スペシャライズドのロードバイクでサイズ54の適応身長は?

ロードバイクなどのスポーツバイクは、フレームの大きさが自転車本体のサイズになります。

そのため、多くのメーカーでは、身長から適応サイズを目安として提示しています。

スペシャライズドもそのメーカーの1つですが、多くの車種がありますので、身長が同じでもサイズが同じとは限りません。

そこで今回は、成人男性の平均身長が適応するとされている「54」サイズを中心に、スペシャライズドの展開を見ていきましょう。

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スペシャライズドの54サイズの適応身長は?

自転車のサイズというと○○インチのような表記を思い浮かべる方も多いかと思います。

ママチャリなどのシティサイクルは、タイヤの大きさが自転車本体のサイズになっているのでインチ表記されています。

一方スポーツバイク、特にタイヤの大きさがほぼ統一されているロードバイクやクロスバイクは、サイズはフレームの大きさになります。

メーカーによってどの部分の大きさをサイズとしているかはまちまちで、スペシャライズドなどはどの部分なのか少し分かりづらいです。

例えば、スペシャライズドの「ターマック」という人気車種のロードバイクでは、最新モデルの「54」サイズにそれらしき部分が2か所あります。

これに関しては後ほど詳しくお伝えしますが、そのサイズによってメーカーが大まかに適応身長を出しています。

ちなみにターマックの54サイズの適応身長を、スペシャライズドでは170㎝~175㎝としています。

しかし、同じ身長170㎝の人でも、腕や脚の長さが違いますし、身体の柔軟性なども関係してきますので、万人に当てはまるわけではありません。

サイズにおける適応身長はあくまでも目安

今回はロードバイクを中心とした、スポーツバイクのサイズについてお伝えしていきますが、これからお伝えすることはサイズ選びの目安だったり、めどをつけるためのものです。

ロードバイクのサイズ選びは、お店でのフィッティングと試乗ありきと考えておいてください。

サイズ選びは、100回の机上の計算が1回の試乗で簡単にひっくり返るような世界であり、乗ってみて自分に合うかどうかを確かめないことには決められません。

そのため、初めて購入される方は絶対条件と言っても過言ではないですし、2台目以降でも車種が変われば微妙に違うので、必要な条件です。

ましてメーカーを変えると全く違ってきます。

スペシャライズドのように数字でサイズを表記している所もあれば、洋服のようにS・M・Lとしているメーカーもあります。

例えばスペシャライズドでは、54サイズがおおむね中間なので、一般的な感覚ならMサイズという判断になりますが、これが全く違う大きさだったりします。

決していい加減というわけではないのですが、メーカー独自の基準に従ってサイズ決めや、適応身長を出しているので、規格の統一が難しい状況です。

スペシャライズドのロードバイクの54サイズは平均に近い

それではここから、スペシャライズドのロードバイクを例に取り、サイズの選び方をご紹介していきます。

スペシャライズドのように適応身長を出しているメーカーの場合は、せっかくなのでまずはそれに従い自分の身長から適応サイズを知ります。

次に「ジオメトリ表」で、フレームのサイズを確認していきます。

ジオメトリ表とはフレームの各チューブの長さや幅を示したもので、設計図のようなイメージです。

様々な箇所のサイズが記載されてますが、まず見て頂きたいのは「トップチューブ」の長さです。

スペシャライズドのホームページのジオメトリ表では、「TOP TUBE LENGTH,HORIZONTAL」という表記です。

これはハンドルとサドルの大まかな距離を示すもので、遠くなれば前傾姿勢が深くなります。

スペシャライズドはここが平均からやや長いくらいで、極端な設定のロードバイクは少ないです。

ちなみに、前出「ターマック」の最新世代である「SL6」の54サイズで、トップチューブ長は540㎜です。

54サイズの適応身長は170~175㎝とされており、540㎜というのは適正と言われている範囲の長さなので、ターマックは適応身長に沿ってサイズ選びを考えてよいはずです。

54サイズと56サイズのトップチューブの違いによる影響

スペシャライズドのサイズ表を見ると、適応身長が重なっている部分があります。

例えば身長163㎝には49、50、52サイズ、175㎝には54、56サイズが適応するとされています。

前出ターマックのトップチューブ長は、54サイズでは540㎜、56サイズは562㎜と20㎜以上違います。

そのため、身長175㎝の人はどちらのサイズにするか迷うこともありますが、ロードバイクには「小は大を兼ねる」という言葉があります。

迷ったら小さいサイズを選ぶということですが、これはステムでハンドルの距離を調整することに関係してきます。

もしスペシャライズドのターマック56サイズで、後に距離を縮めたい場合はステムの突き出しを短くして調整します。

しかし、突き出しを短くすると体とハンドルの距離が近くなり、自転車の制御が難しくなります。

段差では過敏に反応するので常に持って行かれる感じになりますし、低速の時は車体がふらつきます。

操作性が悪くなるということなので、ステムで調整する場合は短いものを長くする方が適しています。

スペシャライズドのロードバイクはチェーンステーの長さにも注目

ロードバイクのサイズ選びのお話を続けます。

ジオメトリ表で次に注目して頂きたいのは、チェーンステーの長さです

スペシャライズドのジオメトリ表では、「CHAINSTAY LENGTH」と表記されている箇所です。

チェーンステーはクランクの中心から後輪の軸に伸びるチューブで、ここの長さは「リアセンター」とも呼ばれます。

サイズの大小によってそこまで大きな差があるわけではないので、身長や体型よりも用途や乗車姿勢に深く関わってくる部分です。

ここが長くなりますと自転車の安定性が増し、衝撃吸収性も高くなるので乗り心地がマイルドになります。

ロードバイクでもそういった要素を重視するエンデュランスモデルや、クロスバイクはリアセンターがかなり長く取ってあります。

反対に短くなると、フレームが小さくなるので、軽量になります。

また、同じ太さのものは短くなれば硬く強くなるので、パワーロスが少なくなり加速性が増します。

さらに、リアセンターが短いということは、それだけ体重が後ろには掛けにくくなるので、必然的に前傾姿勢になります。

そのため、深めの前傾ポジションが望ましいレースモデルは短めになります。

スペシャライズドでは、先ほどから例に挙げているターマックの54サイズが405㎜、一方エンデュランスモデルの「ルーべ」は415㎜となっています。

スペシャライズドは適応身長からサイズのめどが立てやすい

ここまでロードバイクのサイズについてお話ししてきましたが、スペシャライズドは適応身長をメーカーが提示してくれていますので、めどが立てやすいですね。

だからこそ、同じ身長で54サイズと56サイズが被るということが分かるのであり、鵜呑みにはできませんが、目安にはなります。

トップチューブ長がスペシャライズドの54サイズは540㎜で、これは平均的とお伝えしました。

そのため、身長170c㎜前後の方は他メーカーのものでも、トップチューブ長が540㎜前後のものを選べば大きな間違いではないでしょう。

しかし、これはあくまでも目安であり、しつこいようですがサイズはお店でフィッテイングを受け、試乗させてもらってから決めましょう。

ですから、試乗させてくれないような店舗で買うのは控えた方がよいですし、ロードバイクは購入した後も店舗と付き合っていくことになるので、なおさらお店選びは大切です。

サイズ選びは目途を立ててからフィッテイングと試乗!

今回はロードバイクのサイズ選びについてお話ししました。

サイズは店舗でのフィッテイングと試乗ありきとお伝えしましたが、今回のお話がそこに至るまでの目安になれば幸いです。

スペシャライズドのように適応身長を示してくれているメーカーのサイズを参考にして、他のメーカーのロードバイクを検証することもできますので活用してみてください。