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シマノのコンポーネントを互換性表を参考にグレードアップ!

2017.9.27

ロードバイクを購入してから、暫く乗っていると、今のコンポーネントだとギアの段数が少なくて「坂がつらい」とか、「ブレーキの利きが弱い」とか、いろいろ不満が出てきますよね?

そこで、グレードアップしたいということになるでしょう。

しかし、「自分のバイクに合うのか」、「予算が」などいろいろと悩むこともありますし、そもそもどの部品を選べばいいか分からないですよね?

そこで参考に出来るのが、互換性表です。

今回は、現在のシマノコンポーネントの互換性表について、どう見たらいいのか解説します。

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シマノコンポーネントの互換性表には年代がある

互換性表とは、取り付けが出来る、出来ないということが分かる表のことです。

そして、この互換性表をシマノを基に調べる方法をご紹介します。

シマノのホームページに「バイシクルコンポーネンツ事業」という項目があって、そこをクリックします。
すると、自転車部品専門のサイトにたどり着きます。

ホームページのカスタマーサポートの欄には、2017年版のカタログがあり、その中に互換性表があります。

2017年度版ということは、当然前の年も、その前の年も存在する訳です。
しかし、そもそも今使っているバイクに付いているコンポーネントが何年製か、なんて分かりませんよね?

それに関しては、心配いりません。

現在何速のコンポーネントが付いていて何速にしたいのか、または、この部分だけ変えたい、などの目的に合わせて互換性表で選べばいいのです。

また、カスタマーサポートを調べると、2004年から現在までの資料も載っているため、過去の互換性も理解出来ます。

それを紐解くと、今持っているロードバイクが2009年購入で、105が付いているけどそれは9速なので5500系だとか、という詳細が判明します。

ということで、シマノコンポーネントの互換性表は、年代別にそれぞれ存在することが分かりました。

シマノコンポーネントの互換性表には種類がある

シマノ総合カタログの中に載っているコンポーネントの互換性表は、テクニカルインフォメーションという名前で載っていて、表というより相関図のようなものです。

MTBコンポーネントとロード/アーバンスポーツコンポーネントに、大きく分かれています。

MTBは、ドライブトレイン毎に3×11スピード2×11スピードなどと、ドライブトレーン毎の互換性表になっています。

一方、ロード/アーバンスポーツコンポーネントの互換性表は、ドライブトレイン毎の11速グループ、10速グループというように分かれているものと、ブレーキシステム毎の互換性表になっています。

更に加えて、フラットバー対応のコンポーネントの互換性図も存在します。

いずれにしても、現在のコンポーネントからグレードアップするために、どの部品を交換したいのか選定すればいいでしょう。

ちなみに、10速から11速にアップグレードしたい時、ネックになるのは後輪のフリーパブです。

シマノのホイールの9/10速用フリーは、11速用に交換出来ないタイプのホイールなので、新たに11速用のホイールも調達しなければなりません。

フリーだけ11速に交換出来るホイールメーカーもあるので、シマノのハブ以外が付いたホイールの方は、別途そのメーカーに問い合わせが必要です。

シマノコンポーネントの互換性表の見方

互換性表の見方をご説明します。

カタログでは、テクニカルインフォメーションに書いてある、チャート図がそれに当たります。
ロードを例にすると、一番左に2×11スピードとあって、その下に各グレードと型番が書いてあります。

その右に、上にSTやRDと書いてあり、四角で囲った部品名があります。
ULTEGRA6800シリーズなら、同じ6800の付いた部品を選ぶと、同一のグレードを選べます。

記号は左から、STはシフトブレーキレバーRDはリアディレイラーCSはカセットスプロケットCNはチェーンFHはフリーハブのようになっています。

四角と四角が太線で繋がった物同士が、互換性があるということです。
しかし、11速コンポと10速コンポを混合して使うことは出来ません

また、当然のことですが、同じ10速コンポでも、3速用のシフトブレーキレバーと、2速用のフロントディレイラーは互換性がありませんし、電動のコンポは、ドライブトレインは全部電動で揃えなければなりません。

シマノコンポーネントの互換性表は、同じ変速数のグループで一括りになっているので、どの部品を使っても変速数で選べば問題なく作動します。

更に、同じグレード同士であれば、機能を最大限に発揮するでしょう。

シマノコンポーネント互換性表の盲点

シマノコンポーネントの互換性表を見ただけでは、分からない事柄が色々とあります。

まず1つ目は、部品の番号しか分からないことです。

色々と部品の仕様などが知りたくても、互換性表には記載されていません。
さらに、重量も記載されてません。

また、フレームによっては装着出来ない部品もありますが、互換性表では分かりません。

ダイレクトマウントのブレーキや、直付けフロントディレイラーは、フレームが対応してないと装着することが出来ないのです。

そして、電動のコンポーネントで、フレームが内装対応なのか外装なのかも注意が必要です。

以前、10速用のフリーハブで、フリーの溝の深さが2種類あって、ノーマルのスプロケットの付いているフリーには、ジュニア用のスプロケットが装着出来ない、という事もありました。

詳しく言うと、FH-7801と、WH-6600/R601/R600のフリーボディーの溝が深いので、CS6600のノーマルのスプロケットは装着出来るけれど、ジュニア用は溝が浅いので装着出来ないということです。

また、ドライブトレインは互換性があるけれど、ブレーキシステムでは合わない部品もあります。
そのため、部品一つ一つの仕様は、別途ホームページから調べる必要があります。

これらの理由から、アップグレードで部品交換する場合は、あれこれ混合して部品を交換するのではなくて、グレードを統一したほうが無難なのです。

シマノのMTB用とロード用のコンポーネントには互換性がない

互換性表だけですべてが分かるわけではない、という事は、皆さんお分かり頂けたと思います。
互換性表では分からない、情報は他にもあります。

それは、シマノのMTBコンポーネントと、ロード用コンポーネントには、互換性がないということです。
こう書いてしまうと誤解をする人もいますが、現行のコンポーネントには、原則互換性はありません。

過去に、ロード用9速コンポーネントで、リアディレイラーとスプロケットだけ、MTB用が使えた時がありました。

その組み合わせを選択した理由は、ロード用に28Tより、大きいローギアの付いたスプロケットが無かったからです。

過去の物は、現在ほど緻密な設計もされていなかったので、変速もそれほど問題ではなかったのでしょう。
しかし、現在は、ロード用のスプロケットに最大34Tが出たので、その必要も無くなったと思います。

ロードのハンドルにMTBのブレーキ/シフトレバーは付かないし、MTBのフレームにロードのキャリパーブレーキやチェーンリング/クランクセットも付きません。

また、ロードのフレームに、MTB用のカンチブレーキやVブレーキも付きません。
分からないときは、ショップに持っていった方が得策です。

シマノコンポーネントは他社のコンポと互換性はあるのか?

現在は、3大コンポーネントのメーカーが存在します。

それは、シマノと、カンパニョーロと、スラムです。
それぞれに独自の変速機構があり、特色があります。

シマノコンポーネントの互換性表に、他社との互換性については明記されていません。

シマノとカンパニョーロは、シフト・ブレーキレバーから、リアディレイラー・スプロケットに至るまで規格・寸法が全く違います

同じなのは、フレームが同じなら、どちらのコンポでも装着可能という事だけです。

そして、かつてサンツアーというコンポメーカーが存在しました。

まだお使いの方もいるようですが、ロードの最上級モデルは、その当時日本で最高水準のコンポだったという記述があります。

初期のMTBでは、シマノ製品とサンツアー製品を混ぜて装着していたモデルもあったような記憶があります。

あれとこれは混ぜて使っても問題なかった、と主張している方もいますが、変速性能や耐久性はどうでしょうか?

それは、やっても構いませんが、自己責任の範囲でという事になります。

現在の各社のコンポーネントは、精密に計算され設計されているので、同一メーカーで同一グレードのグループで組むのが、一番性能を発揮する組み合わせなのです。

結論を言うと、シマノコンポーネントは、他社のコンポーネントとの互換性は、あるものもありますが、最高の選択とは言い難いでしょう。

シマノコンポーネントは互換性を見て賢くグレードアップしよう

シマノコンポーネントの互換性表は、四角で囲った部品と、太線を結んだ同士なら、互換性があります。

しかし、より性能を発揮するのは同一変速数グループで、同一グレードで選ぶのが賢い方法だと思います。

また、現在上級の3機種は11速ですが、もしかすると12速が出る可能性もあります。

モデルチェンジの間隔が、過去から考えると3~4年位なので、そのことも考慮に入れておいて下さい。

変えたのはいいですが、1ヶ月後に新しいのが出たとなると、泣くに泣けませんよね。

 - SHIMANO, メーカー, ロードバイク