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サドルのセッティングは前下がり?それとも前上がり?

2018.11.7

ロードバイクのサドルの角度は、標準的なセッティングとしては、水平にする場合が多いです。

しかし、なぜサドルに角度をつけずに、水平に固定する必要があるのでしょうか。

前上がりや前下がりのセッティングをする場合の理由をご説明していきます。

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標準的なサドルの角度は水平?前上がりや前下がりも

ロードバイクをサイクルショップで初めて購入するとき、フレームのサイズをはじめ、ハンドルやサドルのセッティングを身体の測定結果をもとに合わせてくれます。

そのとき、サドルの角度はどのようにセッティングされているのでしょうか。

標準的なサドルの角度は、水平が基準になります。

水平の角度というと、サドル自体が湾曲しているものもあるため、「どの部分が水平なの?」と考えてしまうこともありますが、通常は、サドルの先端と一番後ろの場所をつないだ直線が水平となるようにセッティングします。

しかし、すべての人が水平の角度でサドルを取り付けているとは限りません。

人によっては、前上がりの場合や前下がりにセッティングしている人もいます。

では、なぜ水平が基準になるのでしょうか。

ロードバイクに慣れてくると、自分の乗りやすいポジションが変化していきます。

そのとき、最初から角度のついているサドルよりも、まず角度のない水平の状態から変化をつけて行くほうが、セッティングをしやすいことが多いです。

つまり、自分好みのセッティングをするために、水平の状態から1°~2°というように、少しずつ角度をつけて試していく必要があるのです。

サドルの角度は変えられる!角度を変える方法

ロードバイクのサドルの角度は、水平が基準になっていることはご説明しました。

しかし、ロードバイクに慣れてきて、自分のポジションに対して、セッティングをする必要性があることもご紹介しました。

では、実際に自分でサドルの角度を前上がりや前下がりに変更することは可能なのでしょうか。

実は、簡単にサドルの角度を変更することができます。

そのやり方は、サドルの下を覗き込んでみると直感的にわかるかもしれませんが、少しご説明していきます。

ロードバイクのサドルは、金具を使って挟み込むように固定されています。

この金具は、アーレンキーを使うと緩めることができます。

金具を緩めると、サドルを取り外すことができます。

サドルを取り外しても、そのままでは角度を変更することはできません。

サドルを外した状態で、サドルを固定していた金具を取り外してみると、金具にはギザギザが彫り込まれていて、ベース側にハマるような構造になっていることがわかります。

このギザギザ部分を、今までの位置と少しずらして取り付けてあげます。

ギザギザ部分をずらしたことにより、サドルを固定する金具の角度が変わるため、最終的にサドルと固定するとサドルの角度が変わる、という仕組みになっています。

いきなりたくさんずらすのではなく、少しずつ位置を調整して、サドルの角度を前上がりや前下がりにして、自分に合ったサドルの角度を見つけましょう。

サドルを前上がりにするメリット

サドルの角度を自分自身で調整することができるようになったところで、実際に角度をつけていきます。

しかし、突然サドルに角度をつけるといっても、前上がりにすれば良いのか、前下がりにすれば良いのか悩んでしまいますよね。

そこで、サドルを前上がりにする場合のメリットについてご紹介していきます。

最初にお伝えしたように、サドルの角度の基準は水平です。

この基準を変更しようと考える場合には、なんらかのデメリットが生じているためではないでしょうか。

そのデメリットが、腕の疲れが大きい場合や手が痺れてしまうといった場合には、サドルを前上がりにセッティングしてあげると、改善される場合が多いです。

腕や手に負担がかかってしまう場合は、前傾姿勢になりすぎていることが考えられます。

前傾姿勢になりすぎているということは、体重の比重が前側に行きすぎているのではないでしょうか。

そこで、サドルを前上がりにすることで、サドル側に体重の比重を持ってきてあげます。

サドル側に体重がかかることで、上体が起きます。

そうすると、今まで腕にかかっていた体重がサドル側に移動するため、腕の疲れや手の痺れが改善されることがあります。

また、姿勢が起きるため、安定してロードバイクに乗ることができます。

つまり、ロングライドなどに向いている姿勢になります。

サドルは前上がりよりも前下がりが楽?

サドルの角度を、前上がりよりも前下がりにセッティングしている人をよく見かけます。

前下がりにサドルをセッティングするメリットは、どこにあるのでしょうか。

先ほど、前上がりのセッティングでご紹介しましたが、前上がりにセッティングすると上体が起きます。

前下がりにセッティングしてあげると、逆に前傾姿勢になります。

腕や手に負担は増えますが、前傾姿勢になることで、空気抵抗を受けにくくなります。

空気抵抗を受けにくくなるということは、スピードを出しやすくなり、体全体の疲労を軽減させることもできます。

また、ペダリングをするときに、ペダルを踏み込む力の反力をサドルで受け止めることができるようになるため、力を十分に伝えることができます。

ロードバイクに乗っていて、お尻に痛みを感じる人にも、サドル角度を前下がりにするセッティングはオススメです。

体重を支える比重が腕側に大きくなるため、お尻に負担がかかりにくくなるためです。

このように、サドルを水平のセッティングから前上がりや前下がりにすることで、自分の体に合った姿勢が保てるセッティングにすることができます。

サドルの角度を変える理由!

サドルの角度を前上がりや前下がりにすることで、ロードバイクに乗る姿勢を変更することができることはご説明してきました。

サドルの角度を変えることで、ロードバイクに乗る姿勢を、上体を起こした状態や前傾姿勢に保つことができます。

そのような目的で、サドルの角度を変えることが多いです。

また、先にご紹介しましたが、ロードバイクに長い時間乗ると、「お尻が痛い」や、「手が痺れる」などの不調が生じることがあります。

このように、体に疲労感や痛みが生じたときの対策として、サドルの角度を変更し、姿勢を変えることで、お尻の痛さや、腕の疲労、手の痺れなどを改善することができます。

ご説明が重複しますが、腕の疲れや手の痺れなど、上半身に負荷がかかっていることが原因で起こる場合には、サドルを前上がりにして、荷重をサドル側になるように調整します。

一方、お尻が痛いなど、サドル側に負荷がかかっている場合には、サドルを前下がりにして、荷重をハンドル側に持っていくことで改善することが期待できます。

フラットなサドルだけじゃない!サドル交換も解決策

ここで、サドルの角度の見方ですが、上面がフラットなサドルであれば角度がわかりやすいのですが、そのようなサドルばかりではありません。

乗り心地や、お尻の痛み対策などで、前後方向にくぼみのある形状のものがあります。

また、左右方向においても、フラットのものだけでなく、湾曲した形状に作られているものもあります。

お尻の痛さに悩まされている場合、サドルの角度を調整するだけで改善されることも多いですが、サドル自体を交換すると、改善されることもあります。

どのような形状のサドルを取り付けても、まずは水平にセッティングをした上で、角度の調整を行うことをおすすめします。

また、サドル自体にくぼみがある場合、どの位置が水平なのか迷うこともありますが、標準的なサドルの角度のところで触れたように、サドルの先端と後ろの部分を直線で繋いだラインがサドルの角度になります。

新しいサドルに交換したときには、一度水平にセッティングして、乗り心地や姿勢を確認してから、サドルの角度を前上がりや前下がりに調整するようにしましょう。

サドルは自分に合った角度に調整しよう!

ロードバイクに乗るときの姿勢は、サドルの角度に大きく影響を受けます。

そのサドルの角度は、水平を標準として、前上がりや前下がりといったように、自分に合わせて簡単に調整することができます。

一度に大きく変更するのではなく、少しずつ様子を見ながら、自分に合った角度に調整しましょう。

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