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ピナレロのロードバイクはどのような人・シーンにおすすめ?

2018.10.20

ロードレースの本場ヨーロッパにはロードバイクを扱うメーカー(ブランド)が数多く存在しますが、中でも歴史ではイタリアですね。

現存する最古のブランド「ビアンキ」や、創業60年以上の歴史を持つ「コルナゴ」や「デ・ローザ」など、今でも第一線で活躍するブランドも多いです。

中でもピナレロは、プロレースで近30年以上、圧倒的な成績で他をリードしています。

今回はそんなピナレロのおすすめロードバイクをご紹介します。

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ピナレロはレース志向の強い人におすすめ

ピナレロの歴史は正にレースと共に作られてきています。

1954年にイタリアはトレヴィーゾで創業され、その6年後1960年に早々とプロチームに機材を提供しています。

1975年にグランツールの一つ、ジロ・デ・イタリアで初優勝。

1981年には「ジョバンニ・バッタリン」が、ジロとブエルタ・ア・エスパーニャでダブルツールを達成しています。

そして、1988年にはピナレロ待望のツール・ド・フランス(以下ツール)を、「ペドロ・デルガド」が制覇します。

1990年代からは常勝チームへの機材提供が今日まで続いており、「ミゲール・インデュライン」のツール5連覇、「アレッサンドロ・ペタッキ」のグランツール区間15勝など、数々の大記録に貢献してきました。

近年は特にツールでの強さが目立ち、2012年から2018年においてピナレロが機材を提供する「チーム・スカイ」所属選手が、2014年を除き6度個人総合優勝(マイヨ・ジョーヌ)を果たしています。

このように、レースと共に歩んできたブランドなので、レース志向の強い方におすすめということになります。

ピナレロの技術とデザインは独創的!

ピナレロはレース志向の強い方におすすめと言いましたが、レースでの実績は確かな技術の裏付けであることは間違いないです。

また、その技術が独創的なのもピナレロの大きな特徴です。

今のピナレロの象徴でもある、波のようにうねっている「ONDA」のフォークとシートステイは、他ではマネできないピナレロならではの技術とデザインです。

独特の曲げ加工が路面の細かい振動を上手くいなし、さらには吸収性も高めてくれますので、ハンドリングのしやすさや、乗り心地のよさに繋がります。

そして、今では比較的多くのメーカーが行っている左右非対称のフレーム形状は、世界で初めてピナレロが導入した技術です。

左右を対称にすると、ドライブ側(チェーンが掛かっている側)の方に負担が掛かり過ぎてねじれが生じるので、ドライブ側の強度を上げることで「真の均等」にするのが狙いです。

余談ですが、その特性を生かしカラーまで左右非対称にしてしまうのがいかにも陽気なイタリアンらしく、ピナレロが時に「派手」「奇抜」と言われる所以かもしれません。

ピナレロは他と違うバイクに乗りたい方にもおすすめ

前項に引き続きピナレロの技術面のお話をしていきます。

これも今ではロードバイクの常識ですが、ヘッドチューブ内にヘッドパーツを入れ込む「インテグラルヘッド」もピナレロが開発した技術です。

ハンドルを低くすることができますし、ヘッド周りの剛性が高くなりますので、狙い通りのハンドリングが可能になります。

そして、この技術は見た目にもこだわるピナレロが、機能面の観点だけからではなく、外側にベアリング受けの「ワン」が出ているのが、美しくないという理由もあったと言われています。

さらに、フルカーボンフレーム全盛の今では存在意義が薄れましたが、シートステイのみをカーボンチューブにしたアルミフレーム、「カーボンバック」も一世を風靡しました。

このように、独創的な技術とデザインを持っていますので、他とは一線を画す違うものに乗りたいという方におすすめのブランドでもあります。

ピナレロの出した答えは「エアロ」!

このあとピナレロの個別の機種について、筆者のおすすめも含めてご紹介しますが、今のピナレロは「エアロ形状」に特化したブランドと言ってもよいでしょう。

フラッグシップモデルである「DOGMA(ドグマ)」は前作の「F8」からエアロロードのフォルムになりましたし、2019モデルでフルモデルチェンジを果たす「PRINCE(プリンス)」が、この度完全にエアロロード化しました。

その他には、初登場からエアロロードとしてラインナップされている「GAN(ガン)」や、エンデュランスやグランフォンドという過酷な路面状況向きの「DOGMA K10」も、ドグマの技術を継承したためエアロ化しています。

これが、レースに勝つピナレロが出した答えなのだと思いますので、改めてレースで勝ち負けをしたい方におすすめします。

なお、ドグマの冠が付く機種は、メーカー情報ですと、2018年には「F10」の完成車も限定でありましたが約120万円という価格になります。

そのため、コンポなどのパーツに余剰がある方にはフレームセットをおすすめしたいところです。

ピナレロのおすすめロードバイク~フラッグシップモデル

それではここから、ピナレロの2019年モデルの中から、おすすめロードバイクをご紹介します。

【DOGMA F10】

ピナレロのフラッグシップモデルであり、象徴です。

近年のレースでの活躍は全てドグマシリーズが担ってきており、F10はその最新モデルです。

一時期カーボンフレームに出遅れしまったピナレロに素材を提供し、救世主的な存在となった日本メーカー「東レ」が、今でも最高級の素材を提供し続けています。

整流フィン付きのフロントフォーク「フォークフラップ」や、ボトルケージ周辺を大胆にえぐるようにしたダウンチューブはTTバイク譲りの技術であり、とにかく空力性能に特化したモンスターバイクです。

価格ですが、上位グレードの「F10 Xlight」で約100万円、セカンドグレードの「F10」でも70万円以上です。

フレームセットのみの金額ですから、恐ろしい金額設定ですね。

また、F10をベースに石畳コースや長距離のグランフォンドも意識した「K10」も用意されています。

特に「DOGMA K10-S DISK」は電子制御のリアサスペンションが付属しており、縦方向に最高10㎜も変化する、異次元の衝撃吸収性を持ちます。

その上で変化の必要がない平坦路では、センサーが感知して自動でサスペンション機能をロックしますので、スピードや巡航性が犠牲になることもありません。

これだけの機能付きなので価格も異次元で、フレームセットのみで100万円を超えます。

ピナレロのおすすめロードバイク②ホビーユーザー向けも用意されている!

引き続き、ピナレロの2019年モデルのおすすめをご紹介します。

【PRINCE(プリンス)】

ピナレロの歴史を作ってきた名車が、2019モデルに5度目のモデルチェンジを果たしました。

ドグマF10の形状、技術を踏襲しながら、カーボンの素材やドグマとは違う独自の味付けを加え、ホビーユーザー向けに、乗り心地や扱いやすさも考慮されたモデルです。

最上位グレードの完成車では100万円を超えるものもありますが、約40万円前後で手に入る機種もあります。

【RAZHA(ラザ)】

グッとリーズナブルになりましたが、2010年代のツールの快進撃のきっかけとなった「ドグマ 65.1」の直系のレースモデルです。

2019モデルはシマノの新・105を搭載しますので、大いに注目される一台です。

【PRIMA(プリマ)】

ピナレロの2019モデルでは、唯一のアルミフレーム車になります。

ONDAフォークはカーボン製ですし左右非対称にもなっていますので、この価格でも技術はしっかり投入されています。

ピナレロは生粋の「レース屋」

今回はピナレロのロードバイクについて、どんな場面・人に適しているのかを考えてみました。

当代きってのレーシングブランドだけあり、やはりレース志向の強い方に最適なブランドです。

また、技術もデザインも非常に独創的で個性が強いので、人と一線を画したい方にもおすすめです。

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