意外と盲点?自転車乗りも知っておくべき人間の徒歩スピード

普段から充実した自転車ライフを楽しんでおられる方も多いと思いますが、みなさんは「人間の徒歩とスピードについて」と突然訊ねられたら、キチンと説明できるよと胸を張って言える自信はあるでしょうか?

普段、自転車と接する・乗る事が多い反面、歩くというのは意外に盲点で、自分の徒歩について疎かになっている人も多いかと思われます。

今回は徒歩を少し考えて行きながら自転車の接点についても考えていきたいと思います。

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平均的な人間の徒歩スピードは、一体、時速何キロメートル?

もちろん性別・年齢・体格・身体能力によって、多少の前後する数字だとは思いますが、一般的に成人している人間の歩行平均速度は、時速で換算すると約4キロメートルだと言われています。

もう少し分かりやすく考えると、だいたい1分間に66メートルほどの距離を移動できるスピードで歩いているという計算になります。

という事を耳にすると、身近な日常で「あれ?何だか、ちょっと気になる」と思った方もいるのではないでしょうか。

みなさん、日常では駅やスーパーなど行くこともあると思いますが、よく目にすることもある不動産物件記載の駅まで徒歩~分という文言をちょっと思い出してみて下さい。

例えばですが、物件の位置から駅までの距離が400メートルの場所にあるのに、物件の情報記載は、駅まで徒歩5分の距離と記載されています。

平均的な歩行速度が1分66メートルで、駅まで400メートルの距離なら、徒歩6分ほどの計算になるはずです。

おかしいですよね。
しかし、これには意外な理由があったのです。

次の項目で解明していきます。

不動産物件、なぜ人間の徒歩1分=80メートル?なの?

よく目にする、耳にする不動産物件の最寄駅から徒歩所要時間。

実は、「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」の第5章 表示基準にあたる第10条「物件の内容・取引条件等に係る表示基準」において、道路距離80メートルにつき1分間をようするものと定められています。

徒歩所要時間の基準がバラバラですと、不動産物件の表示競争が起こりかねないので、不当な記載競争が起こらないよう、人間の「徒歩所要時間」としてきちんと法律で定められていたんです。

ですから、物件から駅まで400メートルの距離は平均徒歩時速から計算すると徒歩6分なのに、徒歩5分と表示されていた誤差が起こる理由が、これで解決したかと思われます。

一般的な人間の徒歩スピード時速4キロメートルから考えると少し早歩きだと思いますので、もし不動産物件の記載されている徒歩所要時間より自分は遅いのかなと思っても、あまり気にする必要もないでしょう。

それでは、人間の徒歩スピードの話はこの辺にして、次は自転車のスピードはどうなのか見て行きましょう。

いろいろな自転車の平均スピードは?

人間の平均的な歩行スピードは大まかですが分かって頂けたかと思います。
では、「自転車」に乗った場合の平均的なスピードはどれぐらいになるのでしょうか?

自転車自体の性能や乗る人間の能力にも当然左右されますが、

一般的に
ママチャリ  時速15キロメートル
クロスバイク 時速20キロメートル
ロードバイク 時速25キロメートル
とされています。

ママチャリとロードバイクでは時速10キロ近く差が出ている所にも注目です。

やはり同じ力で推進力に変える駆動効率を考えた場合、ママチャリよりもロードバイクの方に分があるということでしょうか。

徒歩平均速度が時速4キロメートルでしたから、4~7倍のスピードになります。

大よその距離を移動する場合、徒歩と自転車と比べてたり移動所要時間などの計算にも役立つと思います。

ちょっとした見知らぬ遠征先などでも、地図や不動産物件を眺めては、自転車で行ったらどうなるだろう、徒歩ならどうなるだろうと仮想旅プランを立ててみると面白いと思います。

人間は1日にどれぐらいの距離を歩ける?

頑強に鍛えられた軍隊の歩兵訓練で1日に60キロほど歩くそうですが、ほとんどの人間は時速4キロメートルで歩くとして、休憩・食事時間など除き、約10時間が1日に歩ける平均的な徒歩距離としての目安と言われいます。

人間の平均歩行時速が4キロメートルでしたから×10時間=40キロメートルが、一般的な距離となるでしょう。

1日の歩行目安時間が10時間ですから、そう考えると耐久レースなどでも開催されている24時間レースは、もちろんスピードも求められますが相当過酷な事であると想像できると思います

ほとんどの方はそれほど屈強に鍛えておられないと思います。

もし、サイクリングで目的地までまだ数十キロの距離が残っているのに疲労困憊で立ち止まってしまったことを考えてください。

その場合は、自転車には乗れなくなるでしょう。
さらに自転車を押しながら徒歩で目的地まで目指そうと考える方は少ないと思います。

このように残り数十キロともなると体力的にもトラブル起こす危険性が高い距離数値ですから、無理せず諦めてリタイアする、もしくは近くの休憩所に避難するなどをするようにしてください。

このようなこともあり得ますので、逆算できる知識を頭に入れておいても損する事はないでしょう。

自転車ライダーも自分の徒歩能力を把握しておこう!

では、人間の徒歩と自転車の時速スピードを知ったうえで、自転車ライフに関係してくるのか、筆者の失敗体験も含めて提案していきます。

スポーツバイク、特にロードバイクを乗っておられる方は、週末、休暇を利用しての長距離走行を楽しむ方も多いと思います。

そこで私は自然溢れる田舎道を旅行も兼ねて走行したいと思い、200キロの計画を立てて意気揚々と出発しました。

しかし、100キロ過ぎた所で、まさかの携帯電話の電波も届かない山奥走行中に自転車のチェーンが断絶するトラブルに見まわれ、途方に暮れた苦い経験があります。

当然コンビニや駅を探すも数十キロ先まで行かないと見つける事もできず、通行する車・人もありません。

修理キットなど準備ミスもありましたが、結局は徒歩で10キロ歩かなければならず、自転車の疲労も重なり、徒歩の移動も相当厳しかった思い出があります。

自転車旅とはいえ、いつ何時トラブルにあって、徒歩で移動しなければいけない場合も出てくるので、大事に至らぬよう、ライダーの方は自転車に頼らない、自分の徒歩能力も熟知してサイクリング計画を立ててみるのも少し質の高いプランの練り方かもしれません。

心地よいスピードの自転車から降りて、時には徒歩も楽しんでみよう!

車や電車の窓から見える速さでもなく、歩いて流れる景色の速さでもない、気持ちのいい適度な自転車のスピードで流れる景色を横に自転車を走らせると、人間として心地よくなってくるのはライダーの楽しみの一つだと思います。

このようなことも楽しみの一つではあるのですが、筆者はぜひ一度、普段サイクリングで楽しんでいるコースを歩いてみることをおすすめしたいです。

徒歩と自転車とはスピードも違いますが、徒歩には徒歩のゆっくりに思える景色が別の表情を見せて、自転車では見えなかった新しい発見をすることが多いです。

徒歩で新しい発見をしてから、再びいつものサイクリングコースを自転車で走ると、さらに徒歩からの経験を活かした自転車の再発見が起こるという相乗効果も生まれます。

自転車に乗るだけでも十分楽しいのですが、時には自分の足を使って散策する徒歩も、サイクリング計画の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

人間の平均的徒歩スピードお分かりいただけましたか?

人間の徒歩のスピードということをテーマに、歩行平均時速の考察から自転車乗りとしての徒歩の提案までザッと書き進めてきましたが、いかかだったでしょうか?

なかなか徒歩のスピードと自転車のスピードを比べてみても、いろいろと見えてくる、考えることは沢山あると思います。

みなさんの自転車生活に役立ててもらえれば幸いです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

みなさん!
充実したサイクリング&グッドライフを!