スペシャライズドのロードバイクをタイプ別におすすめ

スペシャライズドは、創業当初からロードバイクを生産していましたが、2000年がツール・ド・フランス初参戦なので、レースへの参入は比較的まだ歴史が浅いです。

しかし、2017年のツール・ド・フランスでは3つのチームにバイクを提供し、7ステージで優勝するなど、確かな技術革新を見せています。

もちろんプロ用だけでなく、ホビーライダー向けも多数ラインナップされていますので、今回は筆者のおすすめなども含めてご紹介します。

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スペシャライズドのロードバイクの柱

スペシャライズドのロードバイクには、4つの柱があります。

総合レースバイクの【Tarmac(ターマック)】、エンデュランスモデルの【Roubaix(ルーベ)】、エアロロードの【VENGE(ヴェンジ)】。

この3種類はカーボンフレームになります。

そして、スペシャライズドのロードバイクで最も歴史が古いのが、アルミフレームの【Allez(アレー)】です。

その他にもシクロクロスやトライアスロン、グラベルロードなどもカテゴリーに含まれていますが、基本は上記4種類です。

カーボンフレームにはプロ仕様の「S-Works」モデルがあり、通常モデルとは一線を画すスペックと価格になっています。

車体に入るロゴも「S-Works」になりますので、筆者には縁がないですが優越感にひたれそうですね。

また、スペシャライズドは、女性専用モデルも充実しています。

一般的な女性モデルはユニセックス(兼用)と同じジオメトリで、サイズだけが小さいことが多いです。

しかし、スペシャライズドはフレーム設計の段階から専門家が入り、体型や身体の柔軟性なども加味して生産されます。

ハンドルやサドルも専用モデルですので、女性サイクリストの方にもおすすめのメーカーです。

スペシャライズドのロードバイクは誰におすすめなのか?

スペシャライズドは先述通り、ロードレースへの参戦は遅かったのですが、近年のロードバイクはレース仕様のものが増えています。

プロが使用する「S-Works」はもちろん、何もいじることなく、そのままでレースに参戦できるのをコンセプトにしている様子がうかがえます。

そのため、レース志向が強い方におすすめのメーカー、と言えます。

もちろん、扱いにくいという意味ではなく、レースにより適していると言えば分かりやすいかと思います。

また、見た目よりも機能面で勝負している感が強いので、ロードバイクの性能の高さを体感できるようになってから選びたいメーカー、という意見もあります。

筆者の知り合いに大の「アレー」好きがいて、何代も乗り継いでいる男がいます。

その度に試乗させてもらっていますが、このクラスでは味わうことのできない性能の高さが直感的に伝わってきます。

アレーは現在のスペシャライズドのロードバイクでは最廉価モデルですから、全体的なレベルの高さは、言わずとしれたところです。

初心者の方におすすめのスペシャライズドのロードバイク

それではここからは、スペシャライズドのロードバイクを経験や用途を踏まえておすすめさせて頂きます。

まずは、ロードバイクに初めて乗るという方におすすめのモデルです。

【Allez(アレー) Sport】参考価格:¥108,000

スペシャライズドのロードバイクの中で、一番のエントリーモデルになります。

上体を起こした楽な姿勢で乗れるジオメトリに、この価格帯にしては珍しいフルカーボン製のフロントフォークを採用しています。

衝撃吸収性と安定感を重視しているので、快適に乗れますし、扱いやすさも抜群です。

先述どおり、少しハードルの高い感じのするスペシャライズドの中では、スムーズに入っていけるモデルと言えます。

少し太めの28c(28mm)タイヤまで対応していますし、泥除けやキャリアを取り付けられる台座がありますので、ロードバイクを街乗りで使いたい方にもおすすめです。

レース参戦を視野に!このロードバイクがおすすめ

スペシャライズドのロードバイクをご紹介していますが、次のおすすめは、これからレースを始めようという方に乗って頂きたい一台です。

【Tarmac(ターマック) Men Sport】参考価格:¥216,000

スペシャライズドを代表するレースモデルのエントリーグレードになります。

ターマックは初めてロードバイクに乗る人なら、前傾姿勢の深さに戸惑いを覚えるはずなので、ある程度経験を積んでからの方がよいかと思います。

スペシャライズド程のレーシングメーカーになりますと、このクラスのモデルにも惜しみなく、上位モデルの技術を投入してきます。

ターマックのハイライトは重量にあり、クラス最軽量を謳うトレックの「エモンダSL」シリーズに引けを取りません。

スペシャライズドの高い技術の象徴であるFACTカーボンフレームと、このクラスでは中々装備が実現できない「DTスイス」のホイール(リム)を採用しています。

ひとつ上のグレードになる「Tarmac Men Elite」と比べても、ほぼコンポがシマノ・アルテグラか105の違いだけなので、コスパ面を考えれば、筆者はむしろこちらをおすすめしたいです。

オフロード走行におすすめのロードバイク

続いては、山林道や砂利道など悪路走行に向くロードバイクをご紹介します。

【Roubaix(ルーベ) Comp DISC】参考価格:¥388,800

ヨーロッパで大人気のワンデーレース、「パリ~ルーべ」の勝利のために開発されたエンデュランスモデルが「ルーベ」です。

30か所近くのセクションに設けられた石畳のコース上を走るレースのため、何よりも地面からの衝撃をどうするかが大きなカギとなります。

それはフレーム形状や太めのタイヤ(28c)などにも表れていますが、ルーベにはスペシャライズド独自の衝撃吸収システムである「Future Shock」が搭載されています。

MTBなどに搭載されているサスペンションが付いているイメージで、ヘッドチューブに20mmのピストンが内蔵されています。

これにより多少の段差などは全く気になりませんし、タフな路面を力強くこなすことができます。

5年、10年と長く乗りながら自分なりの一台に仕上げていくのは楽しいので、あえて上位モデルをおすすめしたいですね。

スペシャライズドのロードバイクは女性モデルも充実

「スペシャライズドのロードバイクは女性モデルも豊富」とお伝えしましたが、一つのブランドとして確立できるくらいの充実ぶりでおすすめです。

エンデュランスモデルの「Ruby(ルビー)」は、ルーベの女性専用モデル的な位置付けで、「Future Shock」ももちろん搭載されています。

主要モデルと同じく5つのグレードがありますので、コンポや予算に合わせて選ぶことができます。

レーシングモデルの「Amira(アミラ)」は、2016年のロードレース世界選手権で、アマリー・ディデリクセン選手が優勝した時の機体です。

ユニセックスモデルの「ターマック」に匹敵する高性能バイクとして、女性人気が非常に高くなっています。

そして、女性専用のエントリーモデルが「Dolce(ドルチェ)」で、これが他メーカーでもよく目にする一般的な女性モデルです。

上体が起き気味になる楽な姿勢が取れ、女性が跨ぎやすいようにトップチューブが大きく下がっています。

「幅広の座面を持つサドルに、軽めのギア」という構成です。

ただし、ドルチェにも端々にレーシー感を出しているのが今のスペシャライズドらしく、妥協しない姿勢がうかがえます。

スペシャライズドのレベルの高さを体感して欲しい!

今回はスペシャライズドのロードバイクをご紹介しました。

レース色が濃く高性能なものが多い分、少しハードルの高さは感じます。

それだけに性能を体感できるレベルに達すると、一気に楽しくなってきます。

まずは試乗をして、感触を確かめて頂きたいと思います。