trekのロードバイクを「激安」価格で購入できる?注意点は?

日本人は「激安」「特価」「大売出し」のような謳い文句に弱いところがあり、値引き販売に飛びつく習性のようなものがあります。

もちろん悪いことではなく、よいものが安く購入できるならそれに越したことはありません。

ロードバイクは基本が定価販売のため、値引きが頻繁に行われるわけではありませんが、皆無というわけでもなさそうです。

trekは取り扱い店舗も多く、小まめにチェックすれば掘り出しものに当たる可能性もあります。

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ロードバイクは定価10万円前後なら「激安」と言われる

現在trekのロードバイクは、最も定価が低いモデルで約8万円です。

これは他メーカーと比べてもかなり安い方で、世界に名の通ったメーカーでは最安値の部類です。

しかし、8万円が最安値というのは、「恐ろしい世界だな!」と思われる方も多くいらっしゃると思います。

多くのメーカーで10万円台なら「激安」と言われ、各メーカーにはほぼ100万円以上の機種が存在します。

ロードバイクはプロレースの機材である上に、レースで使用するものは市販品ではならないというルールがあるので、プロ仕様の機種が一般市場に出回るわけです。

これは極端に言うのなら、F1カーを一般人が購入できるのと同じ意味です。

それはあり得ませんのであくまでも例え話ですが、レース機材を一般人が購入できるのがロードバイクの世界であり、まず高価なものであるとお考え頂きたいと思います。

スポーツバイクは通販されないのが通例

ロードバイクなどのスポーツバイクが基本的に定価販売な要因の一つに、通販を行っていないことがあります。

通販をすれば必ず値引きが行われるわけではありませんが、競争の原理からすれば「激安」などと謳えば、売りになるのは確かです。

スポーツバイクは紳士協定というか、暗黙の了解で各メーカーが通販を行いません。

これにはブランドイメージを値崩れによって落とさないということもありますが、対面販売にこだわるという方が大きな理由と言えます。

昔からスポーツバイクには「七分組み」という考え方があり、メーカーが工場から7割程度の組み付けで販売店に製品を送ります。

それをユーザーに合わせて組み上げるのが販売店の仕事という図式です。

また、販売した購入店はtrekの名のもと、そのバイクのメンテナンスや保証を請け負っていくことにもなります。

そのため、trekなどは販売代理店になるために綿密なテストがなされ、なった後もチェックが厳しいと聞いています。

ところが、通販をしてしまうと七分組みはほぼ無理でしょうし、アフターケアもできません。

そうなれば責任の所在も不明確になりますので、通販は行えないということになります。

trekのロードバイクは毎年リニューアルされる

ロードバイクが基本的に定価販売である主な理由をお伝えしましたが、値引き販売が皆無なわけではありません。

スポーツバイクは同じ機種であっても、ほぼ毎年のようにリニューアルが行われます。

何年かに一度は大きな仕様変更となる、いわゆる「モデルチェンジ」もありますが、通常は色やパーツの組み合わせが一部変更される程度です。

それでも、新陳代謝の激しいスポーツバイク界では、目新しさを演出するために○○年モデルと銘打って、フレッシュ感をアピールするわけです。

しかし、このような新陳代謝を行うためには、前年度モデルの在庫を上手くさばかなければなりません。

人気モデルは最初から好調に売れていくので在庫調整もやりやすく、スムーズに新しいモデルに移行できます。

ところが、全てのモデルがそう上手くは行きませんので、在庫処分の手段を講じなくてはいけなくなり、そこで行われるのが値引き販売です。

後述しますが、筆者は「これが本当にtrekのカーボンロード?」と聞き返したくなるような激安価格を、今年(2018年)何度も目にしています。

trekの「型落ち」ロードバイクは激安価格になる可能性がある

各メーカーは毎年6月頃よりニューモデルの発表を行い、それが10月頃から店頭に並びます。

そのため、この期間が在庫処分のチャンスとなり、ニューモデルに傾いたユーザーの気持ちを引き戻す期間になります。

ニューモデル発表後の旧モデルは俗に「型落ち」と呼ばれ、この期間はこの言葉を見ることが増えるはずです。

値引き率はメーカーによって違いますが、毎年の傾向でtrekなどは定価の20%引き程度が相場のイメージで、激安などと謳われているものは40%引きなんて例もあります。

今年(2018年)の1月なので、型落ちになって期間もかなり経過してしていますが、trekのロードバイク2017年モデルの「DOMANE(ドマーネ)S5」が、40%オフで販売されていました。

2018年にはラインナップから外れたモデルなので、厳密に言えば型落ちではありませんが、20万円半ばのカーボンロードが、アルミ並みの13万円台で購入できるとなれば一考の価値は十分です。

しかも、わけありのアウトレット品というわけでもなく、紛れもない新品ですから、掘り出しものと言えるでしょう。

ロードバイクを激安価格で購入する際の注意点

ロードバイクを「激安」価格で購入できる可能性のある「型落ち」ですが、いくつかの注意点があります。

基本は「在庫処分」というメーカー側の都合で行われる値引き販売なので、選択の自由度は低いです。

言葉は悪いですが型落ちは言ってみれば売れ残りなので、人気モデルである可能性は低いです。

また、現品限りですから、色やサイズは基本的に選べません。

trekなどは販売店が多く、チェーン店であれば他の支店から取り寄せてくれることもありますが、そこは最初から期待できないところもあります。

特にシビアなポジション出しが要求されるロードバイクは、身体に合わないサイズは推奨できませんので、あきらめざるを得ない場合もあります。

さらに、型落ちは素性が分からない部分があります。

お店の倉庫に眠っている時に、何かの拍子で転倒したかもしれません。

また、店内に展示されていたものかもしれず、誰が触ったのか分からない状態ということもあります。

激安価格には、このような可能性もあるわけで、そこは自分が気持ちを割り切れるかの判断になってきます。

trekの中古ロードバイクは激安価格で手に入るかもしれないがリスクもある

今回はロードバイクを「激安」価格で購入することを考えていますが、価格に目を向けるのであれば中古品も一つの選択肢になります。

中古品というと、「使い倒して古くなったもの」のようなイメージがあるかもしれませんが、今のロードバイクの中古品市場は驚くほど充実しているように見えます。

自転車の場合は自動車と違い走行距離が今一つ曖昧ですし、素性の分からなさは型落ちの比ではありません。

しかも、trekなどの大手メーカーは保証制度を設けているのですが、中古品は対象外です。

さらには、自店以外で購入したロードバイクをメンテナンスしてくれるお店もそう多くはないので、アフターケアを考えるとだいぶ不利に映ります。

しかし、工具も揃っていて腕にも自信があるという方なら、セルフメンテナンスを覚悟した上で中古品を選択するのは大いにアリと思います。

型落ちと違って年式もまちまちですし、使用感も違いますので相場は出せませんが、最新モデルが販売されているのも珍しくないので、ぜひ一度確認してみてください。

ロードバイクは基本的に定価販売であることを心得ておくべし

今回は、ロードバイクを激安価格で購入することを考えてみました。

基本は定価で購入するものですが、アンテナを広げて目を光らせていれば思わぬ掘り出しものに出会える可能性はあります。

また、大手メーカーは通販を行っていませんので、値引き販売であろうと実店舗で購入することになります。

仮に通販で値引き販売がされていたとしても、それは正規品ではありませんので、くれぐれも注意してください。