シマノのセミディープホイールwh-rs30~後継やライバルは?

シマノのロードバイク用ホイール「wh-rs30」は、かなり前のモデルなので、現在、市場にはほとんど出回っていません。

シマノが、まだ11速のコンポを発売していない時期のホイールなので、当然ながら10速までの対応です。

どのメーカーにもラインナップの中に1種類は見られる、30mm以上のリムハイトを持つ「セミディープリム」ホイールです。

今回は、wh-rs30の後継ホイールや、他メーカーのセミディープリムも確認していきます。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

自転車ベルトドライブの特徴!異音がしたら要注意!!

自転車のベルトドライブをご存知ですか?ベルトドライブ自転車はチェーンと違い、さまざまな特徴が...

自転車が盗難されたら警察署に届けよう!厳重な防犯対策も!

自転車の盗難事件は毎年数十万件起きているそうです。愛用の自転車が盗難に遭ったら……なんて、あ...

自転車のブレーキ「キャリパー」はこのまま終わっていくの?

自転車のブレーキは、時代ごとに使用されるものが変化してきています。顕著な例はMTBで、カ...

自転車で接触事故!無傷でも警察を呼んで病院に行くべき?

自転車に乗っているとき、自分は慎重な性格だし、スピードも出さないから、事故なんて起こさないと思ってい...

自転車の鍵を失くして開かない!失くしてしまった際の対処法

自転車で出かけ先、鍵を失くして開かない!そんな時は、とても困りますよね。自分で鍵を壊そう...

自転車タイヤの前後輪!どのメーカーのタイヤを選ぶ!?

自転車の前後のタイヤは、いつの間にか磨耗しているケースが多いです。もちろん使用頻度によっ...

自転車通勤でスカートを履く時の対策は?オススメの服装とは

毎朝、満員電車や道路渋滞のストレスって嫌になってしまいますよね。最近、自転車で通勤する方、結構見...

自転車にパーツクリーナーは有効!フレームにも使えるの?

サイクリストの方なら自分で自転車を洗車をする機会が多いと思います。洗車の際に何を用いて洗...

初心者でもできる!?グリップシフトのワイヤー交換方法

自転車で走っている際、変速機能がうまく作動しないと感じたことはありませんか?このような場合は...

フーリガンのチェーンリングを交換する人が多い?多段化もする?

【フーリガン】は、サッカー場で暴徒化してしまう集団のことを指しますが、もちろんその話をするわけではあ...

ビアンキの小径車のエントリーモデル~ミニベロ7の評判は?

イタリアの老舗自転車メーカーであるビアンキは、ロードバイクからシティサイクルまで、数多くの種類の...

スペシャライズドのサドル「ローミン EVO」は誰に向くのか?

スペシャライズドは、バイクを身体にフィットさせるということに重きをおいています。そのため...

自転車のスピードアップを図ろう!ママチャリだって速くなる

自転車に乗っていて横から颯爽と追い抜かれたりすると、「もっと速く走れないものかな」なんて思うこと...

ロードバイクのタイヤサイズは700cだけ?太さは?

ママチャリなどの一般的な自転車は、タイヤの大きさが自転車そのもののサイズとして扱われていますので、大...

子供用自転車選びのポイント!ブレーキの重要さを教えよう

子供の自転車を選ぶ一番大切なことは、サイズが合っているかです。また、自転車を始めたばかりの子...

スポンサーリンク

wh-rs30はセミディープホイール

ロードバイクはママチャリなどに比べ高価ですし、メンテナンスありきの乗り物ですから、1台に長く乗っている方が多いです。

そういった背景もありますし、市販されている完組みホイールは専用設計のため、部分ごとに交換するとバランスが崩れ、本来の性能を失うことが多いです。

そのため、シマノ・wh-rs30のような、ひと昔前のホイールも価値がなくなってしまうわけではないのです。

また、wh-rs30はリムハイト30mmの、いわゆる「セミディープリム」のホイールです。

各メーカー共に、アルミのセミディープリムホイールが、必ず1種類はラインナップされているように、需要があるものです。

ロードレースに使用されるカーボンリムのセミディープやディープリムホイールは、カーボンフレームの完成車が手に入るくらいの値段です。

いわば、レース専用の決戦ホイールで、練習の段階では、おいそれと使用できるものではありません。

そこで、使われるのが安価で重量があって、そこそこの負荷が掛けられる、wh-rs30のようなアルミホイールということになります。

wh-rs30はロードレースの練習用

シマノのwh-rs30も、以前のインプレを確認していると、「自宅のローラー台で使っている」。
「普段使いで足腰を鍛えている」など、練習用として使用していることをうかがわせています。

正式な重量は分かりませんが、wh-rs30は2000gに迫るホイールですから、確かにレースには使えませんが、練習用としては適度な重量と言えます。

ロードバイクの基本コンセプトは、高速域でいかに長い時間走れるかにあります。

高速巡航という言葉で表されることがありますが、高速域を維持するのがカギになります。
その点では、リムハイトが高いホイールが有利になります。

漕ぎ出しは重いですし、横風に弱いので、スピードに乗るまでは時間が掛かります。

しかし、スピードの乗りも遅いですが落ちるのも遅いので、高速域になればスピードの維持に長けていることになります。

リムハイトが高いと、リム自体が荷重を受け止めるため、スポークにストレスが掛からないので、ホイールの剛性は強くなります。

そのため、脚力自慢のプロレーサーなどは、デイープリムを好んで使用します。

しかし、リムを高くするということは、重量がかさみます。

そのため、どうしても軽いカーボンを使わなければならないので、ホビーライダーには手の届かない存在になってしまうのです。

他メーカーのセミディープホイールは?

その点で、シマノのwh-rs30は後継のホイールの価格を参考にすると2~3万円程度ですので、練習用にするには、手ごろな存在と言えるでしょう。

セミディープホイールは先述した通り、アルミリムでは各メーカー共に、ほぼ1種類しかありません。

その中でも、シマノのホイールがリーズナブルなので、特に練習用として使用される頻度が高いのです。

そこで、ここからは、参考のために、シマノ以外のメーカーのセミディープリムホイールをご紹介します。

まず、カンパニョーロですが、アルミリムにリムハイト35mmの「シロッコ」があります。
重量は約1,800gと、シマノよりも200g程軽量になっていますが、その分価格も4.5~5万円です。

スポークがエアロ形状になっているので、より高速域でのエアロ効果が堪能できます。

次にフルクラムですが、「レーシング・クアトロ」がリムハイト35mmになります。

フルクラムはカンパニョーロの子会社で、ホイール構成が似ているので、特徴はシロッコと似ています。

インプレを見ると、フルクラムのほうが少しが剛性が高く、硬めの乗り心地という評価です。

ただ、重量がレーシング・クアトロは1,700g台前半と公表されているので、価格が5万円台後半になります。

wh-rs30の後継ホイール①

上記の2メーカーのセミディープリムは、価格的にはメーカーの中での中級レベル程度なので、練習用にするには、少しもったいないというところです。

そうなると、シマノのwh-rs30のリーズナブルさが、俄然クローズアップされます。

後継ホイールのwh-rs31は、重量こそ1,960g(実測値)ですが、定価が2万円台前半なので、ショップによっては1万円台で購入できます。

練習用でガンガン使い倒すなら、このくらいのリーズナブルさでないというのが本音ですかね。

また、リムハイト30mm程度であれば、普段使いでも不満のない、ギリギリの線かなと思います。

レース志向のない人が、わざわざ選ぶには少し疑問ですが、完成車に付属してきても、それほど気にならないということです。

wh-rs30の後継ホイール②

シマノのアルミリムのセミディープホイールには、「wh-rs330」もあります。

wh-rs30の後継ホイールのひとつと言えますが、こちらはよりレース仕様を強く意識しています。

と言うのも、330は下位グレードですが、上位グレードにしか採用されていないスポークの組み方を採用しています。

シマノでは「オプトバルテクノロジー」と呼んでいますが、スポークをフリーボディ側2:1反フリー側で組む方法です。

スポークテンションが偏らないので、振れが出にくくなりますし、伝達力が良くなるのがメリットです。

どちらかというと、レース色の強いカンパやフルクラムは、全モデルで採用されている(フルクラムは一部を除く)技術です。

シマノは上位モデルのセミディープやディープリムには採用されていますが、ノーマルハイトのホイールには採用されていません。

それが全体的に剛性が低めで、柔らかい乗り心地という評価に繋がっている部分でもあります。

いずれにしても、wh-rs330は上位グレードの技術を搭載しているにも関わらず、2万円台で手に入るお得なホイールなのです。

アルミ素材でセミディープホイールのおすすめ

wh-rs30のようなセミディープなホイールを使用していると、グレードアップになったときに、どのホイールを選ぶかで悩む方も少なくありません。

先述通り、ディープリムはカーボン素材が多いので、10万円台後半からのスタートになってしまいます。

さすがに、導入部分がこの価格では厳しいとなりますので、もう少し手ごろなものを探します。

先ほどもご紹介した、シロッコやレーシング・クアトロも候補ではありますが、もう少し頑張ってシマノの【wh-rs81 c35】まで考えてみたいところです。

アルミリムですが、カーボンラミネートのため、1,600g台となっています。

リムハイト35mmながら1,600g台であれば、平地の高速巡航はもちろん、ヒルクライムにも挑戦したくなるようなホイールです。

リムは上位グレードのデュラエースと、同じものを使っているという話もありますし、先ほどのオプトバルテクノロジーも、もちろん採用されています。

メーカー価格で10万円前後しますので、少しハードルは高めですが、コスパを考えれば、おすすめできるものです。

セミディープという選択

今回は、シマノのホイールwh-rs30を取り上げました。

後継ホイールにはなりますが、ロードレースの練習用におすすめしますが、普段使いでも、それほどストレスなく使用できるものと思います。

また、同じシマノで「wh-rs81 c35」も、おすすめのセミディープホイールですので、ぜひ検討してみてください。