シェファードシティをカスタムしてどこを目指そうか?

皆さんは「ライトウェイ」というメーカーを、ご存知でしょうか?

日本のメーカーで自社ブランドの自転車も販売していますが、海外の有名メーカーの代理店も務めています。

クロスバイクの「シェファードシティ」は街乗り車として、泥除けの取り付けなどカスタムに対応しています。

そこで今回は、シェファードシティを色々とカスタムしてみましょう。

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シェファードシティはカスタムしがいのある1台

ライトウェイの自転車は日本メーカーらしく、日本人の体型に合わせた、日本人のためのブランドです。

レース機材として、名を馳せているようなブランドではありませんので、ロードバイクやMTBの取り扱いがありません。

ラインナップは現在6種類と少なめですが、冒頭でお話したように、日本人デザイナーが日本人好みのスタイルで物作りをしています。

ライトウェイは、ドイツの新鋭「フェルト」やアメリカの「GT」などの代理店を務めています。

共にレース機材をプロチームに提供するようなブランドですから、そちらにも配慮する形で、街乗り車中心の展開をしていると見る向きもあります。

後ほど詳しく説明しますが、低価格な機種ばかりですが、こだわりが細所に見られ、コスパの高いものが多いです。

クロスバイクの「シェファードシティ」は5.3万円ですから、価格はエントリーグレードです。

しかし、コンポやホイールも、この価格にしては上等なものを使っていますし、全10色での展開が嬉しいところです。

街乗りに必要なパーツをカスタムする余地も残っているので、楽しい1台ですね。

シェファードにも注目

今回は「シェファードシティ」を取り上げていきますが、ライトウェイの自転車の中では「シェファード」も注目が高いです。

メーカーの謳い文句によると、量産型の自転車では世界初の、サイズ別に違う大きさのホイールを採用しています。

サイズは24インチ(適応身長150~160cm)、26インチ(160~170cm)、700c(170~180cm)と3種類あります。

もちろん、ホイールの大きさに合わせてジオメトリも変えていますし、クランクアームの長さやステムの突き出し長まで、規格を変えるこだわりようです。

とにかく、どのサイズでも快適に乗れることを目指しています。

その他にも、インテグラルヘッドやシマノ製のブレーキなど、5.6万円という価格では、あり得ないような仕様です。

また、ハンドルにはスマートフォンが装備できるマウント、センタースタンドとベルも標準装備です。

細かいところを見ていけば、スペックにはカスタムの余地はありますが、コスパの高さは疑う余地なしです。

「シェファードシティ」と「シェファード」の比較

それでは、今回の主役「シェファードシティ」を見ていきましょう。

シェファードと対比してみると分かりやすいので、比較をしてみます。

まず、ジオメトリですが、シェファードはホリゾンタルスタイルで、シェファードシティはスローピングスタイルです。

また、シェファードシティはチェーンステーが15mmほど短くなっています。

ホイールベースの長さがほぼ同じなので、シェファードシティの方が少し、スポーツ自転車色を強めに設計されていることが、うかがえます。

その点から考えると、フロント3速(シェファードはフロントシングル)のリア8速という、クロスバイク的なギア数は頷けます。

また、シェファードシティはドライブトレインが全て、シマノ製で統一されています。

特に、シェファードもそうでしたが、5万円前半の価格帯でブレーキまでシマノ製というのは、ポイントが高いです。

両者の比較ですが、シェファードはインテグラルヘッドやママチャリ並みの太いタイヤに、長めのチェーンステーです。

スポーツ自転車としての走行感というよりは、安定性を重視しています。

一方、シェファードシティはレーシーと言うと大げさですが、少し攻撃的なジオメトリで、スポーツ自転車の走りを味わってもらう仕様になっていると思います。

ただ、それには、タイヤなどはカスタムの余地がありそうなので、後ほど考えてみましょう。

シェファードシティのカスタムはタイヤから

では、シェファードシティをカスタムしていきます。

まず、方向性を決めて進めていきたいのですが、スピードをもう少し出せるカスタムから行います。

ロードバイクならホイールといきたいところですが、クロスバイクはホイールの選択肢が少ないです。
こだわるのも良いですが、手組みになったりして少し面倒ですので、まずタイヤを考えましょう。

シェファードシティに最初から付属しているタイヤは、詳しい情報が分からないので、レベルがはっきりしませんが、スピード面を考えると32cは少し太いです。

現在のクロスバイクの主流は28cですし、スピードにこだわるなら25cくらいまで細くしても良いでしょう。

具体的には、走行性能を確保しながら耐パンク性にも優れてている、マキシスの【デトネーター】。

コンチネンタルの【ウルトラスポーツ2】あたりが、シェファードシティにはおすすめです。

シェファードシティにスピード要素を加える!

シェファードシティのカスタムを考えていますが、よりスポーツライクな走りを目指すなら、ギア比の変更も視野に入れたいところです。

現行は、フロント3速(48-38-28T)、リア8速(11-32T)です。

リアは1~2速少ない感じですが、変速段数を上げるカスタムは費用と手間が掛かり過ぎてしまうので、今回は見送りましょう。

フロント3速は車体が12kgと重いので、最初はアリなんですが、28Tの必要性は慣れてくれば、まずなくなります。

そのため、ここは2速のチェーンリングに交換して、アウターにもう少し重いギアを持ちたいところです。

その際に、そのままでも動かすことはできますが、そこまで高額ではないので、フロントディレイラーも2速用のものに交換することをおすすめします。

クランクまで交換すると少し費用がかさみますが、8速ならシマノのクラリスでも6,000円前後なので、交換してしまっても良いでしょう。

シェファードシティを街乗り仕様にカスタム

最後は方向性をガラリと変えて、街乗り仕様に特化させるカスタムです。
各所にダボ穴が切ってあるので、何でも取り付け可能だと思います。

まず欲しいのは、泥除けです。

シェファードシティもそうですが、クロスバイクはギア比が高いので、泥や水が自分の頭の高さくらいまで跳ね上がってきます。

そのため、泥除けは街乗りには必須とも言えます。

おすすめなのは、ワンタッチで脱着が可能なタイプです。
晴れて路面が乾いている日に泥除けを付けておく意味はないですし、輪行などのときにも外せた方が便利です。

700cのタイヤですから、幅は400mm程度あれば大丈夫です。

次は「かご」です。
通勤・通学、近所へのお買いものには、これも必須アイテムです。

簡単なのは、ハンドルにフックで引っかけるタイプです。
取り外しが自由ですし、折りたためるようなものもあるので、便利です。

しかし、ハンドルが高く、遠い位置にあるクロスバイクでは、思いのほか振り回される感覚になります。

そこで、脱着の自由度は低いですが、ヘッドチューブに固定するタイプがおすすめです。
安定感がありますし、大きさを気にしなくて良いのも、有り難いです。

また、自転車用でなくても、好きなかごが選べるという点では、キャリアを取り付ける手もあります。
フロントなら、Vブレーキの台座に取り付けられます。

あとは、キックスタンドを付ければ、街乗りカスタムは、ほぼ万全ですね。

シェファードシティは完成度が高い!

今回は、ライトウェイのシェファードシティを、カスタムしてみました。

このクラスのスポーツ自転車にしては完成度が高く、ありがちなスペックの改善にとどまらないところが強みです。

パーツを足していく面白さを、存分に楽しめる1台になっています。