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トーイン調整は必要??自転車にトーインを付ける理由

2017.2.12

自転車のブレーキは、意外に単純な構造なので、自分でブレーキシューを交換したり、調整したりするのは、そんなに難しくないです。

自転車のブレーキ調整をする人は、トーイン調整をご存知かと思います。

今回は、トーイン調整方法とその効果について調べてみました。

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自転車のトーイン調整とは??

自転車は複雑そうな見た目をしていますが、触ってみると案外単純な造りであることが分かります。
そのため自分の手でメンテナンスや修理を行うことは、意外と難しいことではありません。
特にブレーキは簡単と言えるでしょう。

ひとつだけ注意しなければならない点は、ブレーキシューを取り付ける角度に、少しだけトーインを付ける必要があることです。
トーインとはリムを上から見た時、漢字の「八」やカタカナの「ハ」の字のように閉じている状態のことをこう呼びます。

ブレーキを支えているアームはそんなに強くありません。
ですから、リムを真上から見た場合、左右から挟み込もうとしている形のままでブレーキを掛けると、回転に巻き込まれてしまい、捻れてしまうのです。
すると、ブレーキシューは後ろの部分だけがリムに当たるため、それだけコントロールしにくくなります。

これを防止するために、あらかじめある程度の角度を付けておくことを「トーイン調整」と言います。
こうすれば捻れてもブレーキ全体がリムに押し付けられるので、コントロールが失われることはなくなります。

自転車のブレーキとトーインの調整に必要な道具

自転車のブレーキとトーイン調整を行うために必要なものは、実は六角レンチとダンボールさえあれば良いのです。

専門的な工具は何もいりません。
厚みさえあれば、紙でもプラスチックの板でも何でも構いません。
作業そのものも難しいものではなく、すぐに済ませることが可能です。

まずは、ブレーキシューを留めているボルトを六角レンチで取り外します。
完全に外してしまうと効率が悪くなる上に、どの順番で外したのかを覚えていなければならないので、かろうじてブレーキシューにくっついているくらいにまで緩めましょう。

そうしたらダンボールなどをブレーキシューの後ろ側に挟みます。
そのままブレーキシューを動かないように固定しておき、ボルトを締め直せばトーイン調整をすることが出来ます。

気を付けることは、前輪も後輪も進む方向に対してトーインにしなければいけないということでしょう。
トーアウトにすると、自転車から凄まじいボリュームの異音が鳴り響いてきます。

今まで異音に悩まされていたから調整をしようと決めた人にとっては、本末転倒になってしまうので、くれぐれも方向は間違えないようにしましょう。

自転車のトーイン調整方法

自転車のトーイン調整には厚紙やプラスチックの板を使います。
厚さは大体5mmくらいのものを用意して下さい。

ブレーキシューの後ろ側に、左右両方に厚紙を挟みます。
この時、挟む方向を間違えないように気を付けましょう。

均等に挟み込んだらブレーキを掛け、左上にある調整用のネジを締めます。
そうしたらブレーキシューのネジを緩めてから、もう一度締め直して下さい。
すると、手前はリムにくっつき、奥は厚紙の分だけ浮き上がります。
これを前輪と後輪で、それぞれ行って下さい。

ついでにブレーキの微調整もしておきましょう。
ブレーキシューの幅を設定しているネジを締め、リムにぎりぎり当たらないところまで寄せて下さい。
あとは、左右の幅を等しくさせて、ネジを緩めれば完了です。

最後にリムとブレーキの隙間も調整しましょう。
目安としては1.5~2mmくらいが良いですね。

1.5mmの六角レンチを通してみれば位置が上手く決まるでしょう。
とはいえ、これは個人の好みもあるので、範囲内なら自由に決めて下さい。
調整しやすくするなら広めに開けると良いでしょう。

ちなみにネジが1本なくなっただけでも大きな事故へと繋がります。
そのため作業をする時は紛失しないように注意して下さい。

自信がなければ専門店に持っていきましょう。

ブレーキの鳴きにはトーイン調整が効果的

たまに自転車のブレーキからきしむような異音が聞こえてくることがあります。
それは恐らくリムとブレーキシューが擦れることで振動が発生し、その揺れがフレームに伝わったことで鳴り響いているのです。
これを防ぐには、揺れ動かなくすることが大事です。

そんな時にはトーイン調整を行いましょう。
異音以外にもあらゆることに効果があるので、やっておいて損はありません。
ブレーキの性能もさらに向上させられます。

リムとブレーキシューの開き具合は最大でも2mmくらいが良いでしょう。
開けすぎるとブレーキシューの曲がりが限界を迎えてしまいます。
同様に、トーインも左右のバランスが等しくなるように調整しましょう。

ロードバイクやマウンテンバイクなどのスポーツバイクの乗り手にとって、トーイン調整は基本とも言える要素です。
ブレーキの異音問題を解決するだけではなく、コントロールしやすくなるという利点も兼ね備えているからです。

ポイントはブレーキとリムの隙間を、前側は狭めに、後ろ側は広めにすることです。
これでうるさい音に悩まされる心配もありません。

最近の自転車は強度が増してきたため、こまめに調整する必要はないかもしれません。
しかし、やらなくても良いわけでもないので、機会があればチャレンジしてみて下さい。

自転車のVブレーキを調整しよう

自転車のVブレーキは自分で調整することが出来ます。
ほとんどの場合、ワイヤーが外れている状態からスタートすることでしょう。

まずはVブレーキを手で押さえ、ブレーキシューをリムにくっつけたままワイヤーを挟み込んで下さい。
そして、力を込めて締め付けます。
張ったばかりのワイヤーは緩んでいるところがあるため、こうしてやるとリムからブレーキシューが離れ、ワイヤーも適度な長さに伸びてくれるのです。

ただし、最初からワイヤーが伸びていると、ブレーキシューが離れないこともあります。
そんな時はワイヤーを挟む際に、ブレーキシューをリムから少し離れさせておきましょう。

ブレーキシューとリムの隙間は2mmほどが目安とされています。
付くか付かないか、微妙な位置にしておくと良いでしょう。

細かい部分の微調整はアジャスターを使います。
フラットバーならブレーキの近くにアジャスターが取り付けられているため、それを回転させるだけで済みます。

あとはトーイン調整などを終わらせれば、ブレーキは完璧と言えるでしょう。

ブレーキやトーイン調整は自分で出来るようになろう

自転車のブレーキは、安全に走るためにはなくてはならないものです。
肝心な時に効いてくれないと意味がないので、普段からこまめにメンテナンスを行いましょう。

また、何が起きても対処出来るように、ブレーキの修理や点検、トーイン調整などのやり方は覚えておくことをおすすめします。

とはいえ、自転車の調整は難しそうと感じる人が多いかと思われます。
しかし、造りは意外と単純なので、手順さえ頭に入っていれば、誰でも行うことが出来ます。
あとは慣れていくだけです。

ブレーキの点検をしていて、奇妙な音が聞こえてくるなどの異常があるならすぐに詳しく様子を見なければいけません。
放置しておけば大きな事故を引き起こす可能性があるからです。
もし、自分で調整することが出来れば、自転車屋に頼む手間と費用が抑えられます。

ブレーキシューを新品と取り替える頻度も多いので、ブレーキ周りに関しては、プロの手を借りるのではなく自力で済ませられるようになった方が良いでしょう。

ブレーキのトーイン調整をやってみよう

トーイン調整はVブレーキの音鳴りを解消したり、ブレーキングを楽にする効果があります。

トーイン調整を含むブレーキ調整は、そこまで難しいものではないので、今回の記事を参考に挑戦してみてはいかがでしょうか??

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