初心者でも安心のカーボンロードバイク!ピナレロ「ラザ」!

ピナレロのロードバイク「ラザ」は、エントリーユーザーでも手が出しやすい、低価格なカーボンロードバイクです。

しかし、ただ低価格を追求したのではなく、コンポーネントはブレーキまで105を使用し、フレームにはピナレロ独自のアシンメトリックデザインを導入するなど、その本気度がうかがえます。

この記事では、低価格ながら魅力あるロードバイク、ピナレロの「ラザ」をご紹介します。

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波打つフロントフォークデザインが特徴!ピナレロの「ラザ」

「ラザ」は、ピナレロのエントリークラスのカーボンロードバイクです。

フレームは、ドグマ65.1を思い起こさせる、波打つような形状のフロントフォークとシートステーが特徴的なデザインです。

カラーは、ブラックマットとイタリアンザフィーラブルーという暗めのメタリックブルーの2色をラインナップしています。

イタリアンザフィーラブルーカラーのモデルには、トップチューブにはイタリア語で「落ち着いて、冷静に」という意味のタイポグラフィが入ります。

フレームの素材は、東レ社のT600カーボンを使用し、耐久性と強度に優れます。

コンポーネントには、R7000型の105をメインに、クランクにはFC-RS510を使用しています。

ハンドル、ステム、シートポストには、ピナレロのパーツブランドであるモストの、アルミ製のパーツを使用しています。

ホイールには、シマノのWH-RS100がアッセンブルされており、品質と信頼性は高いと言えます。

価格は、ペダルなしの完成車で、243,000円です。

ピナレロの「ラザ」のコンポーネントは新型105!

それでは、ピナレロのエントリークラスのカーボンロードバイク「ラザ」の、詳細を見ていきます。

最初に、コンポーネントに着目します。

先述したように、コンポーネントは新型の105であるR7000系の105と、クランクにはFC-RS510を使用するミックスコンポです。

新型の105のリアディレイラーは、横への張り出しがおさえられたシャドーデザインです。

そのため、転倒時などにおいて、リアディレイラーの破損のリスクが低下しました。

リアスプロケットの歯数は11-28Tと、現在のロードバイクのスプロケットとして、一般的なものを使用しています。

フロントギアは、50/34Tのコンパクトギアです。

フロント34Tとリア28Tの組み合わせにより、近年人気の高まっているヒルクライムにも十分対応が可能です。

エントリークラスのカーボンロードバイクは、ブレーキキャリパーにコンポーネント外のものを使用するケースが多く見受けられます。

しかし、ピナレロの「ラザ」の場合は、ブレーキキャリパーも105のグループセットのものを使用しており、安心感があります。

ロードバイクの走りを左右するホイールに注目!

続いて、ロードバイクの走りに大きな影響をおよぼす、ホイールについて見ていきます。

ピナレロの「ラザ」には、シマノのWH-RS100がアッセンブルされています。

WH-RS100は、近年流行の太めのタイヤに対応できる17Cのワイドリムを採用した、クリンチャーホイールです。

WH-RS100の重量は、前後ペアで1897gと軽量とは言えませんが、頑丈でメンテナンス性が高いというメリットがあります。

このWH-RS100は、レースで上位を目指すような走りをするには不向きですが、ロードバイクでロングライドをする、日常の練習用に使うといった場合には、十分な性能を持ち合わせています。

また、シマノのホイールのハブはカップアンドコーンという構造です。

カップアンドコーンは、ハブのベアリング部のメンテナンスが簡単であるため、慣れてしまえば自分でハブの分解清掃が可能です。

このWH-RS100はそれほど高価なホイールではないため、全損した場合でも1本6,000円程度で購入ができます。

ロードバイクのジオメトリーを読む!ピナレロの「ラザ」は乗りやすい!

この章から、ピナレロの「ラザ」のフレームに注目します。

まずは、フレームのジオメトリーを確認します。

ロードバイクのジオメトリーの確認により、そのロードバイクのサイズ感やハンドリングが想定できます。

なお、比較基準は身長170cmの方に最適なサイズのものとします。

ピナレロの「ラザ」のトップチューブ長は525mmと、同サイズ帯では530mm前後の数値が多い中で短めの数値です。

短めのトップチューブにより、スポーツサイクル特有のハンドルの遠さが軽減されます。

ヘッドチューブは125mmと、こちらもやや短めです。

ヘッドチューブが短めだと、サドルとハンドルの落差が取りやすくなり、見た目の向上と、より深い前傾姿勢の実現が可能です。

ハンドリングに影響するヘッドアングルは、71.4度とやや寝た角度です。

ホイールベースを計算すると、約978mmと一般的な数値です。

ヘッドアングルとホイールベースの数値から、ピナレロの「ラザ」のハンドリングは落ち着いた挙動であると言えます。

トップチューブ長やハンドリング性から、ピナレロの「ラザ」は初心者の方でも乗りやすいロードバイクと言えます。

ロードバイクは左右非対称?ピナレロ独自のアシンメトリックデザイン!

前章に続いて、今度はピナレロの「ラザ」のフレームに採用されている「アシンメトリックデザイン」についてお話しします。

このデザインをごく簡単に説明すると、「ロードバイクの右側を強化したデザイン」だと言えます。

ロードバイクに限らず、自転車のドライブトレインは、自転車の右側に設けられます。

そのため、ペダルを漕ぐ力は最終的に後輪のスプロケットに集まるので、自転車は常に左側よりも右側に強い力がかかります。

この点を考慮せずに左右対称なフレームとしてしまうと、剛性の高いフレームの場合は、右側の剛性に合わせて左側まで剛性が強化され、結果として剛性が過剰に仕上がってしまいます。

この問題は、カーボンバイクの場合には、カーボンの積層の方法や種類を変更することにより解決が可能です。

しかし、ピナレロの場合は、この問題を左右のチューブの形状を変えるという、全く異なったアプローチ方法にて解決しました。

それらの形状の相違は、リア三角にて顕著に現れています。

Think2システムによって電動コンポーネントに対応!

最後の章では、ピナレロ「ラザ」のThink2システムについてお話しします。

従来、ロードバイクの変速機構は、シフトワイヤーによって操作を行っていました。

しかし、シマノの電動変速の登場により、ロードバイクのフレームは、従来型の機械式コンポーネントに対応するものと、新型の電動コンポーネントに対応するものの2つに分かれました。

エントリークラスのロードバイクフレームは、低価格な入門機としての立場から機械式コンポーネント対応となり、電動コンポーネントには非対応でした。

そのため、ユーザーが購入後にコンポーネントのグレードアップを検討した場合、機械式のコンポーネントを選択せざるを得ませんでした。

しかし、ピナレロの「ラザ」はThink2システムにより、機械式コンポーネントと電動コンポーネントの両方に無理なく対応しました。

それにより、将来的に電動コンポーネントが必要になった場合にも、フレームの買い替えの必要がないため、その1台をより長く乗り続けられます。

長く乗り続けられるロードバイク!ピナレロの「ラザ」!

ピナレロの「ラザ」は、購入時のパーツ構成でも、ロードバイクらしい走行感を十分に発揮できます。

また、コンポーネントのグレードアップも見据えて、Think2システムが採用されているため、フレームのグレードアップを視野に入れつつ、電動コンポーネントへの換装ができます。

入門機としてはやや高価なピナレロの「ラザ」ですが、フレームの寿命が尽きるまでは、十分にあなたに貢献してくれるでしょう。