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ビアンキのロードバイクのシンボルは色~チェレステとは?

2018.2.20

ビアンキのロードバイクで「色」といえば?という質問があったら、大半の人が「チェレステ」と答えるでしょう。

とにかく、ビアンキの象徴とも言えるイメージカラーであるチェレステは、イタリアではひとつの色として認定されているとも言われています。

ロードバイクは見た目もひとつの重要な要素ですから、ボディ―カラーも大切です。

そこで今回は、ビアンキのロードバイクを確認しながら、車体の色について考えてみます。

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ビアンキを象徴する【チェレステ】はどんな色?

「チェレステ」はイタリア語で「青空」という意味ですが、青は「碧」という表現の方が正解で、緑に近い水色という感じです。

実際にビアンキの職人さんが、その年のミラノの空をイメージして色を調合するとも言われています。

そのため、年代によって色が微妙に違うという噂もあります。

ロードバイクなどのボディカラーそのものも、圧倒的にチェレステが多いです。

また、別の色の自転車でも、どこか一部分に必ず挿し色としてチェレステが使われています。

この自転車にはチェレステがないと思っていても、バルブ口のキャップだけがチェレステに塗られていたりします。

なぜここまでチェレステという色にこだわりがあるのかというと、いくつかの説があります。

最も有力な説が、ビアンキの創業者であるエドアルド・ビアンキが、イタリアのマルゲリータ王妃に送った自転車にまつわる逸話にあります。

1895年に世界初の女性用自転車を製造した際に、マルゲリータ王妃のリクエストで彼女の瞳の色に塗ったという話です。

実際にエドアルド・ビアンキが彼女に自転車の乗り方を指導したという話もあるので、最も信憑性があると言われています。

その他にも、戦争で戦車用に利用していたペンキが大量に余り、それを薄めて使ったという説もあります。

いずれにしても、現存する世界最古の自転車メーカーという長い歴史の中で、チェレステがビアンキの象徴になっていったわけです。

ビアンキのロードバイクの色は圧倒的にチェレステ

ビアンキのホームページによると、2018年モデルのロードバイクカテゴリーには全17機種がラインナップされています。

ビアンキでは、トライアスロンバイクやランドナータイプもロードバイクカテゴリーなのでそれも含みます。

1機種のみ不明ですが、残りは全てボディーカラーがチェレステのモデルが存在します。

これは、他のメーカーでは考えられないことなので、ビアンキがいかにチェレステにこだわっているかの証になります。

中でも面白いこだわりは、クロモリ素材のフレームのロードバイクで、「Celeste Bianchi classic」という色が使用されています。

恐らく名前からして昔に使用されていた色だと思われますが、いつの時代の色かは定かではありません。

少し淡い感じの水色で、クロモリの細身のシルエットと良くマッチしています。

ビアンキのロードバイクに「赤」という選択

ビアンキのロードバイクは、ほぼ全てにチェレステカラーモデルがあるとお伝えしましたが、別のボディカラーももちろんあります。

2018年のニューモデルであるエアロロードの【ARIA(アリア)】には、ビアンキとしては珍しい赤いボディーカラーのモデルがあります。

アリアはビアンキとしては久々の完全ホリゾンタルスタイルのロードバイクで、プレスリリースと同時にかなり注目を浴びました。

これは私の推測に過ぎませんが、ビアンキは2017年に同じイタリアの「フェラーリ」と、コラボレーションプロジェクトを発足させています。

2018年1月に第1弾のロードバイクが発表されたばかりですが、アリアはそれに先駆けたボディーカラーではないかと思います。

フェラーリはF1などのモーターレースでもおなじみですが、イメージカラーは赤です。

アリアは赤を基調にロゴとトップチューブ、フロントフォークに黒が挿し色として入っています。

正にフェラーリカラーであり、明らかに意識しているような色使いです。

ちなみにこのモデルのチェレステは、バルブのキャップに挿し色として入っています。

ビアンキのロードバイクには色を自由に選べるシステムがある

アリアの赤という色は極端な例かもしれませんが、ビアンキだからといってチェレステじゃなくてはならないということはありません。

ビアンキでは、ロードバイクのハイエンドモデル【Specialissima(スペシャリッシマ)】と【OLTRE XR4(オルトレ)】にカラーオーダーシステムがあります。

Tavolozza(タボロッツァ)と呼ばれるシステムは、イタリア本国の職人さんが1本1本手作業でペイントを行います。

フレームの基調となる色、アクセントとして入れるラインの色、ロゴのカラーなどをホームページで選択します。

それをプリントアウトして、全国の「レパルトコルサストア」に持って行ってオーダーします。

実に2,000通り以上の組み合わせが可能となっており、唯一無二のカラーリングにすることができます。

費用はフレームにプラス38,000円となります。

スペシャリッシマやオルトレXR4は、フレーム単体で40~50万円の代物ですから、このタボロッツァでさらなる特別感を出すのも悪くないですね。

ロードバイクの色選びは自分の好みが最優先

ロードバイクの色はあくまでもイメージを左右するもので、当然ですが機能面には全く影響ありません。

そのため、完全に自分の好みで選択すれば良いので、ビアンキのタボロッツァのようなシステムはありがたいです。

例えば、先ほど例に挙げた「アリア」は、エアロロードなのでスピードが身上です。

そうなると個人的には、「赤」を選択したくなります。

私が赤=フェラーリのイメージが強いからということが大きいのでしょうが、速い乗りものに赤というイメージがあります。

これも個人的見解ですが、余りスピードを意識せず走りを楽しみながら流すツーリングのような乗り方であれば、チェレステを選択したいですね。

多くのレースモデルを持つビアンキに、スピードを意識しない車種にチェレステが似合うという意見は失礼極まりないですが…

これもイメージの問題であり、山の緑にチェレステが映える、流行語大賞風に言えば「チェレステ映え」というやつです。

そのため、エンデュランスモデルの【INFINITO(インフィニート)】などは、チェレステをおすすめしたいですね。

チェレステはほどほどに

ビアンキのロードバイクは、チェレステを挿し色としても使っていますが、自分でチェレステカラーのパーツで装飾する手もあります。

ロードバイクの車体がチェレステなのは気が引けるという人でも、サイクルコンピューターやボトルゲージならさりげないオシャレになりそうです。

シフトやブレーキケーブルのアウター、バーテープでも見た目の印象は随分と変わります。

好みは人それぞれですが、チェレステはパッと見の印象が明るく派手に映ります。

それだけに、チェレステカラーの車体に、チェレステのパーツで飾るとかなりくどい印象を与えます。

だからこそ、ビアンキもチェレステ単一ではなく、ラインなどで別の色を挿しているのです。

ビアンキ乗りを意識しているのか、世の中にはチェレステカラーのパーツが本当に多いです。

集めたくなる気持ちも分かりますが、チェレステを活かすのは他の色だということも覚えておいていただきたいと思います。

ビアンキ=チェレステのイメージに乗らないという選択もあり

今回はビアンキを象徴する色である、チェレステについて考えてみました。

ほぼすべてのロードバイクに、チェレステカラーのフレームがありますし、必ず挿し色をしているというこだわりぶりでした。

しかし、別の色のフレームも全く引けは取りませんし、むしろチェレステ以外の色の方が良いと思われる車体もあります。

自転車の色は自分の好みで決めれば良いですから、後悔のない選択をしてください。

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