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独特の味があるファニーバイクをご紹介!カスタム時の注意点

2017.12.30

ファニーバイクは、最近は見かけなくなりましたが、少し前まではレースにも使用されていました。

ご覧になったことがあるでしょうか?

ファニーバイクは、後輪と比べて前輪のタイヤサイスが小さく、前のめりな姿勢で乗る自転車です。

ピストバイクなどをカスタムして、ファニーバイク風にする方もいるようですね。

では、ファニーバイクはどういう自転車なのかということから、ご説明していきます。

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ファニーバイクとは?

まずは、ファニーバイクがどういうものなのか、簡単にご紹介します。

ファニーバイクは、もともとはタイムトライアル用に開発された自転車で、後輪より前輪が小さい独特の形から「ファニー(奇妙な)バイク」と呼ばれています。

現在は、UCI(国際自転車競技連合)の、『自転車のタイヤは前後同じ径である事』という規則によって、レースの世界から姿を消してしまいましたが、今も根強いファンがいる魅力的なバイクなのです。

ファニーバイクの形状は、後輪が27インチで、前輪がそれより小さい24~26インチのため、前下がりで、空気抵抗が少なくなり、前の走者との間を縮められるというメリットがあります。

また、前輪が小さいのでクイックな動きにも対応できる一方、乗りこなすのには技術が必要でした。

そのため、これをどう自分に合ったものにするか、カスタム欲をかき立てられるものでもあったのです。

また、レースに使われていた当時、ハンドルバーは、ドロップハンドルではなくブルホーンバーのことが多く、握り位置はドロップバーの下ハンを握るのと同じか、それより少し低いくらいでした。

ファニーバイクは当時、タイムトライアルでどれだけ速く走れるか、考え抜かれてできた自転車です。

レース禁止になった理由!有名メーカーのファニーバイク

ファニーバイクが、レースの舞台から姿を消したことを残念に思っている方もいるようです。

「ヘ」の字のスタイルで果敢にタイムに挑んでいた選手を見て、自分もファニーバイクでレースに出場したり、カスタムしてみたかったという人もいることでしょう。

ファニーバイクがレースで禁止されるようになったのは、事故の危険性が高いことや、奇抜とも言える自転車が出てきてしまったことだと言われています。

しかし、その当時には有名メーカーからも多くのファニーバイクが出ていて、その攻撃的とも言えるスタイルは多くのファンを魅了しました。

筆者は、コルナゴやビアンキのファニーバイクを見たことがありますが、シートチューブが緩い曲線を描いた形状になっていて、見るだけでも面白く感じたものでした。

もちろん、乗ってみたいとも思いましたが、残念ながらそれは夢に終わってしまいました。

今でも、ネットオークションなどで出品されている場合があるので、見つけたらぜひ、注目してみてください。

アメリカのスタイリッシュなファニーバイク

ファニーバイクが気になる方のために、ご紹介したいのが、AFFINITYのLO PROです。

こちらのファニーバイクは、アメリカ・ニューヨークのBROOKLYNを拠点とし、開発されました。

何でも、ニューヨークのメッセンジャー達により、繰り返し走行テストされて生まれたということで、ファニーバイクとしてクオリティーの高いものになっています。

ちなみに、スペックは、フロントエンドが100mm、リアエンドが120mm、そして、1インチアヘッドステムに、シートポスト径27.2mm、BB規格68mm、素材はクロモリで現行規格です。

ですので、フレームさえ持っていれば、カスタムすればいつでも乗れるでしょう。

コルナゴやビアンキなどのヨーロッパ製ではなく、アメリカ製と言うことで、少し大味な造りですが、ファニーバイクの面白さを十分に味わえるバイクです。

カスタムしやすい!クワハラのファニーバイク

さらに、自転車メーターとして長い歴史があるKUWAHARA(クワハラ)のファニーバイク風ミニベロもおすすめです。

〇ファニーSS

●参考価格・83,000円(税抜き)
●カラー展開・パールブラック、ミラーシルバー
●重量・8.8kg
●クロモリフレーム

クワハラは、優れたbmxやmtbで有名ですが、意外にも遊び心を忘れないということを、このバイクで示してくれました。

シングルスピードで手入れやカスタムもしやすく、個性的で目立つこと間違いなしの魅力的なバイクです。

また、ミニベロの特徴であるクイックな操作性や、軽い車体で持ち運びが楽なことなど、街乗りで楽しめる要素が詰まったバイクになっています。

さらに、ディープリムやラージフランジハブなどのこだわりもポイントで、スタイリッシュな印象があります。ファンにとっては、しっかりと目立つクワハラのロゴも嬉しいですね。

自分で塗装して、より個性を際立たせるのもおすすめです。

人気があり、残念ながら完売してしまいましたが、こちらもネットオークションで見かけたら要チェックな自転車です。

カスタムしてファニーバイク化?デメリットも

ここまで、オシャレなファニーバイクのご紹介をしてきましたが、次は、お使いの自転車をカスタムし、ファニーバイク化することについて考えてみましょう。

ファニーバイクのタイヤサイズのバランスは、後輪が27インチ、前輪がそれより小さい24~26インチで、タイヤを付け替えればファニーバイクにすることは可能です。

その際には、タイヤの規格、WOとHEを間違えないようにすることや、必要な道具(タイヤレバー・ポンプ・タイヤ・軍手等)を揃える必要があります。

タイヤ交換自体は、特別難しいことではなく、スポーツ自転車になじみがある方は、日頃行ったことがあるでしょう。

しかし、デメリットもありますので、あまりおすすめはしません。

先ほど書いたように、レースでは使用できませんし、もともとの設計のジオメトリーを変えるということですので、全体のバランスが崩れてしまい、事故になる危険性があります。

カスタムしたらこんなことに注意しよう

先ほど、普通の自転車をカスタムして、ファニーバイク化することの危険性について書きましたが、それでもチャレンジしたいという方のために、注意点をご説明します。

●オーバーステア傾向が少し強くなる、前傾がきつくなる等の変化がある

前のタイヤが小さくなる分、ハンドリングがクイックになり、コーナー時にオーバーステアになる可能性があります。

また、コーナリング中にペダルが路面に当たる危険性も高くなります。

変化自体はわずかなものですが、はじめのうちはバランスの違いに気を付けて、コーナーでスピードを落とすなどして事故を防ぎましょう。

●空気圧管理

前後で違うタイヤを使う場合、前後別々の空気圧管理が必要になる可能性がありますので注意しましょう。

思いつく限りではこうしたことが考えられますが、それぞれお使いの自転車によっても様々なケースがありますし、実際に試してみないと分からない部分もあります。

ですが、スピードを出したり長時間走ったりするのでなければ、そこまで大きな問題があるわけではありません。

カスタムしてオリジナルの自転車を造るというのは、わくわくするものです。

どこかロックな味のあるファニーバイクに、一度挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

ファニーバイクが無くなるのは惜しい

ファニーバイクは、現在は持っている方も少なく、注目されることもあまりありません。

しかし、タイムトライアルで攻めに攻めたファニーバイクを乗りこなしていた選手には、なんともいえないカッコよさがありました。

公平さや安全性に対する配慮から、レースでは使えなくなりましたが、ご興味をお持ちの方は、普段使いに使ってみてはいかがでしょうか。

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