みなさん、自転車の空気の入れ方はご存じでしょうか?
ママチャリなどのシティサイクルは、空気入れをしたことがある方も多いかもしれませんね。
しかし、その空気の入れ方、正しいですか?
今回は、正しいママチャリの空気の入れ方から、おすすめの空気入れ、メンテナンス方法まで、徹底的にご紹介します!
自転車の空気の入れ方の前に頻度を知ろう!ママチャリはどのくらい?
まず、ママチャリの正しい空気の入れ方についてご紹介する前に、自転車に空気を入れる適切な頻度についてお話しします。
自転車は、どのくらいの頻度で空気を入れ直せばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
自転車のタイヤは、空気量が少ないものほど空気圧の減少が早いので、ママチャリの場合、一週間に一度は空気圧をチェックしましょう。
しかし、ママチャリのバルブは、基本的に専用の器具を使用しないと空気圧が測定出来ません。
なので、チェック項目を設けて確認することが大切です。
まず、硬さをチェックしましょう。
軟式ボール程度の硬さでしょうか。
次は、タイヤの側面を親指で押してみます。
少し凹むくらいが最適です。
また、乗った際に10センチ程度の接地面の長さであるかを確認します。
この三つの項目をクリアしていればOKです。
空気が足りないようであれば、項目をクリアできるくらいの空気の補充が必要でしょう。
自転車の正しい空気の入れ方!
では、早速、自転車の正しい空気の入れ方をご紹介していきます。
まず、空気入れを準備しましょう。
ママチャリの場合、空気を入れる部分に、Vの字のようなクリップ部品がついているものを使用します。
クリップのニップル部分を口金に押し込んだら、ロックレバーを倒しましょう。
これで、空気入れの準備は完了です。
タイヤのバルブキャップを外したら、挟み込みます。
この時、クリップはしっかりと90度にしましょう。
しっかりと装着しないと、きちんと空気が入って行きません。
また、バルブキャップ下のナットを緩めてしまうと、空気が漏れ出てしまうので注意です。
空気の入れ始めは少し力が必要になります。
グッと入れたら上下にレバーを動かし、目安の空気圧まで空気を入れましょう。
何度やっても空気がなかなか入らないということがありますが、レバーをしっかりと一番下まで押し込むことが大切です。
最後の一押しで、空気がたくさん入ります。
自転車への空気の入れ方がわかったら、空気入れを選ぼう
自転車への正しい空気の入れ方がわかったら、空気入れを選びましょう。
まず、空気入れには、二つのタイプがあります。
●フロアポンプ
フロアポンプは、空気入れと言われてだいたいの人が思い浮かべる、メジャーなタイプの空気入れです。
T字のハンドルを上下に上げ下げします。
大きいので持ち運びは難しいですが、一度に入れる空気の量が多いので、時間を掛けることなく空気を入れることが出来ます。
●携帯式ポンプ
これは、携帯式のポンプです。
持ち運びが簡単なので、サイクリングに行く際などに持って行きましょう。
万が一の時に活躍します。
ちなみに、ロードバイクなどのスポーツバイクは仏式バルブが多いので、ママチャリの空気入れで空気を入れることは出来ないので注意しましょう。
しかし、中には仏式・英式・米式など、さまざまなタイプに対応する空気入れもあるので、家族で違う種類の自転車に乗っているという方は、そのようなタイプの空気入れを選んでおくといいかもしれませんね。
おすすめのママチャリ用空気入れ!
正しい空気の入れ方がわかったら、値段も性能も優れた空気入れを手に入れましょう。
ここでは、おすすめの空気入れをご紹介します。
●ブリヂストン エブリポンプ・ロング・SG PM-114.B/英式バルブ専用
ブリヂストンという名前は、タイヤのメーカーとして、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
この空気入れは、1200円前後で購入することが出来、軽量で運びやすいのが特徴です。
ですが、英式バルブにしか対応していないので、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクには使用出来ません。
●サギサカ
長く使えて、丈夫なものといったら、サギサカです。
価格も1600円前後と比較的安価でしょう。
シンプルなデザインがいいという方にもおすすめです。
●パナレーサー BFP-PSAY1
パナレーサーは、数多くの空気入れを発売しています。
その中でおすすめなのが、この商品です。
1500円前後と、比較的安価にもかかわらず、軽量で楽に空気を入れることが出来ます。
ホームセンターに売っているノーブランドのものと比べても、丈夫でコストパフォーマンスに優れています。
ママチャリだけでなく、ロードバイクやクロスバイクなどの自転車にも対応しているので、便利でしょう。
ママチャリのメンテナンスをしよう①
先ほどまでの内容で、ママチャリのタイヤの点検方法や、正しい空気の入れ方がわかりましたね。
せっかくなので、ここで他の部分のメンテナンス方法についても知っておきましょう。
少しのメンテナンスで、より長く快適に乗り続けることが出来ます。
怪我なく乗るためにも、しっかりとメンテナンスをすることが大切です。
●パーツに注油
自転車は、一般的には、外気や雨にさらされることが多いですよね。
それによって、油分がなくなってしまいます。
そうなると、自転車の動きが悪くなるだけでなく、音鳴りが発生したり、場合によっては自転車の寿命が縮んでしまうといったことも考えられます。
なので、月に一度は注油をすることをおすすめします。
その際、自転車用のオイルといらない布があれば、注油は簡単に行えます。
場所としては、チェーン・ワイヤー・鍵・スタンドに注油しましょう。
その際、リムやブレーキにオイルがかかってしまうと、制動力が弱くなってしまうので、間違ってそういった部分にかけてしまわないよう、注意が必要です。
ママチャリのメンテナンスをしよう②
引き続き、ママチャリの簡単なメンテナンス方法をご紹介します。
次は、自転車の拭き掃除です。
外に置いてあるものだから、汚れるのは仕方ないと思うかもしれませんが、汚れは長い期間放置するほど落ちにくくなります。
見た目だけでなく、ゴムや樹脂などのパーツでは劣化が進んでしまうので、こまめに拭き掃除をしましょう。
自転車専用の洗浄液を、いらない布に染み込ませて拭いていきます。
洗浄液などがない場合は、食器用洗剤などでも代用が可能です。
綺麗に拭き、本体が乾いたらワックスで磨きましょう。
ワックスは、車のワックスでもいいです。
拭き掃除が完了したら、チェーンが伸びていないか、錆びていないか、ブレーキがしっかり効くかなどをチェックします。
もし、異常に気づいた場合は、すぐに自転車屋さんなどで修理してもらいましょう。
これらは、空気の入れ方と同様、知っていて損はないものです。
ママチャリを長く、快適に乗るために、タイヤの点検と車体のメンテナンスはしっかりと行いましょう。
正しい手入れ方法を知り、長く快適に乗ろう!
今回は、ママチャリへの正しい空気の入れ方から、メンテナンス方法までを徹底的にご紹介しましたが、役に立つ情報はありましたか?
ママチャリの空気入れやメンテナンスは簡単ですが、正しい方法を知っていないと損をします。
しっかりと、正しい知識を持って、長く快適に自転車に乗りましょう。