スペシャライズドのロードバイク、アレーの評価とは!?

スペシャライズドは、トップチームにフレーム提供を行い、多くのライダーの勝利に貢献している知る人ぞ知るロードバイクメーカーです。

中でも「ALLEZ(アレー)」シリーズは、初心者から高い評価を得ており、非常に人気のあるモデルです。

そんな「ALLEZ(アレー)」が2018年モデルチェンジを果たし、さらなる性能の向上を見せています。

今回は、数々リリースされている「ALLEZ(アレー)」中から、おすすめをご紹介していきます。

スペシャライズドのロードバイク、ラインナップは?

スペシャライズドのロードバイクは、ランナップも豊富に存在しています。
今回ご紹介する「アレー(Allez)」の他に、どんなモデルがあるのか、チェックしておきましょう。

まずスペシャライズドのロードバイクは、メンズモデルとレディースモデルに分かれています。

○メンズモデル
「VENGE(ヴェンジ)・TARMAC(ターマック)・ROUBAIX(ルーベ)・ALLEZ(アレー)」

○レディースモデル
「AMIRA(アミラ)・RUBY(ルビー)・DOLCE(ドルチェ)」

レディースは、メンズモデルと名前が違うだけで、フレームのジオメトリが女性向けになってると考えてください。

つまり、AMIRA(アミラ)=TARMAC(ターマック)、RUBY(ルビー)=ROUBAIX(ルーベ)、DOLCE(ドルチェ)=ALLEZ(アレー)と同等のグレードなります。

スペシャライズドはメンズ、レディースを含め、7つのモデルをロードバイクのラインナップとして揃えていますが、今回ご紹介する、ALLEZ(アレー)はラインナップの中でも、さらに細かくグレードが分かれています。

では、おすすめするモデルの特徴やその評価について、詳しくご説明していきましょう。

ロードバイクのアレーシリーズ、入門モデルとして評価が高いのは?

スペシャライズドのアレーの中で、入門車としておすすめなのが、「アレー E5」です。

10万円を切るモデルとされながら、高級モデル譲りの乗り心地が味わえると高評価です。

「アレー E5」のコンポーネントは、シマノ・クラリスを採用しています。

クラリスといえど、そこは安心のシマノ製ですので、ハンドリングと安心感は問題なく走行することができます。

価格は84,000円とリーズナブルなことも、人気がある理由です。

始めてのロードバイクにぴったりといえるこの「アレー E5」の乗車姿勢には、比較的上体が起きたポジショニングで乗車できるポジション姿勢になっているため、初心者で感じやすい恐怖を感じにくいのも、おすすめポイントです。

また、2017年モデルに、フロントフォーク部分にカーボンが使用されました。

カーボンを取り入れたことで、振動を吸収する性能が向上され、走行中の快適性や、ペダルを踏んだ時に進む感覚もあがりました。

これから、ロードバイクを始めたいという方にはぴったりな一台です。

スペシャライズド、アレーの人気モデル「エリート」その評価は!?

いずれ、レース出場を考えているのなら、信頼性と高い剛性を備え、価格面でも満足のいくバイクが欲しいところですね。

そこでおすすめするのが、スペシャライズド、アレーのモデルの中でも人気が高い「エリート」です。

エリートのコンポーネントにはシマノのティアグラが搭載されています。
ワイドなギア比で、山道などの坂道でも楽に登ることができます。

また、軽量かつ、超高剛性のE5高品質アルミ合金を使用していることで、山道だけでなく平地でもオールラウンドにこなすバイクであると、非常に高評価を得ています。

高剛性の高い、アルミとカーボンフォークから、耐久性の高いティアグラまで、ロードバイクに欠かせない最低限の性能が、このアレー「エリート」にはすべて揃っています。

価格は12万円前後と、少々高額になりますが、これ一台で、レースからサイクリングまで、様々なシーンで活用することができるロードバイクです。

初めて乗る、ロードバイクとしてもおすすめの一台です。

本格思考派に高評価!アレーのロードバイク「スプリントコンプ」

スペシャライズドのアルミロードバイクの中で、最高の剛性といわれるほど高剛性の高いアルミ合金構造と、カーボンフォークで構成されたのがアレーの「スプリントコンプ」です。

最上位ともされるアルミフレーム「DSW SL」(ダルージオスマートウェルド)は、超高速を兼ね備えた、アルミロードバイクといえるでしょう。

コンポーネントも、シマノの105搭載なので、変速時も非常にスムーズです。
レースでも問題なく走ることができます。

また、「スプリントコンプ」の特徴は、エアロ形状のシートチューブです。
これは、アルミフレームにはあまり見ない形状ですが、その概念を覆す設計となっています。

メインフレームも、その場所に適した形状へ設計されたパイプが使用され、その溶接部の仕上がりの美しさにも注目です。

フォークは、軽量化と振動吸収性に最適な、オリジナルフルカーボンを使用し、そのバランスのとれたハンドリングは、走行のストレスを軽減してくれるでしょう。

シマノ105搭載とされ、本格派ロードバイクながら、値段も16万円台というところも、高評価の理由のひとつでしょう。

本格思考派の方におすすめの一台です。

スペシャライズド・アレーが2018年モデルチェンジ!変化した点は?①

ロードバイクのスペシャライズドのアレーシリーズの中で、先ほどご紹介した「アレーエリート」、そして「アレースポーツ」というモデル、この2つが2018年に旧モデルから新たにリニューアルされました。

モデルチェンジを果たしたアレーエリートと、アレースポーツですが、何が変わったのか気になる方も多いはずですよね。

そこで、旧モデルと比べ、どう変化したのかをご説明していきます。

モデルチェンジして、大きく変わったのは、フレーム設計です。

今まで、「ターマック」のジオメタリーを譲り受けてきたアレーですが、モデルチェンジを果たし、エンデュランス系の「ルーベ」に近づきました。

また、カラーも豊富に用意されています。

その中で、特におすすめしたいのが、マットブラックです。

高級感のあるマットブラックは、その存在感から、見た目の評価も高いです。

また、テーパードヘッドチューブが強化されたことで、フロント周りの剛性がより強くなりました。
これは、フルカーボンフォークよりも優れています。

それによって、細かなハンドリングにも対応でき、乗り心地もよく、長い時間乗っていても疲労しづらいというメリットが生まれました。

スペシャライズド・アレーが2018年モデルチェンジ!変化した点は?②

また他に、モデルチェンジで大きく変化した点は、軽量化です。

旧モデルよりなんと、450gもの軽量化を実現したのが、新型アレーです。

これは、スペシャライズドの中でも評価の高い、上位モデル、ターマック譲りのカーボンフォーク(370g)を搭載しているからこそ、これほどの減量を実現することができました。

ただ軽量化されただけでなく、快適性、振動吸収性、コーナリングでの安定性なども向上されています。

コーナリングでの安定性は、安全にも密接に関わっているから、いい変化といえますね。

アルミ素材としては、なかなか難しい大幅な軽量化に成功した新型アレーは、アルミならではのダイレクトな走りと、瞬発性の高い走行感を感じることができるでしょう。

また、旧型モデルの乗車姿勢は、かなりきつめな前傾姿勢になっているため、レースを目的としたポジションになっていましたが、新型モデルでは、この前傾姿勢も緩和され、よりゆったりとリラックスして快適に乗れる乗車姿勢へと変更されています。

このことから、新型アレーは、レース用としてだけでなく、快適性も重視したロードバイクへと変更を遂げたのです。

スペシャライズドのアレーは初心者から、レース用まで幅広い!

スペシャライズドの中でも、今回はアレーに的を絞ってご紹介しました。

アレーシリーズは、スペシャライズドのロードバイクの中でも人気共に評価の高いロードバイクです。

初心者向けから、本格レース向けなど、様々な目的に合わせたロードバイクが揃っていますので、検討されてはいかがでしょうか。