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シマノの自転車用コンポが更なる進化!新105・R7000を検証

2018.12.16

シマノのスポーツ自転車のコンポは、モデルチェンジの周期があり、2018年はロードバイク用の105がモデルチェンジされました。

R7000系となり、新たにディスクブレーキモデルが加わるなど、人気コンポの更なる進化は大いに注目を集めています。

そこで今回は、シマノのロード用コンポ105の、新しくなったR7000をご紹介します。

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シマノの自転車用コンポ(ロードバイク)

今回は、シマノのスポーツ自転車用コンポの中から、ロードバイク用の「105 R7000」をご紹介します。

まずは、シマノのロードバイク用コンポ全体のお話からさせて頂きます。

シマノは「カンパニョーロ」「スラム」と並び世界の三大コンポメーカーと言われていますが、その中でもシェアでは圧倒的にシマノが優位に立っています。

安定した性能の高さと、トラブル、故障の少ない安心感、高額過ぎない適度な価格など、群を抜いているのは納得できるところです。

さて、話はコンポの内容に移りますが、ロードバイクの完成車に搭載されるコンポは「グループセット」と呼ばれ、一式で導入されるのが基本です。

シマノでは、そのグループセットにいくつかのグレードがあり、カスタム用に単品でも販売しています。

下位から上位にグレードが上がっていくに連れて、作りが精巧になっていき、リアの変速段数が多くなり、全体的に軽量になり、価格が上がるという仕組みです。

ロードバイクの完成車に搭載されるグレードは6つありますので、下記にまとめます。

(R○○○○は最新モデルの品番)

★リア11速

【Dura-Ace (デュラエース)R9100(ワイヤー式変速)、R9150(電動変速Di2)】

【ULTEGRA(アルテグラ)R8000(ワイヤー式変速)、R8050(電動変速Di2)】

【105(イチマルゴ)R7000】

★リア10速

【TIAGRA(ティアグラ)4700(現在Rは付いていない)】

★リア9速

【SORA(ソラ)R3000】

★リア8速

【CLARIS(クラリス)R2000】

シマノの自転車用コンポ「105」の歴史

それではここから、シマノのスポーツ自転車用コンポ「105」のお話に入ります。

105は1982年にデビューをしましたが、当初からデュラエース、アルテグラに次ぐサードグレードとして、価格も抑え気味であったため人気がありました。

長い間リア6速の時代が続き、8速化が1993年、9速化はその5年後の1998年で、品番が5000番台になります。(5500系)

そして、2005年に10速化した段階で、上位モデルと同じクランクにスパイダーアームを採用したり、リアに27Tという軽いギアも用意され、いよいよ本格的に汎用コンポとしての道を歩み始めます。

2010年に5700系になり、シフトケーブルのハンドル内蔵や、クランク形状など上位モデルとの互換性が意識されます。

さらに、現在の原型となるリア11速化が2014年の5800系へのモデルチェンジの際に行われ、この頃から主流になり始めたエアロロードに対応すべく、ダイレクトマウントブレーキに対応するモデルもリリースされました。

そして、2018年R7000系となり、これも今のトレンドに乗る形で、ディスクブレーキモデルがリリースされています。

新シマノ・105「R7000」の概要

前項ではシマノ・105の歴史を振り返りましたが、今回のモデルチェンジで105には7000番台が与えられ、自転車の中でもロードバイクを示す「R」の冠が付きました。

既に上位グレードのデュラエースとアルテグラがRの冠でモデルチェンジをしていますので、105もそれを受け継いだ形となりました。

そこでまずは、R7000の概要を下記に一覧でまとめます。

◆油圧式ディスクブレーキモデルが加わる

◆手の小さな人向けに、STIレバーノブコンパクト化

◆クランクの剛性強化と160mmサイズの導入

◆リアギアにロー34Tのスプロケットが加わる

◆リアディレイラーのシャドー形状化

◆フロントディレイラーにワイヤーのアジャスター機能を搭載(前作からの継続)

事項からこれらの項目に沿ってご説明していきますが、全体的には今のトレンドである空力性能を意識したコンパクトなデザインになっていること、そしてより多くのライダーに対応させるために、小柄な方や非力な方に向けた対策も取られています。

新シマノ・105「R7000」のトピックス①新仕様

それでは、シマノの自転車用コンポ新105「R7000」について、前項で取り上げました項目をご説明させて頂きます。

◆油圧式ディスクブレーキモデルの導入

ロードバイクにもディスクブレーキモデルが増えてきましたが、105コンポ搭載の自転車はこれまでブレーキだけがノングレード品であったり、他メーカー製のものになっていました。

しかし、ディスクブレーキまで105で統一できるとなると、今後ますますロードのディスクブレーキ化が進むと見られています。

◆クランク

上位モデルの形状を受け継いだ、太くて重量感のあるデザインとなり、クランクアームの幅が前作に比べかなり広がりました。

それでいて、これまでの中空構造(ホーローテック)は継続されているため、剛性がより強化されました。

これは筆者も試乗車で体験させていただきましたが、かなりしっかりとした踏み応えがありました。

また、160mmという今までにはなかったアーム長が導入されましたので、身長の低い方には朗報と言えるかと思います。

新シマノ・105「R7000」のトピックス②自転車の快適性向上

前項に引き続き、自転車用コンポ新・シマノ105「R7000」についてお話を進めていきます。

◆STIレバー

前作に比べブラケット部分が小さくなり、手の小さい方でも握りやすい仕様になりました。

しかし、全体的にはコンパクトにした上で、シフトレバーは操作性を考慮して前作より大きくなっています。

また、フィット感やグリップ力も強化されており、ブラケットのフード部分には溝が彫られ、汗などによる手の滑りを防止してくれます。

そして、ディスクブレーキ用では、手の小さい方用にレバーが手前に近づいた仕様の「ST-R7025」も用意されています。

◆フロントディレイラー

2017年にマイナーチェンジを行った「FD-5801」と基本構造は同じで、アジャスターパーツ等を取り付けるためのロングアーチを外し、コンパクト化されています。

アジャスターパーツを取り付けなくなった分は、ディレイラー本体にワイヤーテンションの調節機能を内蔵しているので、トラブルの軽減と共に、快適で軽い動作感も実現しています。

新シマノ・105「R7000」のトピックス③トラブル防止と軽いギアへの対応

最後にお伝えするのは、R7000のリアギアに関する部分です。

◆リアディレイラー

自転車のパーツの中では昔からトラブルの多い部分でしたが、シマノは横に張り出しの少ない「シャドー形状」をMTBに導入しました。

ロードバイクではデュラエースR9100系からの導入となり、この度のR7000にも採用されました。

これで転倒時の接触などのトラブルが軽減されますし、空気抵抗の低減にも繋がる可能性があります。

また、スプロケットに34Tという超ワイドレシオのギアが加わったのを受け、34T対応のロングゲージも用意されています。

◆カセットスプロケット

上記しました通り、11-34Tが加わりワイドレシオ化が進んでいます。

歯数構成は11-28T、11-30T、11-32T、12-25T、11-34Tの5種類が用意されており、11-34Tは「CS-HG700-11」という特別な品番が付けられています。

2019シーズンの中心的存在!

今回は新しくなったシマノのロードバイク用コンポ、105「R7000」系をご紹介しました。

機能性の向上とデザインのコンパクト化が特徴で、ディスクブレーキの導入も大きなトピックスとなっています。

2019モデルの完成車には多く導入されていますので、注目の的となることは間違いありません。

 - SHIMANO, SHIMANO 105, メーカー, ロードバイク