ロードバイク好きによる自転車知識の情報ガレージ

ロードバイク好きによる自転車知識の情報ガレージ│わくわく自転車情報館

チェーンをパーツクリーナーできれいにすることは可能か?

2017.10.29

自転車のチェーンは、いつでも外にむき出し状態ですから、当然、よく汚れます。

そのため、昔からチェーンの清掃については試行錯誤が繰り返されており、様々な方法が紹介されています。

最近では入手しやすいということもあり、パーツクリーナーの使用も多くなってきているようですが、果たしてきれいになるのでしょうか。

そこで今回は、チェーンの清掃方法について説明していきたいと思います。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

自力?お店?ロードバイクのホイールをメンテナンスしよう!

ロードバイクは、メンテナンスありきで乗るものです。 その中でもホイールは、特にメンテナンスを必...

自転車のバンドブレーキを交換する!ドラムを外すためには?

自転車のブレーキは様々ありますが、最も交換の要望が高いのはママチャリのバンドブレーキではないでし...

シマノのロード用クランク一覧!効率のよいカスタムのために

シマノのロードバイク用クランクには、アーム長やチェーンリングの歯数構成などにより様々な種類があり...

自転車のブレーキレバーは引きに注意!修理が必要か判断する

自転車のブレーキは酷使されている事もあり、トラブルや故障の頻度が高い部分です。 ブレーキシ...

自転車につける走行距離計って?その機能や選び方を知ろう!

スポーツ自転車のハンドル部分などについている走行距離計とは、どんなものでしょうか。 また、...

トライアスロンのスイム、準備品や泳ぎ方のコツは?

ロードバイクに乗るようになり、レースやトライアスロンに参加する興味が湧いた方はいらっしゃると思います...

自転車界に新風を吹き込む!スペシャライズド「セコイア」

ロードバイクは基本的にはレースに使用する自転車というコンセプトなので、フレーム形状も組みわせてあ...

シマノホイールWH-R500の後継R501は厳しい評価通りなのか?

ロードバイクのエントリーグレードの完成車に付属していることが多いシマノのホイールに、「WH-R5...

ロードバイクのホイールを取り扱うメーカー一覧

ロードバイクはホイールをレベルアップすると、走りが劇的に良くなると言われます。 それを見越して...

サイクルウェアはピチッだけじゃない!カジュアルなブランド

「サイクルウェア」と聞くとロードレースや競輪の選手が着ている、あのピチッと肌に密着したものを思い...

フィジークのサドル バーサスは様々な人に合せて選択できる

あなたは現在使っているサドルに満足していますか? 自転車用サドルの大手メーカーの一つであるフィ...

ロードバイクのホイールを安い価格で手に入れるには?

ロードバイクのホイールはパーツの中で最も高価ですが、真っ先に交換したいパーツです。 それだけに...

フィジークサドルの選び方「スパインコンセプトEVO」とは?

世界には数多くのサドルブランドがありますが、知名度という点においてトップクラスなのがイタリアの「...

アメリカの米式バルブって?自転車空気入れは3種類ある!?

自転車には、3種類のバルブがあるのご存知ですか? 空気を入れる際に空気が入らない!と悩んでいる...

冬の道路のアイスバーン!自転車用チェーンなどを使うべき?

筆者は現在、北海道在住です。 11月も終わりごろになると、道路の大半は既に雪と氷で覆われ、...

スポンサーリンク

チェーンの清掃に不正解はない

いきなり結論めいた話から入りますが、チェーンの清掃はどんな方法にせよ、何もしないよりはきれいになるわけですから、不正解はありません。

パーツクリーナーで地道に、塗っては拭き取りを繰り返すのも良いですし、昔ながらの方法で、灯油で洗うもよしです。

また、最新の方法としては、チェーン専用の洗浄アイテムなんかもあるので、それを使うのもアリです。

今回は、それらをひとつひとつご紹介していきます。
その中から、自分ができるものを選んでいただければ良いと思います。

まず、パーツクリーナーを使用する方法です。
これはチェーンを外さなくても清掃できるのが、大きなメリットです。

吹き付けてブラシでこするだけですから、誰でも簡単にできます。

また、パーツクリーナーと銘打っているのですから、他の部分の清掃にも使えます。

少々地道な作業になりますし、いつまでたってもチェーンを拭けば、黒い汚れが布に付くので、分かりずらいです。

ですが、2~3回繰り返せば、相応に汚れは落とせていますので大丈夫です。

安価なパーツクリーナーでも良いのか?

さて、パーツクリーナーですが、結構種類があるので、最初はどれを使うのか戸惑うと思います。

また、これは見解の分かれるところですが、ホームセンターなどで200~300円で売っているようなもので十分という意見と、ある程度値が張っても有名メーカー品の方が良いと言う意見で真っ二つです。

チェーンは清掃後に注油するのが基本なので、清掃時に完全に油を除去しなくて良いと言う意見には賛成なので、個人的には安いパーツクリーナーでも十分かと思いますし、実際に安いのを使っています。

しかし、以前使用した少し割高なパーツクリーナーは、確かに汚れの落ちが良かった気がします。
(気のせいだった可能性もありますが…)

ですから、最初は安いものを使って清掃してみて、汚れ落ちに納得いかないようなら、少しグレードが高いものにしてみるのもいいと思います。

また、揮発性や乾くスピードも考慮に入れたほうが良いのですが、詳しくは次項でお話します。

チェーン洗浄向きパーツクリーナー

パーツクリーナには、素早く乾いてしまうタイプだと汚れに浸透しないので、グリスなどの頑固な脂汚れには向きません。

チェーンはグリスは使いませんが、頻繁に注油するので油汚れが固着しやすくなりますから、速乾性はチェーンの清掃向きではないですね。

反面、浸透しては困る、プラスチックを使用している部分などには向いているので、ブレーキ周りなどにおすすめです。

チェーンは、中乾性や遅乾性のパーツクリーナーが良いです。

浸透性が高く、脱脂効果が強力になってくるので、チェーンやスプロケットには効果が高いです。

では、いくつかご紹介しますので、参考にしてください。

【AZ(エーゼット):バイク用チェーンクリーナー パワーゾル 420ml】
参考価格:\91

1人1本限りの商品です。

バイク用となっていますが、自転車のチェーンに何ら問題なく使用できます。
この値段でノズルが付いているのが嬉しいですし、遅乾性なので頑固な油汚れ向きです。

【KURE(呉工業):チェーンクリーナー760ml】
参考価格:¥1,141

潤滑油でお馴染みの、呉工業の商品です。

中乾性くらいですが、結構長く乾かないので、頑固な汚れに良いです。
また、防錆効果がうれしいところです。

【ワコーズ(WAKOS):BCスーパージャンボ PLUS A180 洗浄剤】
参考価格:¥1,300

商品名の通り、840mlの大容量タイプです。

中乾性で油汚れに強い上に、アルコールを使用していないので揮発性が低く、結露もしにくいので防錆効果もあります。

パーツクリーナーと同じ効果があるチェーン洗浄方法

パーツクリーナーを使用する以外にも、昔ながらのチェーン洗浄には灯油を使う方法があります。

やり方は至ってシンプルで、チェーンと灯油を容器に入れてシャカシャカ振ってみたり、メガネの高圧洗浄機を使っているなんて人もいます。

先ほど説明した遅乾性のパーツクリーナーと同じような効果が見込めると思いますので、どのインプレを見ても失敗は伝えられていませんし、灯油は安いですからね。

しかし、今はガスストーブが下火になってきて、灯油がどこでも手に入るわけではなくなっているので、思いつくところではガソリンスタンドでしょうか?
(もちろんネットでは売っていません)

いずれにしても、販売店まで出向いて購入して来なければなりません。

また、毎度チェーンを外す手間があるのが、デメリットと言えます。
しかし、最近は工具なしで外せるチェーンもあるようなので、一概にはデメリットとは言えなくなっています。

あとは、あの独特な臭いに耐えられるかどうかも問題ですよね。

チェーンの洗浄器もある!

チェーンの洗浄についてお話していますが、チェーン専門の洗浄器があるのをご存知でしょうか?

簡単に言えば、ブラシ付きの洗浄器の中にパーツクリーナーをセットして、そこにチェーンを通してペダルを回すと、チェーンが自動的に洗浄されていくというものです。

実際に行った人のを見ると、かなりきれいになっています。
また、手順通り使用すれば、チェーンを傷める心配などもなさそうです。

洗浄を行うときは周りに洗剤が飛び散る場合もあるので、リムに掛からないように、新聞紙か何かで覆ってから行ってください。

ペダルを逆回転させますので、チェーンラインを真っ直ぐにします。

ロードバイクならフロントインナーでリアはローから3・4速、MTBならフロントはミドル、リアはローから3・4速です。

少しリアディレイラー寄りに洗浄器をセットして、ペダルを逆回転します。
あまり速く回しても結果は一緒なので、ゆっくり目に回してください。

ひと通りチェーンを見て、汚れが落ちていれば終了です。

また、このときに使用した洗浄液が、パーツクリーナーなどの脱脂剤である場合、商品によってはオイルを使用している場合があります。

そうなると当然、注油の役目も同時に行ってくれていることになるので、洗浄後に新たに注油する必要はありませんと言うか、不可です。

違う種類のオイルが混じることは良いことではありませんので、洗浄液がオイルの場合は注意してください。

おすすめのチェーン洗浄器

では、チェーン洗浄器をご紹介しましょう。

【AZ:自転車 チェーンクリーナー・チェーンオイルセット(チェーン洗浄器、ブラシ、ディグリーザー高浸透500ml、チェーンルブ ロードレース50ml】
参考価格:¥1,950

セット内容は上記の通りですが、ディグリーザーはパーツクリーナーと同じ脱脂剤のことなので、洗浄効果も同様です。

チェーンルブとは潤滑油のことですから、ここではチェーンオイルとした方が分かりやすいですね。

ブラシは2本付いていて1本は普通のブラシですが、もう1本はギアやブレーキの間に挟まっている、泥や小石を掻き出すのに使用します。

正直、あまり必要としないものまで付属しているセットもあるのですが、こちらはシンプルなセット内容でおすすめです。

【PARKTOOL(パークツール):チェーンギャング CG-2.2】
参考価格:¥5,000

こちらはチェーン洗浄器、洗浄剤(オイル)、ブラシの3点セットです。

洗浄剤がオイルタイプの上に高級なので値段は高めですが、注油の必要がないので、おすすめさせていただきます。

パークツールの洗浄器はチェーンが真っ直ぐに入るので、洗浄時にペダルの回転がスムーズなのが、大きな特徴です。

チェーンがきれいになれば良いんです!

今回は、チェーンの洗浄についてお話しました。

他のパーツにも使用できる、汎用性を考えればパーツクリーナー。
家に灯油があるならそれでも良いですし、手を極力汚さず、スマートに行いたいなら洗浄器と、手段は様々です。

予算や状況によって、ご自分に適した洗浄方法を選んでください。

 - チェーン, 自転車のパーツ, 自転車全般