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scottの名車cr1が2017年で引退!インプレで確認しておこう

2018.2.8

スイスの「scott」が、このほど2018年モデル発表しました。

それによると、人気の「ADDICT」シリーズに名称変更があり、新たにコンフォートモデルが加わることになりました。

そして、それに伴って、長年ラインナップされていた「cr1」が、市場から退場することになりました。

そこで今回は、インプレなどでcr1を振り返り、後継車なども確認してみましょう。

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scott・cr1は2017年をもって歴史に幕

scottのロードバイクは、約30年に渡ってプロチームに機材提供をしています。

2015年に韓国企業に買収されたことにより、ネガティブなイメージが付いてしまったようですが、それ以降の物作りに大きな変化は見られません。

既にホームページでは、ラインナップが2018年モデルに切り替わっていますが、長年親しまれてきた【cr1】シリーズは見当たりません。

2003年には世界最軽量フレームになるなど、scottの歴史を彩ってきましたが、2017年を持って幕を閉じることになりました。

cr1はレース機材になったこともありますが、近年はジオメトリを変え、エンデュランスモデルになっていました。

レーシーな仕様が多いscottにあって、貴重なモデルとしてインプレの評価が高い機種でした。

それが、この度のモデルチェンジで、【ADDICT】シリーズにエンデュランスを追加したことにより、cr1が退場することになりました。

後ほど確認しますが、コンセプトは引き継がれているようなので、cr1ファンはひと安心といったところでしょう。

scott・cr1はどんなロードバイク?

まず、cr1の2017モデルを確認しておきましょう。

カーボンフレームでは比較的手の出しやすい価格設定でしたので、インプレの評価では、カーボンの入門編的な位置付けでした。

ハイエンドモデルの【cr1 10】は、コンポがシマノ・アルテグラと105の混成、ホイールもシマノ製で¥269,000でした。

十分に、コスパの高いものと判断できるスペックです。

scottがコンフォートという言葉を使っているように、振動吸収性を意識しています。

しかし、そこはレーシーなscottなので、乗り心地だけに特化するのではなく、しっかりと剛性も確保されています。

また、チェーンステー長405mmは、完全にレーシー仕様です。

そのため、cr1は、ヒルクライムなどのホビーレースから長時間乗れるツーリングまで、幅広く使える機種だったと考えられます。

グレードは10の他にコンポが105単一となり、ホイールのレベルが少し低くなる【cr1 20】と、コンポがソラになる【cr1 30】が用意されていました。

scott・cr1のインプレ

実際のscott・cr1ユーザーさんのインプレをまとめておきましょう。

目立つのは、衝撃吸収性を高めたことを期待して購入した人が、レーシーな感覚に少し戸惑いを感じているようなインプレです。

2016年までは、タイヤが23cだったことも影響しているかもしれません。(2017モデルは確認できず)

scottの特徴ではありますが、エンデュランスモデルでも硬さは保持しいるので、慣れるまでは気になるのかもしれません。

しかし、高速域での加速やスピードの維持はさすがというところで、そこにレーシーな仕様が残っているメリットがあるわけですね。

慣れてくると、スペックへの不満は致し方ないでしょう。
特に、20・30に関しては、ホイールに不満が集中しています。

リムの重量があるタイプなので、段々と漕ぎ出しの重さに嫌気がさしてきますし、ハブも高レベルとは言えないですからね。

この辺は、今後のカスタマイズの参考にしていただきたいと思います。

1500~1600g台のホイールにすれば総重量で7kg台ですから、20万円前後のカーボンフレームなら、十分軽量の部類になります。

近年はcr1に対するインプレが減っていた

scott・cr1のインプレは、おおかた好意的なものが多いですが、近年のモデルに対しては、インプレの数自体が少ないように感じました。

これは私の推測ですが、cr1と言えば、世界最軽量フレームとして、一世を風靡したレース車としてのイメージが抜けていません。

しかし実際には、エンデュランス寄りになっているという微妙なギャップに、ユーザーが戸惑っていたのではないかと思っています。

さて、cr1は2018年から、どの機種にコンセプトを引きつがれるのか、確認していきましょう。

実は、2018年ラインナップから外れるのはcr1だけではなく、もう1グレード上の【solace】も外れています。

solaceもcr1同様に、快適さを重視したコンフォートモデルでした。

solaceとcr1は、いわば兄弟機のような位置付けでしたが、2018年より新型の【ADDICT】シリーズに統合されることになります。

ADDICTは現在でも、プロチームに提供されているレース機材ですが、そこに快適さを取り入れ、レース機材と2極化しています。

cr1はADDICTへ

scottのcr1は、2018年よりADDICTシリーズに統合されました。

ADDICTは完全レーシーな【ADDICT RC】と、エンデュランスモデルの【ADDICT】になります。

RCは現在でも、プロチームに提供されている車体だけあり、ヘッドアングルが立ち気味で、チェーンステーが短いジオメトリになっています。

ハイエンドモデルの【ADDICT RC PRO】は総重量6.48kgと、このままではUCIの規定に引っかかり、重りを付けないとレースに出れないレベルです。

さすがに100万円を超えていますので、エンドユーザーに届くものではないでしょうが、間違いなく素晴らしいスピ―ド感が体感できるはずです。

エンデュランスモデルとなった【ADDICT】は、ヘッドアングルで約1度寝かせ気味になっていますし、チェーンステーも5mm長くなりました。

その分、アップライドな乗車姿勢が可能になっています。
しかも、標準装備のタイヤが28cになりましたので、完全に乗り心地重視のスペックになっています。

まだインプレは見かけませんが、走り心地も相当変化しているのではないかと思われます。

ラインナップはアルテグラメインの【ADDICT 10】、105の【20】、ティアグラの【30】があります。

インプレ評価が高いのは【SPEEDSTER】

scottのロードバイクで、毎回インプレの評価が高いのは、【SPEEDSTER】シリーズです。
2018年のラインナップでは、アルミフレームはSPEEDSTERだけです。

名前通りに以前はレーシーな仕様でしたが、近年は乗り心地や衝撃吸収性を加味した、エンデュランスモデルに舵を切っています。

そのときに、ジオメトリやスペックを参考にしたのが、cr1と聞いています。

チェーンステーは先ほどご紹介した【ADDICT】よりも、さらに5mm長い415mm、ヘッドアングルは同じです。

タイヤも標準装備が28cですし、さらにクリアランスが確保されているので、32cまで装着可能です。

何も、ここまでしなくても良いのにと感じるくらい、乗り心地を加味したコンフォートモデルに様変わりしています。

最近は、アルミフレームでも軽量な完成車が増えているので、軽いとまでは言えませんが、色々とカスタムし甲斐があります。

ラインナップはシマノのコンポグレード別に5種類あり、カーボンフレーム車と比較すると、コスパの高さが際立ちます。

cr1には後継車があります

scott・cr1は、2017年モデルを最後に、長い歴史に幕を閉じます。

しかし、カーボンフレームのエンデュランスモデルは【ADDICT】。

アルミフレームは【SPEEDSTER】が、そのコンセプトを引き継ぎますので、十分に期待できると思います。

 - SCOTT, メーカー, 自転車全般