ブレーキのディスクは交換時期がある?どの位で交換すべき?

最近では、マウンテンバイクだけでなくロードバイクやクロスバイクにも、ブレーキにディスクを用いたシステムが増えてきました。

ブレーキは消耗品ですが、このブレーキのディスクも消耗品として交換が必要なのでしょうか?

また、ブレーキのディスクの交換時期はどの位なのでしょうか?

ブレーキのディスクは交換が必要なの?

ディスクブレーキのディスクは、「一見交換は必要ないのでは?」と思われがちです。

しかし、このブレーキのディスクも消耗品として交換する必要があります。

特にブレーキに使われるディスクは、ブレーキの要でもあるため、メンテナンスを行わないとマウンテンバイクやロードバイクを止める動作に支障をきたす可能性があり、非常に危険です。

メタル製品で、見た目は綺麗だからと言って、ずっと交換せずに乗り続けてはいけません。

もちろん、頻繁に交換するようなパーツではないため、他の消耗品に比べれば、交換頻度は非常に少ないパーツです。

では、いったいどのようなタイミングで交換が必要なのか、どの位の状態が交換時期なのかをご説明していきます。

ブレーキのディスクの交換時期の目安は?

一般的に、ブレーキのディスクを交換する交換時期の目安は、パッド交換を3回行ったらディスクも交換すると言われています。

ディスクブレーキの構造は、ディスクを両側からブレーキパッドで挟みこみ、タイヤの回転を止める構造になっています。

そのため、ブレーキをかける度にディスクとパッドが擦れ、徐々に磨耗していきます。

それぞれの材質は、ディスクがメタルなのに対しパッドは樹脂製のものが多いため、ディスクよりもパッドの磨耗が激しくなります。

それに伴い、先にパッドの厚みがなくなるため、パッドを交換する方が回数は多くなります。

また、少しずつではありますが、ディスクの厚みも薄くなっていきます。

交換時期の目安としては、ディスクの厚みで判断することも出来ます。

例として、シマノ製のディスクでご説明しますと、新品のディスクは厚みが1.8mmあります。

このディスクの厚みが1.5mmになると、交換時期ということになります。

その他にも、異物を挟んだままブレーキをかけ続けると、ディスクに傷が付いてしまい、寿命を縮めることになります。

大きな傷が付いてしまったら、交換をおすすめします。

少し話がそれますが、部分的に傷が付きディスクの厚みが残っている場合には、ディスクを研磨することで再度使用することが出来る場合もありますので、そのときはサイクルショップなどに相談してみると良いでしょう。

ブレーキのディスクが交換時期を過ぎるとどうなる?

マウンテンバイクやロードバイクのブレーキに使われているディスクは、交換時期を過ぎるとどうなってしまうのでしょうか。

その答えはとても簡単で、ブレーキコントロールが出来なくなります。

しかし、突然ブレーキが効かなくなるということではなく、徐々にブレーキの違和感を感じてくるはずです。

そして、その違和感はブレーキパッドの調整という形で、解消することが出来てしまうのです。

その結果、ブレーキのディスクを交換しなくても大丈夫、と錯覚してしまうことが多いとされています。

では、ブレーキパッドで調整を行なえば、ブレーキのディスクは交換しなくても良いのでしょうか?

そんなことはありません。

最初に述べたように、ブレーキのディスクは、交換が必要なパーツの1つです。

仮に、交換時期を過ぎたディスクを使い続けたい場合、ディスクが磨り減り、厚みがなくなります。

厚みのないディスクは、強度が落ちディスクが破損してしまいます。

そうなれば、一瞬でブレーキは効かなくなり、安全に走行することが出来なくなってしまうのです。

ディスクの交換時期が近づいたら何を準備すれば良い?

それでは、ブレーキのディスクが交換時期に近付いてきたら、何を準備すれば良いのでしょうか?

ここでは、自分自身で、ブレーキのディスクを交換することを前提に、お話しさせて頂きます。

まずは、ディスクを交換するのですから、新しいディスクが必要になります。

新しいディスクは、互換性がありそうでも取り付けが出来ずにキャリパーまでも交換する必要が発生してしまう場合があります。

そのため、現状で取り付けられているディスクと全く同じものを選ぶことをおすすめします。

もし、同じものがない場合には、購入するときに、取付が可能か確認してから購入するようにしてください。

この他に必要な特殊工具ですが、センターロックで固定されている場合では、ディスクをセンターでロックするためのスプロケット抜き工具が必要になります。

他の一般的な工具は、トルクレンチがあると便利なのですが、モンキーレンチでも代用が出来ます。

6穴で固定されている場合には、T25のレンチが必要になります。

アーレンキーのように見えますが、先端の形状が、六角ではなく、星型になっています。

特殊工具がほとんど必要ないところは、嬉しいですね。

では、実際に、ブレーキのディスクの交換方法をご説明していきます。

ブレーキのディスクの交換方法!

交換時期がわかったところで、交換方法をご説明させていただきます。

ブレーキのディスクには、6穴で固定するタイプと、センターの1箇所で固定するタイプがあります。

センターでロックしているタイプの方が、固定が簡単で6穴ボルトのタイプに比べると、ディスクの振れも出にくいため作業が簡単に出来ます。

ブレーキのディスクを取り付ける構造は、とても単純に出来ています。

ホイールのハブにディスクを取り付け、ロックする構造になっているのです。

まずは、センターロックで固定されている場合からご説明します。

ホイールをフレームから外し、ハブの部分に付いているロックリングを外します。

ロックリングを外してあげれば、ディスクはそのまま簡単に外すことが出来ます。

取り付けは、この逆の順で行なってあげれば大丈夫です。

次に、6穴で固定しているディスクの場合をご説明します。

ハブにローターを取り付けるためのネジが切られているため、ディスクの取り付け位置を合わせて、まずは、手でボルトを入れていきます。

その後、向かえ合わせになる位置のボルトを締め付けていきます。

このとき、トルクレンチがあると、全てのボルトを同じくトルクで締め付けることが出来るため、ディスクを安定して固定することが可能となります。

また、同じトルクで固定すると、ディスクの振れを最小に抑えることが出来るためおすすめです。

ディスクの交換はサイクルショップでお願い出来る!

これまで、ロードバイクのブレーキのディスクの交換時期や、交換方法についてご紹介してきました。

ブレーキに関する消耗品は、とても重要な部分なので定期的な交換がおすすめですが、自分自身で交換することが不安と言う人もいるのではないでしょうか。

そんなときは、迷わずサイクルショップに依頼しましょう。

得に、ブレーキなどの重要なパーツに関しては、不安を抱きながら乗るよりも、しっかりとした整備されたものに乗りたいですよね。

そこで、サイクルショップに依頼するとどのくらいの工賃がかかるのか、ご紹介します。

おおよそ、2500円程でディスクの交換を行なってくれるようです。

実際、自分で行ってもそれほど大変ではない作業ですが、不安があるようなら専門化であるサイクルショップに依頼をし、しっかり整備してもらうようにしましょう。

ブレーキのディスクは定期的に交換をしよう!

自転車に乗る上で、とても重要なパーツであるブレーキ。

このブレーキのディスクは、消耗品として交換時期が来たら必ず交換を行い、常に万全な状態で自転車に乗れる様に準備しておきましょう。

実際の作業は、意外と簡単に出来ます。

しかし、自分で交換する自信がない場合には、サイクルショップに依頼することをおすすめします。