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マビックのホイールはメンテナンスが簡単!?特徴とは?

2017.4.3

マビックのホイールと言えば、新しくホイールを買い換える中で、選択肢に入れる人も多い人気のホイールです。

実はマビックのホイールは、メンテナンスしやすいホイールとご存知でしょうか?

マビックのホイールの特徴を調べてみました。

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自転車のマビックのホイール、メンテナンス注意点!

マビックのホイールは、他のメーカーと比べて簡単にメンテナンスできることで知られています。

理由はマビックのホイールがシールドベアリングを採用していることにあります。
そのため、メンテナンスなしでも問題なく使用し続けることができます。

そのマビックホイールで、絶対におすすめしたいのがフリーボディのメンテナンスです。
これによってホイールの回転が明らかになめらかになるからです。

カンパニョーロなどのホイールがグリスを使用するのと違い、 マビックではオイルが推奨されています。
グリスを使用した場合、不具合が出ることもあるので注意が必要です。

マビックの場合、フリーボディのシール性を強くするため白い部分とゴムが接触しています。
接触部の潤滑が悪いとホイールを空転させた時に、フリーとの接触でクランクが供回りします。

ここに硬いグリスを使用すると、回転性が悪くなるだけでなく、走行中にペダリングを止めてホイールの空転をさせたときにチェーンが外れることもあります。
危ないので粘度の高いグリスは絶対に使用しないでください。

また、ゴムへの攻撃性があるものも避けてください。

マビックのホイールのグリスアップをまとめます。

・ マビックホイールのメンテナンスは他メーカーより簡単
・ 純正オイルの使用がおすすめ
・ フリーを外すときに2つの爪に注意(そっと外す)
・ 1000キロに1回くらいが望ましい(メーカー指定)

マビックのホイールをメンテナンスしてみよう!!①

今回はマビックキシリウム125のメンテナンスについてご説明していきます。

ハブを開けると中の構造を見ることができます。
シャフトやネジ類にグリスを塗ってみましょう。

使用するグリスは、フィニッシュラインのセラミックグリスです。
質感は、サラサラとした使い心地です。

まずはフロントホイールからやってみましょう。

外側にあるキャップを指でつまんでひっぱって外します。

固定はOリングになっており、これが両側にあることが分かります。
付属のレンチと、反対側に5mmの六角レンチを使って外します。

このレンチは、玉押し調整にも使いますが、シールドベアリングに玉押し調整があるのは不思議な感覚です。

くるくる回して緩め、リングを外すとシャフトが外せるようになります。
あとはハブボディにベアリングが圧入されているだけです。

非常に簡単な構成です。

ベアリングにも、防水も兼ねてうすくグリスを塗ります。
純正のベアリングは日本製ですが、交換する場合は同規格で純正品よりも安く買えるものもあります。

マビックは、一般に回転が重いと言われますが、これはベアリングのシール方式によるものです。
詳細はここでは割愛しますが、シーリング性能が良いものを使用していると考えてください。

シャフト等にうすくグリスを塗って部品を元にもどし、玉当たりを調整したらフロントは終了です。

マビックのホイールをメンテナンスしてみよう!!②

次はリアホイールのメンテナンスです。

フリーボディを留めているロックナットを、六角レンチを時計回りに回して外します。
レンチの回転方向に注意してください。

後で外したナットを取り付ける時も、ねじ込む向きに注意してください。
間違えると壊れてしまうこともあります。

ナットを外すと、ネジ部はシールテープで保護されています。

フリーボディを外す際にラチェットの爪をなくさないように注意してください。
フリーを布などで巻いて持ち上げると飛んで行ってしまうのを防げます。
爪は二つ付いています。

フリーボディの内部には、ワッシャーが一枚入っています。
シャフト側に残っていることもあるので、取り付ける際に忘れないように気をつけてください。

もう少し構造をみてみましょう。
予想以上に小さな爪で推進力を受け止めていることがわかります。
玉押し調整をする部分はカーボン製です。

シャフトなどの部品にセラミックグリスをうすく塗ってから元に戻します。

今回はフィニッシュラインのセラミックグリスを使いました。

マビック純正のメンテナンス用オイルは、粘度が低くサラダ油のようにサラサラです。
粘度が高いものだと抵抗が増したり、爪が正常に作動しないなどの不具合や、シーリング剤にダメージを与える場合もあるので使用には注意してください。

マビックのハブは非常に簡単な構造なので、メンテナンスもやりやすいでしょう。

マビックのホイールの特徴!選ぶなら!?

メンテナンスについて分かったところで、次はマビックのホイールの中でも人気の高いキシリウムシリーズについてご紹介します。

キシリウムには、価格にして6万円〜22万円くらいまで幅があり、価格帯によってグレードを分けることができます。
以下にまとめて見ました。

なお、マビックのホイールは他のメーカーと違い、必ずホイール、チューブ、タイヤのセットで販売されています。
お得感はありますが、タイヤも自分で選びたい人には余計かもしれません。

キシリウムは、以下の5つのグレードに分かれます。
下に行くほどハイグレードなものになります。

・キシリウムエキップS : 6万円程度
・キシリウムエリートS : 9万円程度
・キシリウムSLS    : 14万円程度
・キシリウムSLE    : 16万円程度
・キシリウムSLR    : 22万円程度

一番低価格のキシリウムエキップSは、フルクラムのレーシング5と同じくらいのグレードと考えてください。
今使用しているホイールからのグレードアップを考えている方は、せっかくならエリート以上のものを、という方が多いのではないでしょうか。

それぞれの違いを見ていきましょう。
細かな機能は色々ありますが、価格や機能に大きく差が出るのは「重量」「スポーク形状」「リム」です。
この3項目についてもう少し細かくご紹介します。

マビックのホイールのグレードの違い

■重量
重量が軽い方が、グレードは高くなります。

■スポークの違い
最高グレードのSLRのリアホイールだけはカーボン製の円柱型スポークで、他はアルミ製のエアロスポークです。

エアロの方が高性能なのでは、と思うかもしれませんが、そうとも限りません。

SLRはリアスポークにトラコンプシステムという、マビックホイール独自の組み方を採用しています。

通常のエアロスポークは、ハブ側にスポークを引っ掛けリム側にテンションをかける形で組まれています。
それに対して、SLRのトラコンプシステムは円柱型のカーボンスポークを、簡単に言うと、リムとハブの間を突っ張り棒のように張っています。

そのため、トラコンプシステムで組まれたSLRのほうが、衝撃吸収性と剛性が高く、ヒルクライム等でも有利と言えます。

■リム表面処理の違い
SLS以下は、普通のアルミリムですが、SLE、SLRはアルミリムに「エグザリット加工」がされています。

エグザリット加工は、フルクラムレーシングゼロナイトに採用されている「プラズマ電解酸化皮膜処理」と同じで、簡単に言うと、リムの表面を特殊な加工で覆うことでブレーキ性能を大幅に向上したものです。
アルミですが見た目はカーボンのようになります。

特殊な加工を施しているため、SLEとSLRには専用のブレーキシューを使用するので注意が必要です。
実は、このブレーキシューが一つ3,000円ほどと結構高価なのですが、高価なホイールはメンテナンスにも費用がかかります。

マビックのホイールのグレード別リムの違いとは!?

■ リム形状の違いについて
現行では3種類のグレードに分かれています。
・エキップS・エリートS:ISM
・SLE・SLS:ISM3D
・SLR・エリート:ISM4D

ISMは「インター・スポーク・ミリング」の略です。
それぞれの違いをみてみましょう。

・ISM:いわゆる普通のリムです。
・ISM3D:軽量化を図るため、リムの上面と側面の一部を切削しています。
・ISM4D:ISM3Dの発展形で、リム上部と側面の角がなくなり、より軽量、より空気抵抗が減ったものとなっています。

2015年まではSLRのみがISM4D対応でしたが、2016年モデルからエリートもISM4Dとなりました。

キシリウムの各グレードの違いをお分かりいただけたでしょうか。
これらをふまえて購入基準を考えてみました。

予算無制限でヒルクライムレース等に最高グレードのホイールで臨みたいなら、キシリウムSLRでしょう。

15万前後で決戦用ホイールが欲しいなら、SLSかSLEです。

10万以下でキシリウムを履いてみたい、またはレースにはあまり参加しない方なら、エリートSが合っています。

もっと安価にカスタマイズしたい方には、エキップ...と言いたいですが、5万円くらいならカンパニョーロゾンダのほうが圧倒的にコスパがよさそうです。

以上、マビックホイールのメンテナンス方法とキシリウムシリーズのご紹介をしてまいりました。

マビックホイールはこまめにメンテナンスを行おう

マビックホイールは、メンテナンスが非常に簡単に出来る構造になっています。

逆に言うと、こまめにメンテナンスしてあげる必要性があるということです。

マビックホイール購入を検討されている人は、ぜひ参考にしてみてください。

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