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ロードバイクのフレーム塗装を補修する!再塗装も考える

2018.2.20

ロードバイクに慣れないうちは倒してしまったり、ビンディングペダルを装着しているのを忘れてしまい、降車時に立ちごけすることがあります。

その際に、傷が付いたり、フレーム塗装が剥がれたりすることがあります。

小さいものでも、放っておくと、後々厄介なことになりますので、対処が必要です。

部分的な補修も必要ですが、フレーム塗装をやり直すという手もあります。

そこで今回は、フレーム塗装の補修方法をご紹介していきます。

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ロードバイクの傷やフレーム塗装の剥がれを放置してはいけない

ロードバイクは「走る芸術品」とまで言われ、同じ自転車でもママチャリなどの大衆車とは、一線を画すものです。

それだけに繊細な扱いが要求されますし、傷やフレーム塗装の剥がれなどは、極力抑えたいものです。

美観を損ねるという意味もありますが、塗装にはフレームを守るコーティング剤の役目もあります。

そのため、傷が付いたり剥がれたりすると、そこから水が入り、アルミなどの金属フレームを錆びつかせてしまいます。

また、カーボンフレームは水に弱いので、傷から侵入した水分によって、繊維が破断してしまうこともあります。

さらには、表面上の傷だけと考えていたら、中のフレームにまでクラック(亀裂)が入っていたり、チューブ内にクラックが入ってしまうケースもあります。

とにかく、ロードバイクにおいては、傷やフレーム塗装の剥がれは、見逃してはいけないものなのです。

ロードバイクで傷が付いたりフレーム塗装が剥がれる状況

ロードバイクには、傷が付いてしまう状況が、ママチャリに比べると多いということもあります。

ギア比が高く、車輪が高回転するので、小石や金属片などの小さな飛来物でも、凄い勢いでフレームに当たります。

また、スタンドが付いていませんので(標準装備ではない)、自立できず、ついうっかり倒してしまうことがあります。

駐輪場などで倒れた場合は、横の自転車のギアやスポークで、傷やフレーム塗装が剥がれてしまいます。

さらには、ロードバイク特有のビンディングペダルの影響もあります。

靴とペダルが、スキーやスノーボードのように金具で固定されているものですが、これを忘れて、そのまま降車しようとして転倒してしまいます。

この場合は、車体以上に身体のほうが心配ですが…

このように、様々なリスクがあるので、傷や塗装の剥がれは避けられないとも言えます。

ロードバイクのフレーム塗装の修復

それでは、ロードバイクの傷やフレーム塗装の修復方法をご紹介します。

最も一般的なのは、紙やすりやコンパウンド剤で削ってしまうことです。

また、フレーム塗装の剥がれに関しては、自動車用のタッチペンが使用できます。

しかし、アルミフレームなら良いですが、カーボンは削るのに、少なからず抵抗がある人もいるでしょう。

さらにタッチペンは、完全に傷の部分をフラットにしないと、色ムラが出ます。
また、そもそも合う色が見付からないこともあります。

その場合は、【QUIXX(クイックス)】という修復剤を試してみてください。

これはコンパウンドとは違い、傷や塗装剥がれの周囲の塗料を伸ばして広げるようにして、馴染ませていきます。

元の塗料を活かすので色を問いませんし、深い傷にも対応しています。
メーカーが、カーボンフレームへの使用を保証しているのも心強いですね。

世界的に有名なドイツの自動車メーカーが、純正の修復剤として採用しているので、安心感もあります。

1本2,000円ほどしますが、仕上がりを考えれば、決して高いものではないと思います。

ロードバイクのフレーム塗装をやり直す

前項でご紹介した修復方法は、あくまで部分的な補修です。

長年、ロードバイクに乗っていれば、傷やフレーム塗装の剥がれは、無数に確認できるはずです。

そこで、ここからは、もっと大掛かりに、フレームの再塗装を考えてみましょう。

先述した部分的な補修は、さすがに元通りというわけにはいきません。

どうしても色ムラが出てしまったり、不均等な塗付部分があって、凸凹してしまいます。

そうなれば、いっそのこと、一旦リセットして、塗装をやり直してしまうということを考えるわけです。

ちなみに、フレーム塗装のやり直しをお店に頼んだ場合の費用ですが、最も安くて2万円ほど、上は20万円掛かったという報告もあります。

どこまで行うかにもよりますが、塗料の種類・溶剤剥離の有無・上塗りの回数・ロゴ付けなどでも、金額が変わってきます。

また、再塗装はフレームを分解する必要がありますので、分解と再組み付けの料金も加算されます。

この後、自力で再塗装を行うための手順や注意事項を説明しますが、誰もが上手くいく作業とは限りません。

個人的な話ですが、私は不器用を自負しており、悲惨な結末が目に見えているので、自分ではやりません。

そのため、美観を損ねず、新車同様に生まれ変わらせたいのであれば、プロに頼むのがベストです。

無料で見積もりを取れる業者もあるので、興味のある人は一度、見積もってもらうと良いでしょう。

ロードバイクのフレーム塗装方法①下準備

ここから、フレーム塗装を自力で行う手順と注意事項をご紹介します。

塗装をする前に、ロードバイクをフレームだけに分解します。

全て自力で行う前提ですから、組み付けのことを考えて、バラす手順を写真や動画に収めておきましょう

まずは、元の塗料を剥離していきますが、剥離剤が使えるのは、アルミやクロモリといった金属フレームだけです。

カーボンフレームは剥離剤を使うと、繊維を固めている樹脂まで溶かしてしまうので、使用できません。

そのため、根気強くヤスリで削っていく必要があります。

電動のヤスリとサンドぺーパーを併用した人のブログを見ましたが、約10時間掛かっていました。

これがお店に頼むかどうかの、ひとつの分岐点になりそうです。

金属のフレームも塗装を剥離したら、サビや傷をなめすために、サンドペーパーを掛けてください。

ここでしっかりと平らにしておかないと、きれいに仕上げることができません。

カーボンフレームは、パテなどで削りキズを修復したほうが、きれいに仕上がります。

その後、脱脂剤を使ってフレーム表面をくまなく拭き上げたら、「プラサフ」という下塗り塗料を塗っていきます。

一気に塗るのではなく、数回に分けて重ね塗りしたほうが良いので、スプレータイプのものが扱いやすいでしょう。

全体的にグレーになれば、、塗装前の下地は完了です。

ロードバイクのフレーム塗装方法②塗料の吹付け~完成

ロードバイクのフレーム塗装を行っています。

下塗りまで終わったら、いよいよ再塗装に入ります。

まず、塗料が付かないように、フォークコラムやロゴマークなどを、マスキングテープで隠します。

使用する塗料は、ラッカーでもウレタンでもどちらでも構わないので、スプレータイプのものを用意します。

フレームから15cmくらい離して、塗料が垂れないように、薄目に吹き付けていきます。

そして、塗料が乾く前に、ウレタンのクリアラッカーを塗布して仕上げます。

最後に、塗りムラやブツブツがあるところを、コンパウンドでなめすと、きれいに仕上がります。

フレーム塗装の方法を、ざっとご紹介しましたが、最大の山は塗装を剥がすことです。

特にカーボンフレームは、気が遠くなる作業です。

塗料を何色使うかにもよりますが、全て自力で行って、材料費は約1万円というところです。

もちろん、お店に頼むよりは、はるかに安上がりですので、挑戦してみるのも良いと思います。

再塗装は慎重に

今回は、ロードバイクのフレーム塗装の補修を考えてみました。

部分的な補修は、ロードバイクの寿命を伸ばす上で非常に大切ですので、定期的にチェックして行うようにしてください。

再塗装は分解、再組み付けも伴いますので、後から途方に暮れないように、十分に下準備してから行うことをおすすめします。

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