イーストンのロード用ホイールに以前ea50グレードがあった!

イーストンは簡単に言うと「パイプ屋さん」ですので、ハンドルやシートポストでは、かなり有名なブランドです。

使っている素材が品番となっており、eaがアルミ、ecがカーボンになり、その後に50~100までのグレードを表す数字が入ります。

その中で、かつての最下級グレード・ea50に、ホイールの品揃えもあったようです。

今回は、すでに販売を終了していますが、ea50のホイールを確認してみます。

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イーストンea50ホイールはアルミリムのエントリーグレードだった

イーストンのフラッグシップ商品は、野球の金属バットです。

イーストンジャパンでは、トップページで金属バットが大々的に宣伝されています。
日本のミズノの金属バットも、一部手掛けているくらいに、世界的に有名なんですね。

自転車部門は「EASTON Cycling」の名で製造・販売が行われており、ホイールの他にもハンドルやステム、シートポストなどの品揃えがあります。

自社で完成車までは組んでいませんが、フレームのチューブを他メーカーに提供したりもしています。

冒頭でもお話したように、自社のロードバイクパーツには記号を振り、一目でグレードが分かるようになっています。

eaがアルミ素材を使った製品で、ecがカーボンを使った製品のことです。

素材のグレードが後ろに付く数字で表されており、今回のテーマであるea50のホイールは、アルミリムの最下位グレードです。

現在は取り扱いがありませんが、2万~3万円程度で販売されていたらしいので、他メーカーのエントリーモデルと、大差のないものだったと推測します。

イーストンの現在のホイールラインナップ

インプレでea50ホイールを確認する前に、現在のイーストンのロード用ホイールを見ておきましょう。

言い遅れましたが、イーストンジャパンでは金属バットしか扱っていませんので、自転車パーツの取り扱いは代理店の「東商会」が行っています。

東商会が扱っているイーストンブランドのホイールは、カーボンリム6種類、アルミリム7種類の計13種類です。

アルミ、カーボン共に最高グレードは90で、カーボンは90のみ、アルミは90と70のグレードがあります。

他のメーカーには、あまり見られないリムのみの販売や、ロード用のリムにMTBのハブを採用したモデルなど、他メーカーとは一線を画すラインナップが目を引きます。

カーボンホイールは全種類リムハイト38mm以上のセミディープで、ハイエンドモデルの【EC90 AERO 55 】は55mm高のリムに、エアロ形状のワイドリムで、相当なスピードが期待できるホイールです。

ea50が販売終了となったことで、現在エントリーグレードの品揃えはなく、全体的に高価なラインナップになっています。

ea50はハンドルやシートポストには残っているグレード

イーストンはホイールのメーカーとしては認知度が低いですが、ハンドル・ステム・シートポストにおいては、むしろ一流メーカーと言っても過言ではありません。

ドロップハンドルには、ホイールには見られないイーストン最高グレードのec100からea30まで、幅広いグレードを取り揃えています。

中でもec100は、平均178gという超軽量モデルで、間違いなくクラス最軽量レベルです。

ea50はアルミハンドルの下から2番目のグレードですが、価格と性能のバランスが良く、人気があります。

シートポストに関してはea50はエントリーモデルですが、イーストンの高い技術を体感するには、定価5,000円以下なので悪くない選択です。

また、イーストンはステムにおいても、高い評価を得ており、グレードの高い完成車に装備されていることもあります。

さすがにec90グレードとなると、3万円以上もしますので尻込みしてしまいますが、アルミのea70は突き出しの長さが豊富で、自分に合ったハンドルポジションを模索できるのでおすすめです。

イーストンea50ホイールはどんな評価を受けていた?

イーストンea50グレードのホイールは、【EA50 Aero】のインプレがありました。

公表重量は17,95gで軽いというわけではありませんが、リムハイトが30mmありますので、エントリーモデルとしては平均的です。

エアロ形状ですから当然、高速巡航性を褒めるインプレが多いのですが、漕ぎ出しの軽さを指摘する声が多いのが意外でした。

これだけリムハイトが高いと、通常は少しもっさりした始動になるのですが、そこはエアロダイナミズムのなせる業でしょうか。

リムハイト30mmくらいなら、横風を気にするほどのことはないと思いますが、低速域では少し不安があるのは事実です。

また、単品で販売もしてるだけあり、ハブの性能を持ち上げるインプレも目立ちます。

良く回ると言いますし、ラチェット音も静かという評価です。

正直、販売が終了してしまっているので、この程度のインプレしか確認できませんでしたが、エントリーグレードと言ってバカにするようなものではないというのが率直な感想です。

イーストンea50はハブが秀逸だった?

イーストンea50のインプレを確認していて、とにかく目立ったのは、ハブの性能の高さです。
エントリーグレードのホイールで、これだけ回転の良さを伝えるインプレが多いのは、特筆ものです。

そのため、少し熟練してくれば、ケイデンスを多めにして回転数を上げていけば、スピードの維持も楽にできるホイールです。

ここまで、インプレを見てきた限り、なぜ販売を終了したのか少し疑問が残ります。
しかし、そこはロードバイク用のホイールとしては、メジャーではない立場が影響しているかもしれません。

エントリーグレードになると、他メーカーも当然ながら安価でも、何とか質を上げようとしてくるので、名前負けしてしまう部分はありますね。

ea50の重量1,700g台前半は、安価な完成車にありがちな、通称「鉄下駄」と呼ばれるようなものではないですが、マイナーな存在だと同じように扱われてしまいがちということです。

今となっては何を言っても仕方ないのですが、エントリーグレードにも、後に履いてみたくなるホイールがあるという教訓にしたいですね。

イーストンのおすすめホイール

ea50のホイールは、どうあっても現在は新品が手に入りませんので、イーストンの別のホイールをおすすめします。

冒頭でも触れましたが、カーボンリムの製品に関しては、セミディープ以上のリムハイトになりますので、用途が限られてきます。

また、メジャーどころにライバルホイールが多いので、何か目立つ部分が欲しいところです。

ですが、カンパもフルクラムもカーボンの上位グレードになってくると、ハブのベアリングにかなりのこだわりを見せてくるので、イーストンの売りであるハブも優位に立てません。

そうなると勝負するならば、アルミリムの製品ということになり、中でも特殊なリムだけのものが、おすすめになります。

当然ですが、ハブやスポークを自分で用意して、手組みする技術があればの話ですが…

【R90 SL TL-Ready ロードリム】・【R90 SL DISC TL-Ready ロードリム】の2種類あり、後者はディスクブレーキ専用で、いずれもチューブレスレディタイヤに対応しています。

スポークホール数が24・28・32と選べますので、好みの硬さに仕上げられます。

1本2万円で通販サイトでも、ほぼ値引きなしです。

ea50は隠れた名品

今回は、イーストンのea50グレードのホイールを追いかけてみました。

数年前に販売を終えているので、魅力をお伝えしきれませんでしたが、エントリーグレードとしては十分な性能を持った、名ホイールだったと推測できました。

個人的には、中古品などでお目に掛かったら、迷わず買いだと思いますね。