自転車のフロントフォークの交換方法は?自分で出来る?

自転車がハンドルでかじ取りを行えるのは、「フロントフォーク」が前輪とハンドルを繋いでいるからです。

そんなフロントフォークですが、フレームの一部として扱われる事が多いので、外せないと思っている人も多いかと思います。

そこで今回はフロントフォークについて、外し方から交換方法までお話していきます。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

子供乗せ自転車のハンドルロック!解除ができないトラブルも

子供を乗せる場合はとくに、ハンドルがぐらついたり、自転車が倒れたりしないように、細心の注意を払い...

筋肉痛で体重が増える理由は?自転車は筋肉痛になりにくい?

筋トレや激しい運動を行った翌日、筋肉痛になることがありますよね。ダイエット目的で筋肉トレーニング...

タイオガの輪行袋の使い方を学ぶ!おすすめの輪行袋は?

自転車の楽しみの中に、輪行袋を使用して電車や新幹線に自転車を乗せて移動するという楽しみ方もあります。...

bb30は規格が違う!シマノのクランクの装着には一工夫が必要

bb30は、キャノンデールが始めたbbの規格です。bb30が登場するまではbbの規格は一つだ...

自転車のピストバイク!ブレーキとペダルの使い方とは?

今、人気のあるピストバイク。ピストバイクとはどんな自転車であるか、ご存知でしょうか?...

自転車のギアチェンジが上手くいかない!注意点とコツは!?

自転車といっても、特にロードバイクやクロスバイクは非常にギアが多いですよね。ギアが上手く...

日本一周を自転車でしたい!女性が気をつけるべきことは?

近年では、自転車での旅をする人が多くなっていますよね。自転車で日本一周してみたいとお考えの方...

自転車の移動時間が知りたい!時速は誤差があるってホント?

通勤・通学の手段としては、車・バス・電車・自転車など、たくさんありますね。そのなかで、自転車...

自転車通学に!坂道でも速い乗り方とおすすめのママチャリ

ママチャリに乗っていても爽やかさを振りまく学生さんは、眩しく感じるものですね。中には、本当に...

変速段数をチェック!シマノのチェーンラインナップを解説!

ロードバイクのチェーンは消耗品であり、定期的な交換が必要です。シマノユーザーの場合は、多くの方...

ハンドルにバーエンドバーを取り付け!効果はどうだろう?

スポーツ自転車のハンドルは、大まかに分けて3つの形状があります。中でも、ストレートな形状...

自転車を塗装する際のペンキについて、どうしたらいいのか?

最近は自分で補修や改修してしまうD.I.Y.という言葉を耳にするようになってきたと気がしますが、自転...

ロードバイクに補助ブレーキレバーは必要なのか?

皆さんは補助ブレーキレバーと聞いて、ピンと来ますか?これは、ロードバイクのドロップハンドルに...

スペシャライズドの「パワーサドル」をインプレから探る

スペシャライズドに「パワーサドル」という、人気のロードバイク用サドルがあります。一般的なサド...

ロードバイク用ホイールの上手な保管方法が知りたい!

ロードバイクはさまざまなパーツで構成されていますが、中でも性能に大きく影響するのがホイール、といわれ...

スポンサーリンク

自転車のフロントフォークとは

今回はスポーツバイクのフロントフォークについてお話しますが、まず大前提としてフレームの一部ですが、取り外し可能です。

フロントフォーク単体でも販売しており交換も可能なので、のちほど交換方法もご説明します。

ではまず、種類と構造から説明します。

フロントフォークは人間でいえば胴体に当たる「フォークコラム」と、脚に当たる「ブレード」で構成されています。

素材はフレームと同じ事が多いですが、完成車によってはアルミフレーム+カーボンフォークという組み合わせもあります。

また、フォークコラムがアルミで、ブレードがカーボンという、若干ややこしい物もあります。

MTBはブレード上部に衝撃吸収の為のシステムである「サスペンション」が装着されている、「サスペンションフォーク」が多く採用されています。

ロードバイクやクロスバイクなどに多いノーマルな物は、「固定」という意味で「リジッドフォーク」と呼ばれます。

装着方法は、ブレードを前輪のハブに取りつけ、フォークコラムをフレームのヘッドチューブに通します。

コラムのヘッドチューブから上にはみ出した部分を、ハンドルを支持している「ステム」というパーツで固定します。

フロントフォークの交換方法①~注意事項

それでは早速フロントフォークの交換方法について説明していきますが、まず注意事項からお話します。

フロントフォークの交換は、ハンドル周りの分解が必要になります。

また、専用の工具が必要になる所がいくつかあり、その工具がそれなりに高額です。

その為、後述しますが、自転車屋さんに依頼した方が確実ですし、費用が少なく済む可能性もあります。

まして、交換するフロントフォークをそのお店で購入すれば、工賃はさらに安く抑える事が出来ます。

1台の自転車の歴史上、フロントフォークの交換が何回あるかですが、まず複数回は考えづらいですから、お店に依頼するのが賢明かもしれません。

ただし、定期的にメンテナンスが必要な箇所ですので、分解の手順は覚えておいて損はありません。

フロントフォークにはブレーキを始め、様々な細かいパーツが付属していますので、再組立て時に困らない様に、分解前に元の姿を画像に残しておきましょう。

フロントフォークの交換方法②~フレームからの外し方

フロントフォークの交換方法ですが、まずは外し方からご説明します。

手順は以下になります。

①フロントフォークには前輪用のブレーキキャリパーが装着されているので、まずそれを外します。

②クイックリリースを緩めたら、六角レンチで固定ボルトを外します。

③前輪を外しますので、ホイールのクイックリリースを解除して下さい。

④フォークを固定しているステムを外しますが、サイドに付いているクランプボルトは、緩めるだけで外さないでください。

⑤ステム先端のトップボルトを緩め、ボルトごとトップキャップを抜き取ります。

⑥ステムから順番にコラムスペーサーやリング状のパーツを外していきます。

この状態まできたら、フロントフォークをフレームから抜きます。

コラムとブレードのつなぎ目付近を抑えながら、下に引き抜いて下さい。

フロントフォークの交換方法③~取り付け前の下準備

次に新しいフロントフォークへの交換方法をご説明しますが、まずは下準備が必要です。

外したフォークから「下ワン」と呼ばれるパーツを外し、新しいフォークに付け替えます。

また、新しいフォークはコラムが長いので、適度な長さにカットしなくてはなりません。

さらには、ハンドルがガタガタしたり、ゴリゴリとした渋い回転にならない様に「玉押し調整」が必要です。

この調整をする為に、新しいコラムの中に「スターファングルナット」というパーツを圧入する必要があります。

これらの下準備がフロントフォーク交換の最大のハイライトであり、数々の専用工具が必要になります。

下ワンはフォークコラムに強く圧入されているので、手では容易に外れませんし、再圧入にも工具が必要です。

フォークコラムのカットには金ノコが使えますが、真っ直ぐ切る為の工具が有った方がきれいな仕上がりになります。

この専用工具を全て揃えると、約8,000円は掛かります。

ちなみに、大手サイクルチェーンの「あさひ」では、スターファングルナットの圧入、下ワンの脱着、フォークコラムのカットで約4,000円というところです。

フォークの交換を一から全てやってもらうと7,000円前後掛かると聞いていますので、下準備の部分だけをやってもらうのも良いかもしれません。

下準備さえ終われば、あとは外した時と逆の手順で組み直せば完了です。

カーボン製のフォークコラムは取り扱いに注意

スポーツバイクのフロントフォークの交換方法を説明していますが、新しいフォークのコラムがカーボン製の場合はいくつかの注意事項があります。

まず、先ほどご紹介した玉押し調整用のスターファングルナットは、圧入できません。

アルミであればナットを圧入しても耐えられますが、カーボンは圧力を掛けると破断してしまうので圧入は不可です。

従って、カーボン製のコラムには「プレッシャーアンカー」という、カードリッジ式の物を使用します。

また、下ワンもアルミであれば割と強めに叩いて圧入しても問題ありませんが、カーボンは強めに出来ませんので、慎重を期さなければなりません。

そして、ステムで固定する際も、クランプボルトを締めすぎると破断しかねませんので、トルクレンチで既定のトルクを守って締める必要があります。

この様にカーボン製のフォークコラムは繊細な扱いが必要なので、交換の際はこういった点も考慮して選んだ方が良いですね。

フロントフォークのメンテナンス

フロントフォークの交換方法についてご説明してきましたが、分解の手順を覚えて頂いたと思いますので、メンテナンスについても触れておきましょう。

フロントフォークのメンテナンスは、フォークコラムから外した各種パーツ類の清掃と、ベアリングへのグリスアップ。

そして、ステム先端のトップボルトによる玉押し調整になります。

自転車の回転部分には軸受けとなる「ベアリング」が採用されており、フロントフォークも例外ではありません。

そのベアリングは「グリス」という粘度の高い潤滑油によって耐久性を保っています。

ただ、完全に密封されているわけではない為、グリスは流れたり飛び散ったりしてしまいますので、定期的に挿し直す必要があります。

また、玉押し調整はトップボルトの締め具合によって、ハンドルがガタガタしたり、ゴリゴリと渋い回転にならないバランスにする事です。

フロントフォークは大切なパーツです!

今回は、フロントフォークの交換方法について確認しました。

ポイントは新しいフォークに対して行う下準備で、そこさえクリアすればそこまで難しい作業ではありません。

また、メンテナンスはつい忘れがちになる部分ですので、今後は頭の片隅に置いといて頂ければと思います。