今ロードバイクを買うならこれだ!メリダ「スクルトゥーラ」

ロードバイクの機種が多くシリーズ化されているメーカーでは、中心になる主力のバイクが存在します。

プロチームに機材として提供されているもの、販売台数が多いものなど定義は様々ですが、軸になるものはあります。

メリダですと「スクルトゥーラ」がそれに当たり、オールラウンダーということもあり幅広い層に受け入れられています。

今回はそんなメリダのスクルトゥーラを特集します。

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メリダのロードバイクの歴史

メリダは1972年の創業ですので、2018年で46年目を迎えます。

世界の自転車メーカー全般から見るとキャリアは中堅ですが、販売台数はトップクラスです。

本拠地が自転車大国台湾というお国柄から、欧米メーカーからの委託生産(OEM)により着々と技術を身につけ成長してきた歴史があります。

スポーツバイクで先にきっかけをつかんだのはMTBで、世界のトップクラスの強豪チームに機材を提供し、その名を世界にとどろかせました。

ロードバイクにおいてはレースへの参戦が遅れたこと、またデザイン性に欠けるという評価が多くブレイクには至りませんでした。

しかし、ドイツの「センチュリオン」と業務提携したのをきっかけに、自転車の設計部門をドイツに移行し、台湾では製造のみという形を取りました。

結果的にはこれが功を奏し、デザイン性を向上させたロードバイクが脚光を浴び始めます。

さらにはロードレースでも、2013年ついに念願のワールドツアー参戦を果たしますが、そこで投入されたのが今回の主役である「スクルトゥーラ」です。

そして、2018年にはメリダにとって機材提供2チーム目の「バーレーン・メリダ」が、ツール・ド・フランスでチーム総合2位に食い込む大躍進を見せました。

このようにメリダのロードバイクは今まさに進化を遂げている最中であり、ここで注目しておくべきメーカーと言えるでしょう。

メリダのロードバイクの特徴を押さえておく

ここでは、メリダのロードバイクの特徴をご紹介します。

デザイン性の向上は認めるところではありますが、これは奇抜とか、他と一線を画すということではなく、基本に忠実なシルエットを映し出しているというイメージです。

悪く言えば面白みに欠けるということですが、それは設計拠点になっているドイツのお国柄が反映されているとも言えます。

ドイツ人は寡黙でまじめで、勤勉と言われており、見た目よりも中身で勝負という意味の「質実剛健」という言葉で表現されます。

自転車メーカーにおいても、前出のセンチュリオン、そして「キャニオン」や「コラテック」など、シンプルなデザインを売りにしているメーカーが目立ちます。

メリダも中身で勝負路線を貫いており、欧米メーカーが派手にアピールする技術をさりげなく盛り込み、涼しい顔をしているというイメージです。

スクルトゥーラなどは飾り気がなく、見た目は本当にどこにでもあるような、至って普通のロードバイクです。

しかし、前項でお話ししたように大レースで結果を残すピュアレーサーですから、走行性能はワールドクラスなわけです。

メリダのロードバイク2018モデル

それではここで、メリダのロードバイクのラインナップをご紹介します。

スクルトゥーラはこのあとまた詳しくお話しするとして、そのスクルトゥーラと共にチームに提供されているのが、エアロロードの「リアクト」です。

前作がチームに採用されなかったことを受け、2018年に全面モデルチェンジを行い、2018年シーズンからチームに採用されています。

エアロロード特有の硬さはありますが衝撃吸収性も重視し、前作からの一番の改善ポイントとされていた快適性の部分に進化が見られます。

さらに、プロ仕様の「CF4」というフレームから剛性と乗り心地のバランスを見直し、少しマイルドな味つけを行っている「CF2」を搭載した機種も上々の評判です。(リアクト7000以下のモデル)

次にご紹介するのは、エンデュランスモデルの「ライド」です。

ヨーロッパの石畳コースを走るレース用として開発されたモデルで、実戦に投入されたこともあります。

アップライドな姿勢や乗り心地のよさがあり、レーシーなモデルの多いメリダの中にあっては「癒し系」の存在でもあるのですが、年々縮小傾向にあります。

2018年モデルからは、オフロードも兼用できるグラベルロードが「サイレックス」というシリーズとなりライドから外れたため、僅か4種類の展開になりました。

内カーボンフレームが1種類となり、よりエントリーモデルに近づいている傾向もあるので、今後の動向を見守りたい機種です。

メリダ・スクルトゥーラはどんなロードバイク?

それでは、メリダのエースロードバイクである、スクルトゥーラについてお話ししましょう。

スクルトゥーラの2018モデルは、カーボンフレーム8種類、アルミフレーム6種類の計14種類で展開されています。

主力バイクの特徴である幅広い層に対応するということから、上は130万円から下は10万円までと価格の幅も正にピンきりです。

スクルトゥーラは平地も山もスプリントも長距離もこなすオールラウンダーですが、ひと言で言うなら「レーシー」です。

全体的に剛性が高めなのでカーボンフレームの機種でも硬く、パワーロスの少ない前に進む力の強いフレームです。

また、ハンドルとサドル間の距離が長く、ヘッド部分が低めで角度も立ち気味なので乗車姿勢は深めの前傾になります。

このようにスクルトゥーラは、プロレーサーがいかにして力強くペダルを踏み込めるか、また、空気抵抗をできるだけ低減させてスピードを上げるということを重視しています。

そのため、乗り心地や安定性は少し犠牲になっているところもあるので、レース志向の薄い方ですと、選ぶモデルによっては持て余してしまう可能性もあります。

メリダ・スクルトゥーラを代表するモデル

それではメリダのロードバイク「スクルトゥーラ」から、いくつかのモデルをご紹介します。

【SCULTURA(スクルトゥーラ)TEAM-E】

参考価格:¥1,188,000(税込)

2018年のツール・ド・フランスで「バーレーン・メリダ」の大躍進を支えた、スクルトゥーラのハイエンドモデルです。

先ほど全体の特徴の項でも取り上げましたが、剛性が高いのでその分重量が気になる所ですが、フレーム単独では約800g、52サイズの完成車は6.4㎏で、このままではワールドツアーの重量制限6.8㎏に引っかかってしまいます。

プロ仕様のフレームに「シマノ・デュラエース」の電動変速Di2、ホイールも「フルクラム」のプロ仕様モデル「Racing Speed 40」が装備されています。

その他のパーツも高級なものばかりで、レース仕様の名に恥じない豪華なスペックです。

おいそれと手を出せる価格ではありませんが、あこがれる一台です。

【SCULTURA 6000】

参考価格:¥409,320

フレームがプロ仕様と同じ「CF4」なのはこのモデルまでで、分岐点になるところです。

「シマノ・アルテグラ」のほぼフルコンポ(スプロケットのみ105)で、7.5㎏(50サイズ)はこのクラスとすればかなりの軽量です。

ホイールをグレードアップすれば十分にレースにも使用できるので、レース志向の強い方で予算に合えばおすすめしたいですね。

メリダ・スクルトゥーラにはこんなモデルもある!

前項に引き続き、メリダ・スクルトゥーラの個別モデルをご紹介します。

【SCULTURA 4100】

参考価格:¥214,920

カーボンフレームで最も価格の安い「4000」をベースに、小柄な方向けのサイズ設定になっているモデルです。

ロードバイクは欧米人の大柄な体格の人々に合わせてサイズ設定がされていると言われており、小柄な方はサイズ選びに苦労するものです。

このモデルはそんな悩みに応えるべく、身長145㎝の方にも対応するサイズが用意されています。

しかもベース車を単にコンパクトにしただけではなく、専用設計になっているので細かい部分にまで配慮がされています。

【SCULTURA 700】

参考価格:¥180,252

品番が3ケタになりますので、こちらはアルミフレーム車になります。

700はハイエンドモデルで、組み合わされているパーツを見てもコストダウンの少ないおすすめのモデルです。

素材は違いますが、ジオメトリなどのコンセプトはレース仕様と同じですし、2018年シーズンのバーレーン・メリダと全く同じカラーリングのレプリカモデルもあります。

メリダ・スクルトゥーラは世界のトッププロが乗る機体!

今回はメリダのエースロードバイク、スクルトゥーラをご紹介しました。

本格的なレースモデルですが、価格の幅も広く少し味つけが変わるものもあるので、ユーザーを選ぶような難しいモデルではありません。

何よりスクルトゥーラは世界最高峰のワールドツアーで戦っている機体ですから、それと同じコンセプトのものの乗れるのが大きいです。