態を確認したいところですが、お近くに販売店がある方は足を運んでみてください。

シマノ・アルテグラ最新モデル「R8000」の価格

ここまでシマノ・アルテグラ6800を確認してきましたが、ここからは最新モデルR8000についてお話ししていきます。

まずは、6800との価格の比較をしてみますので、カタログ掲載価格を一覧にまとめました。(価格は税込)

「アルテグラR8000」セット価格:¥115,993

◆デュアルコントロールレバー:¥37,409

◆フロントディレイラー:¥5,559

◆クランクセット:¥29,433

◆BB(ボトムブラケット):¥3,226

◆リアディレイラー:¥9,772

◆カセットスプロケット:¥9,887

◆ブレーキ:¥15,655

◆チェーン:¥5,052

どのパーツを見ても約10%ほど6800よりも高額になっていますが、進化しているのは確かですので、コスパが落ちているということはありません。

特にクランクやリアディレイラーは性能はもちろんですが、見た目にも大きく変化しておりモデルチェンジ感が十分に感じられます。

シマノ・アルテグラ6800とR8000の互換性

ロードバイクのコンポは連動性がありますので、グレード一式のセット導入が推奨されます。

しかし、アルテグラ6800はR8000が発表された2017年まで現役だったわけですから、まだ新しい世代の部類です。

そのため、セット一式の交換は価格的にも、到底もったいないという方も多いかと思います。

そこで、部分的導入を考えていくわけですが、その際は互換性に注意が必要ですのでお伝えしておきます。

互換性はフロント変速とリア変速に分けて考えると明確になります。

フロントですが、流れはコントロールレバー→フロントディレイラー→クランクで、「レバーとフロントディレイラー」、「フロントディレイラーとクランク」の互換性があれば、6800にR8000を部分導入できます。

まずレバーとフロントディレイラーですが、これはシマノによって互換性が保証されていますので、新旧全ての組み合わせで使用可能です。

次に、フロントディレイラーとクランクですが、R8000のフロントディレイラーは新旧両者のクランクと互換性がありますが、6800のフロントディレイラ―はR8000との互換性がなく、正常な動作が保証されていません。

そのため、クランクだけをR8000に交換することはできず、同時に交換することが必要になります。

一方リア変速ですが、流れはコントロールレバー→リアディレイラー→カセットスプロケットになります。

そして、リアは全ての流れで互換性が保証されていますので、どのパーツでも組み合わせは自由です。

ネットにはメーカーの互換性を超えたカスタムを行い、成功している例も紹介されていますが、それはたまたま作動しただけで、互換性があるとは言えません。

そのため、それが元でトラブルがあってもそれは全て自己責任ですので、そこは注意して行ってください。

アルテグラ6800からR8000へのカスタムがおすすめ

本文でお伝えしたように、アルテグラ6800はまだ入手可能ですが、互換性を考えますと今後はR8000の導入をおすすめします。

十分に進化の跡が見られる上で、最低限の価格アップに留めている印象ですので、決して損にはならないはずです。

その際は、互換性にくれぐれも注意してください。

 - ロードバイク