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バイパスを自転車で走ることは出来る!?高速道路との違い

2017.5.16

バイパスを自転車で走ることは、出来るのでしょうか?

そもそも、バイパスとはいったいどんな理由で設けられたものなのでしょうか。

今回は、バイパスと高速道路の違いも見ながら、バイパスについて、自転車走行の危険性や注意点などご紹介していきましょう。

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そもそもバイパスとは?

バイパスを簡単に言うと、混雑などの緩和や事故や騒音などの軽減を目的とし、本来ある道路から迂回路を作り、もう一度本道に戻す道路です。
「○○道、○○線」などの本道の名前の後ろに「バイパス」と付けた名前が一般的です。

また、場合によっては、新しく建設された道路が本道扱いになり、元の道路がバイパス扱いに格下げされる事もあると聞きます。

バイパス工事は、道路改良事業の一つなので、基本的には車がより快適に走行出来るような道づくりが行われます。
そのため、本道よりも道幅が広くなったり、立体交差などを駆使して、なるべく信号を少なくしたりします。

また、峠や山間部にはバイパスを通す事が多いですが、トンネルを掘って標高差を少なくしてつづら折れなどのカーブをなくしたり、曲がりくねった道を全体としての直線状の線形に整えて道路を拡幅して、自動車が走りやすく改良してくれるわけです。

また、一つ注意しなればならないのが、本道は無料なのに、バイパスが有料である場合です。
特に自転車の方はくれぐれも注意して下さい。

もちろん標識を見ていれば分かる事ですが、知らずに入っても自動車ならお金を払えば済みます。
しかし、自転車は入る事が許されていないので、入ってしまったら間違いなくトラブルになります。

自転車でバイパスを通行することは出来る?

原則としてバイパス道路を自転車で通行する事は可能です。

しかし、バイパスでも「自動車専用道路」と定められている道路は、自転車を含む125㏄以下の二輪車の通行は出来ません。

更に言えば、バイパスは自動車がいかに快適に走れるかを考えて作られているので、決して自転車にやさしくは作られていません。

そして、迂回路なのでその区間の渋滞は少なからず緩和されているわけですから、スピードを出している車も多くなります。
特に気分が開放的になり、スピードを出しがちな山間部などのバイパスを通行する時は、細心の注意が必要と言えるでしょう。

また、高速道路と違い、インターチェンジがありませんので、自転車でも入っていけてしまいます。
もちろん通行禁止なので、自動車のドライバーさんが注意してくれたりはするでしょうが、間違いなくトラブルになります。

高速道路などに比べれば標識が目立たないのは確かですが、絶対に間違わないようにしたいものです。

バイパスを自転車走行するとき、注意点は?

さて、ここまでの話の中で、「そもそもなぜ自転車が車道を通る前提なんだ?」「歩道を走ればいいじゃないか」という疑問を持たれた方もいることかと思います。

私も最初は疑問でしたが、これは道路交通法で自転車は車両扱いと定められているからなんです。
制限速度や罰則規定に至るまで多少の例外はあるものの、自動車と同列に扱われるんです。

となると、自動車が歩道を走る事はあり得ないので、自転車も走ってはダメという事になるんです。

しかし、上記のような前提を踏まえて車道を走るにしても、古いバイパスなどは道幅が狭いので危険極まりない道路だと言えます。
新たに自転車専用レーンが作られでもすれば別ですが、今の日本ではちょっと期待が薄いです。

また、バイパス道路の中には歩道が設置されている場所もありますが、「自転車も走行可能」という旨の標識があれば歩道を走れますが、それがなければやはり車道を通る事になります。

ただしその場合は、自転車を下りて押し歩きをする分には歩行者扱いになるので、どうしても危険と判断した時はそうしましょう。

バイパスと高速道路は何が違うの?

それでは、バイパスと高速道路の違いはなんでしょうか。

これは、そもそもが同列に比較されるものではありません。
バイパスは法令上明確な定義がある言葉ではなく、先ほどからお話しているように、市街地の混雑区間を避けたり狭い山道を短絡したりするための迂回路です。

その道路の役割だけに注目しており、法律上どの種類の道路であるかは問いません。

一方、高速道路は、高速自動車国道と自動車専用道路を指し、法律で定められている道路の種類です。
ですから、高速道路と比較されるべきなのは、国道や県道などの、俗に言う「一般道」です。

この両者の違いは、基本的に制限速度と有料かどうかの違いです。

制限速度は、標識がある場所はその標識に従います。
これは高速も一般道も同じです。

標識がない場合は、高速道路が100㎞/h、一般道は60㎞/hです。
高速道路には最低速度もあり、それは50㎞/hです。

また、信号があるか、ないかも大きな違いで、高速道路には原則信号はありません。

さらに一般道からの出入りはインターチェンジなどによって制限され、歩行者や自転車など、自動車以外の進入を防ぐチェック機能を備えています。

高速道路を自転車走行することは禁止されている

少し驚かれるかもしれませんが、昔から後を絶たないのが自転車が高速道路に進入してしまうトラブルです。
知っていてわざと入るような不届きものは論外としても、なぜ間違えて進入してしまうのでしょうか。

先ほど取り上げたバイパスなどの自動車専用道路は、確かに入り口が分かりづらかったりしますので、まだ理解できそうです。

しかし、高速道路となれば、インターチェンジの入り口表示は4~5㎞手前から出てきますし、入り口は緑色の大きな看板で表示してあるので間違いようがないと思ってしまうことでしょう。

ところがこれはあくまでも自動車を運転する人の常識であって、普段から車に乗らない人から見れば周知の事実ではないんです。
まして、ナビなどでその道路を指示されたりすれば、何の躊躇もなく入って行ってしまうのだそうです。

自転車が道交法上車両扱いと分かっていればいるほど、逆に間違えてしまうという皮肉な結果になるのです。

現状でこのようなトラブルを防ぐには、「標識を良く見て」くらいしか言いようがないですが、この文章を読んでくれた方が理解して頂ければ幸いです。

高速道路に侵入する自転車乗りが増えている!?

信じがたいような話ですが、自転車の高速道路への迷い込みが、ここ1、2年でまた急増していると言われています。

その理由は、先ほどすでに答えを言ってしまっていたようなものですが、スマホなどのアプリのナビ機能によるものらしいのです。

googleマップなどをお使いの方は分かると思いますが、今の地図アプリにはルート検索機能があり、目的地までのナビをしてくれるのです。

使い方としては、自動車や公共交通機関を使うルート、または徒歩などのルートが検索できます。
自動車のルートを選択した場合は、高速道路やバイパスなどの専用道路も含んだルートが表示されます。

一方、徒歩の場合は、もちろん自動車専用道路は含まれません。

ですから、本来自転車でナビ機能を使う場合は、徒歩ルートを選択しなければならないのです。
ところが自転車=車両と言う前提を律儀に守り、自動車ルートを選択した結果、専用道路に迷い込んでしまうとなるわけです。

ですからこのようなトラブルを避けるためにも、ナビは自転車のルートを選択できるものを使いましょう。
(日本用のgoogleマップは、自転車ルートの検索が出来ません)

今は自転車専用ルートを検索してくれる、ナビ機能付きのアプリがいくらでもありますので、調べて使ってみて下さい。

バイパスと高速道路の違い

バイパスは、自動車専用道路などの標識がなければ、自転車走行はできます。

しかし、バイパスはそもそも、自転車を走行できるように作られていないことが多く、狭い車道で、高速運転する大型トラックの横を走ることはとても危険です。

また、バイパスと違い、高速道路を自転車は原則走ってはいけません。

最近では、スマホナビの活用で、間違えて進入してしまう方も増えているようです。

自転車に乗る際は、しっかりと周りを見て、標識など見落とさないよう注意しましょう。

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