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自転車の疑問。ロードバイクに体重制限があるって本当なの?

2017.10.10

自転車運動はダイエットに有効な有酸素運動なので、近年ダイエットの目的でロードバイクなどに乗り始める人も増えているようです。

しかし、少し気になるのは、ロードバイクには体重制限があり、取説にもちゃんと記載されていると聞いたことがあります。

そこで今回は、果たして本当にロードバイクに体重制限が存在するのか検証してみたいと思います。

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ロードバイクは体重何kgまで耐えられる?

近年のスポーツ自転車ブームの要因のひとつに、ダイエット効果が関係していることは、ほぼ間違いないと思います。

自転車運動は全身を使う有酸素運動であり、歩くことや走ることに比べて膝に掛かる負担が少ないので、無理をしなくても、ある程度の負荷が掛けられる手段です。

しかし、ダイエットは一概には言えませんが、体重が重いから行うのが一般的です。

体重が重い人が、特にフレームが細いチューブでできていたり、タイヤが細いロードバイクに乗っていて、大丈夫なのかという疑問は出てきます。

しかし単純に考えてみると、ママチャリの話ですが、大人が2人乗りをしていたとする(違反ですので止めましょう)と、100kgを超える荷重が掛かっていると想定できます。

しかし、2人乗りをしたから自転車が壊れたという話は、聞いたことがありません。

ママチャリのフレームやタイヤがロードバイクより多少太くできているからといって、耐久性が大幅に変わるわけではありませんので、100kgくらいなら問題ないようにも思います。

力士が2人乗りするなど常識を超えれば、その限りではないでしょうが、仮に体重制限が300kgだったとしたらとこんな議題が話題に挙がるはずもないので、考えてみなけばいけません。

ロードバイクの体重制限はメーカーによってまちまち

この記事を書くにあたり、色々と調べてみましたが、体重制限を明記しているメーカーはいくつか存在します。

まず、アメリカの超メジャー自転車メーカー・トレックのロードバイクは車体・装備・運転者の体重を合わせた重量制限として125kgとしています。

また、同じくアメリカのキャノンデールはカーボンフレームは126kg、その他のロードに至っては261kgを重量制限としています。

他にも台湾のジャイアントで129kg、スペシャライズドで125kgとなっています。

そのため、車体と装備の重量を引きますとキャノンデールの261kgは別として、おおむね110kg~120kgが制限体重と考えられます。

また、体重が重い人はロードよりもMTBが良いと言われたりしますが、それも各メーカーの制限を見るとロード+10kg前後なので、さほど変わらない思って良いでしょう。

ただ、体重制限を明記していないメーカーの方が多いくらいですし、そのようなメーカーは元々規定すらないのかもしれません。

上記のメーカーでも、耐荷重テストなどを行っているかどうかは不明なので、何とも言えませんね。

JIS規格から考える体重制限

そして調べている内に、もうひとつ興味深い資料を見付けました。

それはJIS規格で有名なJIS(日本工業規格)が出している自転車に対する規格の中に「自転車-分類,用語及び諸元」というものがあります。

その中に、JISが規定している制限重量がありました。

それによると、スポーツ自転車は車重が8~18kgのものが該当し、乗員体重65kg、装備品上限が10kgという規定になっています。

日本人の男性の平均体重は66kgということなので、そこに合わせているのかとも思いますが、自転車メーカーとの相違が、あまりにも大きすぎますね。

いくらなんでも体重制限が65kgでは、単純に日本人の半数の男性はロードバイクに乗れないことになりますので、乗員体重の想定が低すぎる気はしますが。

そのため、自転車メーカーとJIS規格を尊重するのであれば、少し乱暴な見解かもしれませんが、乗員体重は65kg前後が最適だが100kgまでは許容範囲。

それを10kg~20kgと超える体重の人は、注意が必要になってくるということでしょうか。

体重制限に敏感になる必要があるロードバイク

ロードバイクは各メーカー共に代表的なフラッグシップモデルが存在し、レースで使用できるような設定になっています。

それこそレース1回で乗り潰れても良いような仕様になっているものもあり、厳しい体重制限を設けて造られています。

そういった高額モデルを選ぶのであれば、メーカーないし販売店に確認は必須だと思います。

また、対照的にホームセンターなどで売られている2~3万円のロードバイクは、同じロードバイクとして扱ってもらいたくないので、皮肉を込めて見た目がロード風という意味のルック車と呼ばれたりします。

当然ながら、使用されているパーツは安価なので品質が悪く、耐久性の低いパーツを使用していますので、パンクや故障のリスクは高いです。

そのため、どうしてもホイールやタイヤに強めの負荷をかけることになる、体重の重い人には、余計にルック車はおすすめできません。

体重がある人におすすめのロードバイク

では、体重制限は別として、体重の重い人がどんなロードバイクを選ぶのが良いのか考えてみましょう。

まずフレームですが、体重の重い人が気にすべきは剛性です。

どうしてもフレームに強い負荷が掛かるので、剛性が低いとたわんでしまいますし、変形して力が上手く伝わらなくなります。

その点では、アルミかクロモリがおすすめで、カーボンは剛性不足で、少し物足りなく感じるかもしれません。

次にホイールですが、できれば重い方が良いです。
重いホイールはリムが頑丈ということですし、スポークの本数も多くなります。

現在のロードバイクのホイールは、どんどん軽量化されており、2kgを超えるような重量のものは「鉄下駄」などと揶揄されて、攻撃の的になったりしますが気にしないでください。

シマノのスタンダードクラスのホイール(WH-501やWH-RS21)なら、そういった点をクリアしていますので、おすすめですよ。

後は、最も負荷が掛かる部分であるタイヤです。

タイヤはゴムですから、ホイールのスポークに比べれば、ぽっきり折れる心配などはないので、よほど細いタイヤでなければ大丈夫でしょう。

体重のある人は25Cを使用している人が多いようですが、今のロードの主流ですから、取り立てて特別なものでもありません。

体重制限が気になるのなら乗り方を変えてみよう

それでも「自分は体重が重いからロードバイクは不安」という人も、まだいらっしゃると思います。

確かに私が身を持って体験したことがないので、大丈夫と断言はできません。

しかし少し考えてみれば、体重制限を明記していないメーカーだって多くあるわけですから、制限自体が存在しないと考えることもできるのです。

もちろん、最後は自己判断になりますが、簡単にあきらめる必要はないです。

また、乗り方を少し工夫することで、不安の解消になることもあります。

例えば、普段より余計に荷重してしまう段差や坂道を、なるべく避けるようにすることです。
坂道は避けようがないかもしれませんが、少なくとも段差は回避できると思います。

また、無理なポジションにして、深めの前傾姿勢を取るのもやめた方が良いです。

いわゆる一点に体重が掛かるような走り方や乗車姿勢は、平均的な体重の人でもあまり良いことではないので、避けるべきです。

体重制限は気にし過ぎないことが大切!

今回は、ロードバイクの体重制限について考えてみました。

一応の目安を100kgとさせていただきましたので、まずはこの範囲に収まるようにしてからロードバイクに挑戦するのが良いと思います。

また、パーツや乗り方にも注意して、ロードバイクを楽しんでいただけたら幸いです。

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