ロードバイク好きによる自転車知識の情報ガレージ

ロードバイク好きによる自転車知識の情報ガレージ│わくわく自転車情報館

自転車のクランク周辺から異音がする!原因は?

2018.7.26

自転車に乗っていると色々な音がすることがあります。

その中でも故障に繋がるような音を「異音」と呼びますが、特にクランク周りから音がする場合は、ひと漕ぎ毎に音がするのでストレスになります。

大きなトラブルになる可能性もありますので、早めに対処しておきたいものです。

そこで今回は、自転車のクランク周りから発生する異音について考えていきます。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

トーイン調整は必要??自転車にトーインを付ける理由

自転車のブレーキは、意外に単純な構造なので、自分でブレーキシューを交換したり、調整したりするのは、そ...

高費用?低費用?パーツによってベアリング交換の値段は違う

ベアリングは機械が回転するための機構ことで自転車には豊富に使われています。 ペダル、BB、ホイ...

安全に走るために!自転車のブレーキワイヤー調整をしよう!

自転車のメンテナンスの中でも、非常に重要であるのが、ブレーキです。 ブレーキは、酷使される部品...

bmxでおすすめのハンドルは?幅を狭くする際のカット方法!

bmxをカスタムしませんか!? トリックをしやすくするために、ハンドルをいじってみるのはどうで...

ストライダーにかつてビームス限定モデルがあった!

アパレルブランドの「ビームス」は日本のみならず、世界にも店舗を構える巨大ブランドです。 そ...

自転車のライトは夜の必需品!電球ライトはLEDがおすすめ!

自転車のライトは、夜安全に走るために欠かせないアイテムです。 そのため、どのくらいの明るさが必...

自転車に乗れない人必見!自転車練習方法のコツ!

自転車に乗れないのは、小さな子供だけではありません。 乗るタイミングを逃し、自転車に乗れないと...

自転車で痩せよう!1時間走るとダイエットに効果はある?

自転車はダイエットにもおすすめのスポーツです。 ダイエット目的の場合、自転車で1時間走るとどれ...

キャノンデールのCAAD12のサイズ50はどのくらいの大きさ?

アメリカの自転車ブランドの「キャノンデール」のロードバイクは、サイズが豊富なことで有名です。 ...

徒歩と自転車と車と原付バイクの距離と時間について考える

みなさんは生活していてお出かけする際、移動手段というものについてあれこれと考える機会は多いのではない...

ヘルメットや自転車の寿命の目安ってどのくらいなの!?

自転車を乗る上で大切なヘルメットですが、自転車だけでなく、ヘルメットにも寿命はあます。 自転車...

男性の身長が164cmでも自転車なら高みを目指せる

身長が低いという事で、スポーツを諦めている事はありませんか? あるスポーツが大好きでも、身長が...

ハンドルからの振動対策!これでロードバイクの悩みを解決!

ロードバイクで走行中、ハンドルからの振動が気になる方も多いはずです。 路面から伝わる、ハンドル...

自転車の防犯登録は県外で登録しても大丈夫?

自転車を購入すると、必ず勧められるのは防犯登録でしょう。 盗難等にあった時、自転車が見つかりやすく...

ジオスのミニベロはタイヤ径が大きい!優れた走行性能に注目

イタリアのスポーツ自転車メーカー・ジオスですが、近年は、やや街乗り車を多く、ラインナップさせてい...

スポンサーリンク

自転車のクランク周辺の異音の原因①~ベアリングのグリス抜け

自転車はクランクの先に取り付けてある「チェーンリング」と、後輪の「スプロケット」という、前後の歯車にチェーンが掛かっています。

ペダルを漕ぐことでクランクが回転してチェーンを動かし、ホイールを回すことで前に進む仕組みです。

そのため、クランクは自転車の駆動の要とも言える部分であり、大きな力が掛かってくるので、異音がする可能性が高くなります。

クランクは「BB(ボトムブラケット)」というパーツを介して、フレームに取り付けられています。

フレームに開いている「BBシェル」にBBを入れ、そこにクランクの軸を通すイメージです。

クランクの軸をスムーズに回転させるために、BBには軸受けとなる「ベアリング」が内蔵されています。

自転車は、上記の通り回転力が動力ですので回転体が多く存在し、そこには必ず回転軸とベアリングがセットになっています。

そして、このベアリングは摩耗してしまうので、「グリス」という潤滑油が必要不可欠なのですが、グリスが抜けてしまうことが異音の原因になることがあります。

自転車のクランク周辺の異音の原因②~各所の緩み

前項では自転車のクランク周りからする異音について、BBのベアリングのグリス抜けの可能性を上げました。

次に考えられるのは、ペダルやクランク、BBの緩みで、「カチカチ」「ギシギシ」などの音がする場合は可能性が高いです。

先述通りクランク周りは、BBをフレームに取り付けて、そこにクランクを通し、さらにクランクの先にペダルを装着するという、二重三重の構造になっています。

そのため、どうしても走行中の衝撃などによって緩みが出ますし、回転を優先させるために最初から締め付けを緩めにしている場合もあります。

これに関しては、クランクやペダルだけならボルトの締め直しで済みますが、BBはクランクを外さなければ作業ができません。

べアリングのグリス抜けだった場合も、クランクを外しての作業になりますので、これについては後述します。

また、クランクとチェーンリングを組み付けるボルトが緩んでいる場合も、異音に繋がることがあります。

ママチャリなどは、クランクにチェーンリングが溶接されている一体型が多いです。

しかし、スポーツ自転車では単独のパーツですので、固定ボルトがしっかり締まっているかどうか確認しましょう。

自転車の異音は原因の特定が困難

自転車のクランク周辺から異音がする場合の原因を紹介しましたが、クランクが直接の原因ではなくてもクランクで音を感じることがあります。

例えば、サドルの緩みでも「キシキシ」と軋み音がしますが、ペダルを踏み込んだときに音がするので、足回りに原因があるのかと思ってしまいます。

その場合はサドルにお尻を付けずに、立ち漕ぎの状態でペダルを踏み込んでみて、それで音が収まるようならサドルに原因があるということになります。

また、ロードバイクでは特定のBBが異音の原因になったことがあり、構造上の問題が指摘されている例もあります。

とにかく、自転車からする異音は様々な原因があり、特定するのがとても難しいです。

ここまで紹介した原因を全て確認してつぶしていったとしても、音が治まる保証はどこにもありません。

そこでおすすめするのは、一度自転車屋さんに点検してもらうことです。

費用は掛かるかもしれませんが、異音がしたまま原因も分からずに走っているストレスを考えたら安いものです。

後述しますが、特にクランクを外すことになれば専用の工具も必要になり、その工具代とお店での修理工賃はあまり変わりません。

良い店員さんに当たれば今後のためにアドバイスなんかもしてくれますから、まずはお店に持っていきましょう。

自転車のクランクの種類

それでは、ここからはクランクやBB(ボトムブラケット)が異音の原因と特定出来た場合、自力で修復する方法をお話していきます。

自転車のクランクにはいくつか種類があり、外すにしても、締めるにしても専用の工具が必要になります。

また、BBにも種類があり、メンテナンスできるものとできないものがあります。

こういった複雑な事情があるので、最初はお店に持って行った方が良いわけです。

ママチャリなどは、「コッタレスクランク」という昔ながらのものが使用されています。

回転軸がBBの方に付属しており、そこにクランクのアームを嵌合(かんごう)させる固定方式です。

非常に強い力で嵌合されているので、外すには「コッタレス抜き」という専用の工具が必要になります。

スポーツ自転車の主流は、クランク側に回転軸が付属しているタイプです。

右クランクに付いている回転軸をBBに通して、左クランクで固定します。

嵌合部が一箇所なので、剛性が高く固定力が強くなります。

これも外すには専用工具が必要ですし、メーカーによって使う工具が違ったりもします。

BB(ボトムブラケット)のシールドベアリングはノーメンテで良いのか?

次にBBですが、ベアリングの取り付け方法が2種類あり、中でも「シールドベアリング」はメンテナンスがいらないと言われてきました。

ベアリングをゴムや金属製の「シール」で覆っているために、水分や汚れが入らないのでグリス抜けも起こらないという理論です。

最もな話だと思いますし、私も何の疑いもなくノーメンテでした。

しかし、実際に自転車のクランク周辺からの異音に悩み、BBの異変にたどり着いた際にシールドベアリングのグリスアップを行いました。

その結果異音が消えたので、シールドベアリングもノーメンテナンスとは言い切れないと判断しました。

考えてみれば、シールドとは言っても完璧に密封されているわけではないので、ホコリが入ったり水がしみこむこともあり得ますね。

メーカーはシールを剥がすことに対して非推奨の立場ですから、当然何かあっても自己責任ではありますが、異音がどうしようもないならやってみる価値はあります。

なお、ベアリングがシールで覆われていない「カップ&コーンベアリング」であれば、定期的なグリスアップが不可欠です。

自転車のクランクの異音が気になったらまずプロに見せる

自転車のクランク周辺の異音の話をしてきましたが、しつこいようですが異音は原因の特定が難しいです。

そのため、色々な部分をひとつづつ潰していきながら、試行錯誤して改善していくことになります。

時間の掛かる作業ですから根気もいりますし、ストレスも溜まります。

自転車、特にスポーツ自転車はメンテナンスありきの乗りものですから、ある程度自力で作業できることに越したことはありません。

しかし、知識も経験もない内はまずプロに見せることが重要です。

良いお店に当たれば、今後長い付き合いになって色々と有益な情報を得られることになるかもしれません。

以前は、自分のお店で購入した自転車しか整備点検を行わないショップもありましたが、今の時代ではそんなお店も少ないです。

そのため、臆することなくまずは一度見てもらい、そこから色々と方策を考えてみてはいかがでしょうか?

とにかく一度しっかり点検してもらう

今回は自転車のクランク周辺の異音に付いてお話しました。

ボルトの緩み、潤滑油であるグリスの抜けなどが主な原因ですが、決定的ではなく別の場合も考えられます。

自力で改善出来ることに越したことはないですが、まず一度プロに見てもらいましょう。

 - 自転車全般