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自転車界に新風を吹き込む!スペシャライズド「セコイア」

2018.6.4

ロードバイクは基本的にはレースに使用する自転車というコンセプトなので、フレーム形状も組みわせてあるパーツも、どこかにレースが意識されているものです。

しかし、今回取り上げるスペシャライズドの「Sequoia(セコイア)」は、レース色が1㎜も感じられない異色の存在です。

ひとことで言うと「ツーリング車」ということになるのですが、興味をそそられるところなので、詳しく見ていきましょう。

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スペシャライズドの「セコイア」は「ツーリング車」に近い自転車

2017年にデビューしたスペシャライズドの「セコイア」は、ロードバイクの中でも「アドベンチャー&ツーリングバイク」というカテゴリーに入っています。

一見すればロードバイクとあまり変わらないですが、細かく見ていくと「似て非なるもの」というのは、正に、この自転車のためにある言葉なのかと思わされます。

日本では1970年台から1980年台の前半に掛けてサイクリングブームがありましたが、それに乗る形で「ランドナー」という車種が流行りました。

自転車で旅行をするというコンセプトがあり、前後左右にバックを積める仕様になっています。

また、一般的なロードバイクに比べれば太めのタイヤを使用しており、悪路での安定感や長い距離を走る上での衝撃吸収性が重視されています。

そして、旅行に使うということで何より丈夫であることが重要なので、ランドナーやツーリングバイクの多くはフレームがスチール製になります。

後述しますが、セコイアもスチール製フレームになります。

スペシャライズドのセコイアはクロモリフレーム

スペシャライズドのセコイアのようなツーリングモデルは、スチール製のフレームが多くなります。

セコイアはクロモリというスチールが使われていますが、今のロードバイクのメインであるカーボンやアルミに比べると重量は嵩みますが、衝撃に強く強度で優ります。

重量に関しては荷物を積んで走ることが前提ですから、あまり気にすることではありません。

ちなみにクロモリは自転車レースの世界においては、最初に主流になった素材でもあります。

また、クロモリは素材自体に独特のしなりがあり衝撃を吸収してくれるので、山道などの悪路や、ロングライドが想定されるツーリング車には最適な素材です。

それに加えてセコイアはカーボン製のフロントフォークですので、乗り心地の面でも快適性が約束されています。

クロモリフレームは強度があって丈夫であることに加え、耐久性が高いのも大きな特徴です。

元が鉄なので錆びには注意が必要ですが、それさえ気を付けておけば15年、20年と乗り続けられる耐久性があります。

セコイアは、世界的に名高い鋼管メーカーであるイギリスの「レイノルズ」製のチューブを採用していますので、耐久性の面からも信頼度が抜群です。

スペシャライズドのセコイアはタイヤも中々の優れもの

今回は、スペシャライズドのツーリングモデル「セコイア」をご紹介しています。

セコイアはタイヤにも大きな特徴があります。

42c(42㎜)が標準装備ですが、これは自転車の中ではママチャリよりも太いくらいですから、スポーツバイクとしての安定感とクッション性は群を抜いています。

また、荷物による加重に耐えうるように、特に比重が掛かるサイド部分を補強してあります。

さらには、「ノコギリ歯」という名前がついたタイヤであるように、どんな路面状況でも強いグリップ力を発揮できる仕様になっています。

そのため、普段ロードバイクではためらわれるような林道や田んぼの間のあぜ道、びっしりと砂利が敷き詰められたような道でも構わず進んでいけます。

そして、悪路に気にせず突っ込んでいけるもう一つの理由として、ホイールベースをゆったり取り、ボトムブラケット下がりを低くしていることがあります。

このことで、車体が安定するのと同時に、とてもハンドル操作がしやすくなっている点も見逃せません。

セコイアは従来のツーリング車の概念の一歩先を行く自転車

ここまでスペシャライズドの「セコイア」をご紹介していますが、一般的なロードバイクとは一線を画すものだということがお分かり頂けたかと思います。

ただし、ツーリング車の歴史を振り返ってみますと、セコイアはもう少し別の方向性もある自転車に見えます。

ツーリング車は荷物の積み下ろしがあるので、ホイールの口径を意図的に小さくして車体を低くしていました。

今ではほとんど見かけなくなった、650Aや650Bという規格のホイールが用いられていました。

しかし、セコイアは700cをキープしています。

また、ロードバイクでは当たり前のSTIレバーも、ツーリング車では使用されないことも少なくありません。

しかし、セコイアはSTIレバーですし、リア11速のシマノ・105をメインコンポにしています。

さらには、従来のツーリング車はバッグを取り付けるのにキャリアを使用しますが、セコイアはキャリアのいらない直付けバッグの使用を推奨しています。

このようにセコイアは、ロードバイクとしての最低線が保たれているので、単なる移動手段としてのツーリング車ではなく、走りも楽しめるというコンセプトもあるのです。

セコイアに取り付けたいバッグ

前項でお話したように、スペシャライズドのセコイアは従来のツーリング車の要素に、ロードバイク本来のスポーツ性を加味した自転車です。

そこでセットで考えられているのが、「BURRA BURRA」というシリーズ化されたバッグ類です。

これも前項でお話したように、キャリアのいらないバッグで、大型の「サドルバッグ」、横に細長い「フレームバッグ」、小物入れになる「トップチューブバッグ」があります。

そして、ハンドルにハーネスを取り付ければ、大きめの荷物を安定させて運ぶことも可能です。

これらは従来のキャリアが必要なパニアバッグに比べると、コンパクトにまとめられて軽量な上に、荷物はしっかり入る容量があるという優れものです。

サドルバッグにはアルミ製のスタビライザーが付いていますので、シートポストにしっかりと固定することができます。

その他のバッグも簡易的に取りつけられる割には、アタッチメントが強固なので、走行中のズレなどは本当に少ないと聞いています。

セコイアはどんな使い方に向く自転車なのか?

スペシャライズドの「セコイア」は今回ご紹介してきたように、レース仕様は一つもない異色の存在であることは確かです。

完全に遊びというか、趣味の世界で使用する自転車です。

バッグを多く取り付けられる仕様ですから、泊りがけでキャンプなどを楽しみたい方には最適でしょう。

現地に行くまでの走行も楽しめますし、キャンプ地周辺はオフロードも想定されますので、セコイアは強い味方になります。

また、普段から自分が走る道中に悪路が多い、しかしMTBやクロスバイクではなく、あくまでもロードバイクが欲しい、という方にもおすすめしたいです。

クロモリフレームは耐久性があって長く使用できるので、割と普段使いをしている方も多いです。

セコイアは街乗りとしても支障になることは感じられないので、通勤などに使用しながら、週末に趣味の走りに出掛ける、ということでもよいと思います。

セコイアはツーリング仕様に走行性を加味した新しいタイプの自転車

今回は、スペシャライズドの「セコイア」について考えてみました。

ツーリング車の一種ではありますが、走行性能もキープされている、新しいタイプの自転車と言える存在です。

基本的にはバッグを積んでキャンプやツーリングを楽しむという用途になりますが、普段使いでも支障はありません。

耐久性抜群のクロモリフレームですので、長い期間乗る上で、自分なりにカスタムしていくのも楽しみ方の一つかと思います。

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