ロードバイク好きによる自転車知識の情報ガレージ

ロードバイク好きによる自転車知識の情報ガレージ│わくわく自転車情報館

ロードバイクのフレーム塗装を補修する!再塗装も考える

2018.2.20

ロードバイクに慣れないうちは倒してしまったり、ビンディングペダルを装着しているのを忘れてしまい、降車時に立ちごけすることがあります。

その際に、傷が付いたり、フレーム塗装が剥がれたりすることがあります。

小さいものでも、放っておくと、後々厄介なことになりますので、対処が必要です。

部分的な補修も必要ですが、フレーム塗装をやり直すという手もあります。

そこで今回は、フレーム塗装の補修方法をご紹介していきます。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

自転車でダウンヒル!ブレーキの使い方とペダルの踏み方!

自転車を速く走ることの出来るダウンヒルは、風を切って走ることが出来るので爽快で楽しいです。 し...

自転車のタイヤのリムに傷が!!自分で修正できる??

走行中のブレーキで異音がする・・・見てみると自転車のタイヤリムに傷が出来てしまっている!! 自...

自転車のライトは必需品!最近はまぶしいものが増えている?

自転車のライトは、ちゃんと付いていますか? 今のスポーツバイクは、ライトが付いていないものがほ...

少しややこしいカンチブレーキ、その構造と調整方法!

カンチブレーキは他のブレーキに比べ調整方法がやや複雑であると同時に、制動力があまり強くないなど、他の...

一方通行って、自転車や原付も守らなきゃいけないの?

通学に自転車や原付を使っている大学生は多いのではないでしょうか。 自転車や原付に乗っているみな...

自転車のサドル位置合ってる?ママチャリもスピードが出せる

筆者は日頃から、自転車のサドルの位置が低すぎる状態で乗っている方が多いと感じていますが、皆さんは...

シマノのmtbとロードバイク用コンポーネントの違いと特徴

スポーツ自転車にも様々な種類があります。 クロスバイク、シクロクロス、グラベルロード等様々あり...

ロードバイクはステムの長さを適正にすることで楽になる!

ロードバイクの人気が高まっていますが、長く続けられずにやめてしまう人もいます。 また、初め...

自転車のブレーキ音解消に注油は厳禁!ならどうすればいい?

自転車の後輪ブレーキから、激しいブレーキ音がするのは珍しくありません。 しかし、そのブレーキ鳴き...

トピークのサドルバッグはLサイズがおすすめ!その理由とは

ロードバイクなどのスポーツバイクで荷物を持ち運ぶ場合は、自分の体に身に付けるか、自転車にバッグを...

自転車の時速は思った以上に速い!それぞれの平均速度は?

自転車で、最も速いとされているのがロードバイクです。 初心者でも、簡単に30kmを出せてしまう...

スペシャライズドのステム交換の注意点と交換方法

ステムはロードバイクにおいて、ハンドルポジションを決める大きな要素のひとつです。 そのため...

趣味としてロードバイクに乗りたい!お金はどのくらい必要?

趣味としてロードバイクに乗りたい! でも、どのくらいお金が掛かるかわからないし、どんなものを購...

徒歩と自転車と車と原付バイクの距離と時間について考える

みなさんは生活していてお出かけする際、移動手段というものについてあれこれと考える機会は多いのではない...

テクトロブレーキの利きは良くない!?おすすめは105以上?

ブレーキは命に関わるほど重要なパーツです。 しかし、安価な完成車に搭載されていることが多いテク...

スポンサーリンク

ロードバイクの傷やフレーム塗装の剥がれを放置してはいけない

ロードバイクは「走る芸術品」とまで言われ、同じ自転車でもママチャリなどの大衆車とは、一線を画すものです。

それだけに繊細な扱いが要求されますし、傷やフレーム塗装の剥がれなどは、極力抑えたいものです。

美観を損ねるという意味もありますが、塗装にはフレームを守るコーティング剤の役目もあります。

そのため、傷が付いたり剥がれたりすると、そこから水が入り、アルミなどの金属フレームを錆びつかせてしまいます。

また、カーボンフレームは水に弱いので、傷から侵入した水分によって、繊維が破断してしまうこともあります。

さらには、表面上の傷だけと考えていたら、中のフレームにまでクラック(亀裂)が入っていたり、チューブ内にクラックが入ってしまうケースもあります。

とにかく、ロードバイクにおいては、傷やフレーム塗装の剥がれは、見逃してはいけないものなのです。

ロードバイクで傷が付いたりフレーム塗装が剥がれる状況

ロードバイクには、傷が付いてしまう状況が、ママチャリに比べると多いということもあります。

ギア比が高く、車輪が高回転するので、小石や金属片などの小さな飛来物でも、凄い勢いでフレームに当たります。

また、スタンドが付いていませんので(標準装備ではない)、自立できず、ついうっかり倒してしまうことがあります。

駐輪場などで倒れた場合は、横の自転車のギアやスポークで、傷やフレーム塗装が剥がれてしまいます。

さらには、ロードバイク特有のビンディングペダルの影響もあります。

靴とペダルが、スキーやスノーボードのように金具で固定されているものですが、これを忘れて、そのまま降車しようとして転倒してしまいます。

この場合は、車体以上に身体のほうが心配ですが…

このように、様々なリスクがあるので、傷や塗装の剥がれは避けられないとも言えます。

ロードバイクのフレーム塗装の修復

それでは、ロードバイクの傷やフレーム塗装の修復方法をご紹介します。

最も一般的なのは、紙やすりやコンパウンド剤で削ってしまうことです。

また、フレーム塗装の剥がれに関しては、自動車用のタッチペンが使用できます。

しかし、アルミフレームなら良いですが、カーボンは削るのに、少なからず抵抗がある人もいるでしょう。

さらにタッチペンは、完全に傷の部分をフラットにしないと、色ムラが出ます。
また、そもそも合う色が見付からないこともあります。

その場合は、【QUIXX(クイックス)】という修復剤を試してみてください。

これはコンパウンドとは違い、傷や塗装剥がれの周囲の塗料を伸ばして広げるようにして、馴染ませていきます。

元の塗料を活かすので色を問いませんし、深い傷にも対応しています。
メーカーが、カーボンフレームへの使用を保証しているのも心強いですね。

世界的に有名なドイツの自動車メーカーが、純正の修復剤として採用しているので、安心感もあります。

1本2,000円ほどしますが、仕上がりを考えれば、決して高いものではないと思います。

ロードバイクのフレーム塗装をやり直す

前項でご紹介した修復方法は、あくまで部分的な補修です。

長年、ロードバイクに乗っていれば、傷やフレーム塗装の剥がれは、無数に確認できるはずです。

そこで、ここからは、もっと大掛かりに、フレームの再塗装を考えてみましょう。

先述した部分的な補修は、さすがに元通りというわけにはいきません。

どうしても色ムラが出てしまったり、不均等な塗付部分があって、凸凹してしまいます。

そうなれば、いっそのこと、一旦リセットして、塗装をやり直してしまうということを考えるわけです。

ちなみに、フレーム塗装のやり直しをお店に頼んだ場合の費用ですが、最も安くて2万円ほど、上は20万円掛かったという報告もあります。

どこまで行うかにもよりますが、塗料の種類・溶剤剥離の有無・上塗りの回数・ロゴ付けなどでも、金額が変わってきます。

また、再塗装はフレームを分解する必要がありますので、分解と再組み付けの料金も加算されます。

この後、自力で再塗装を行うための手順や注意事項を説明しますが、誰もが上手くいく作業とは限りません。

個人的な話ですが、私は不器用を自負しており、悲惨な結末が目に見えているので、自分ではやりません。

そのため、美観を損ねず、新車同様に生まれ変わらせたいのであれば、プロに頼むのがベストです。

無料で見積もりを取れる業者もあるので、興味のある人は一度、見積もってもらうと良いでしょう。

ロードバイクのフレーム塗装方法①下準備

ここから、フレーム塗装を自力で行う手順と注意事項をご紹介します。

塗装をする前に、ロードバイクをフレームだけに分解します。

全て自力で行う前提ですから、組み付けのことを考えて、バラす手順を写真や動画に収めておきましょう

まずは、元の塗料を剥離していきますが、剥離剤が使えるのは、アルミやクロモリといった金属フレームだけです。

カーボンフレームは剥離剤を使うと、繊維を固めている樹脂まで溶かしてしまうので、使用できません。

そのため、根気強くヤスリで削っていく必要があります。

電動のヤスリとサンドぺーパーを併用した人のブログを見ましたが、約10時間掛かっていました。

これがお店に頼むかどうかの、ひとつの分岐点になりそうです。

金属のフレームも塗装を剥離したら、サビや傷をなめすために、サンドペーパーを掛けてください。

ここでしっかりと平らにしておかないと、きれいに仕上げることができません。

カーボンフレームは、パテなどで削りキズを修復したほうが、きれいに仕上がります。

その後、脱脂剤を使ってフレーム表面をくまなく拭き上げたら、「プラサフ」という下塗り塗料を塗っていきます。

一気に塗るのではなく、数回に分けて重ね塗りしたほうが良いので、スプレータイプのものが扱いやすいでしょう。

全体的にグレーになれば、、塗装前の下地は完了です。

ロードバイクのフレーム塗装方法②塗料の吹付け~完成

ロードバイクのフレーム塗装を行っています。

下塗りまで終わったら、いよいよ再塗装に入ります。

まず、塗料が付かないように、フォークコラムやロゴマークなどを、マスキングテープで隠します。

使用する塗料は、ラッカーでもウレタンでもどちらでも構わないので、スプレータイプのものを用意します。

フレームから15cmくらい離して、塗料が垂れないように、薄目に吹き付けていきます。

そして、塗料が乾く前に、ウレタンのクリアラッカーを塗布して仕上げます。

最後に、塗りムラやブツブツがあるところを、コンパウンドでなめすと、きれいに仕上がります。

フレーム塗装の方法を、ざっとご紹介しましたが、最大の山は塗装を剥がすことです。

特にカーボンフレームは、気が遠くなる作業です。

塗料を何色使うかにもよりますが、全て自力で行って、材料費は約1万円というところです。

もちろん、お店に頼むよりは、はるかに安上がりですので、挑戦してみるのも良いと思います。

再塗装は慎重に

今回は、ロードバイクのフレーム塗装の補修を考えてみました。

部分的な補修は、ロードバイクの寿命を伸ばす上で非常に大切ですので、定期的にチェックして行うようにしてください。

再塗装は分解、再組み付けも伴いますので、後から途方に暮れないように、十分に下準備してから行うことをおすすめします。

 - 自転車全般