東京から大阪まで自転車で走ろう!完走させるポイント

50km、100km…と、ロングライドに徐々に慣れて来た頃、更に長距離に挑戦してみたくなりませんか?

そこで、東京から大阪までの、超ロングライドに挑戦してみましょう!

超ロングライドとなる自転車での旅には、いくつかの注意点があります。

完走させるための、ポイントをご紹介していきましょう。
ぜひ、参考にしてみてください!

東京から大阪まで自転車で挑戦する前の準備

東京から大阪まで、自転車で挑戦する前に、いくつかの注意点がありますので、お伝えしていきます。

まず、東京から大阪までの距離は、約550kmにもなります。

長期での自転車旅になりますから、念入りな事前準備がとても重要になります。

○走行前の事前準備

まず、長期の旅になる自転車旅の場合、予算計画立てることも重要なことです。
東京から大阪まで、個人差もあるでしょうが、宿泊を含め何日か、かかることが想定されます。

そのため、宿泊施設や食費など、ある程度決めて計算し、全日程でどのくらい予算が必要なのかを考えておきましょう。

そして、なによりお金は、多めに持っていくことをおすすめします。
旅先でトラブルが起きた際、大体のことはお金で解決出来ます。

例えば、身体の不調でリタイヤせざるをえなくなってしまったとしても、お金があればタクシーを呼ぶことも出来ますし、宿泊施設に泊まることも出来ます。

長期に渡るロングライドにトラブルは付き物です。
予算よりも、少し多めの金額を持っていくと安心です。

自転車でのロングライド、トラブルに備えた準備は?

長期に渡って行うロングライドの場合、自転車でのトラブルに対応した準備をしっかりとしておきましょう。

自転車旅にとって、中でも多いトラブルがパンクです。
パンクに備え、タイヤやチューブの予備はもちろん必要です。

旅先でのパンクトラブルに備え、自分で修理が出来るようになっておきましょう。
もし、修理出来ないのであれば、事前に練習をしておくと安心です。

予備のタイヤやチューブの他、タイヤ交換時に必要なパンク修理セット・タイヤレバー・携帯ポンプ等も持って行きましょう。

ご存知の方も多いかと思いますが、ライトは道路交通法で必ず取り付けるものとされています。
特に、東京から大阪までの長距離を走るロングライドの場合、夜間走行も想定されますよね。

そのため、ライトは最低でも前後に2灯、取り付けておくと安心でしょう。
ライトを選ぶ時は、なるべく明るいライトを選ぶことをおすすめします。

また、自動車の追突防止のために、テールランプもあった方がより安心です。

東京から大阪まで、ロングライドに必要なものは?

東京から大阪までの距離は、550kmにもなりますので、必要な道具もおのずと増えてしまいます。

ここでは、数日かけて行う自転車でのロングライドに、最低限必要なものをご紹介していきます。

○寝袋(宿泊施設を使用しない場合は、必要なものです。)

○私服(大量の汗をかくことも考えられます。ある程度着替えは、多めに持っていきましょう。)

○タオル(銭湯など、利用するときには必要です。)

○サイコン(ロングライドには必需品です。)

○充電器(サイコンやスマホを活用する方にとっては必需品です。)

なんといっても、ロングライド中に必需品となるのが、サイクルコンピューターですね。

サイコンは、ナビ機能・走行距離・速度などを示してくれるので、慣れない道での走行でも間違える心配もありません。

また、ペース配分の目安にもなるため、ロングライドには必需品と言えます。

そして、同じく重要なのが、スマホやサイコンを充電するための、大容量モバイルバッテリーです。
大容量のバッテリーが2つもあれば、より安心出来ます。

東京から大阪までの長距離走行!成功のポイントは?

自転車で長距離を完走させるためには、何よりペース配分が重要となります。

肩・膝・腰痛などでのリタイヤをしなくてはならない、といった危険もあるので、全行程の半分までの走行は、抑えめに走った方がいいでしょう。

特に、東京から大阪までの距離ともなると、550kmもの距離を走ることになります。

そのため、後半になるとお尻が痛くなったり、腕がだるくなったり、身体から様々な不調が出てきます。
疲れが出てきたら、こまめに休息をとるようにしましょう。

30分に1回、10キロ走ったら小休憩など、区切りをつけて休憩することで、精神的にも楽になります。

○補給食も忘れずに

ロードバイクは、カロリー消費が非常に激しいので、補給食は必ず必要になります。
お腹が減ってから補給するようでは遅いので、30分~1時間に1回は、補給食を食べることをおすすめします。

おすすめは、手軽に食べられる、固形バーや羊羹がおすすめです。

エネルギー不足が続くと、ハンガーノックと呼ばれる症状を引き起こします。

このハンガーノック状態になってしまうと、身体に力が入らなくなったり、フラフラしたり、めまいの原因にもなります。

夏場は特に、汗をかくので熱中症や脱水を防ぐためにも、1時間に500mlは水分を摂るようにしましょう。

東京から大阪まで、1日で完走させるキャノンボールって?

自転車で、東京から大阪までの距離を走るともなれば、普通は宿泊を含め、何日かかけて行うものですよね。

しかし、東京から大阪までの区間、およそ550kmを1日で走りきる、という無謀な種目があります。

それが「キャノンボール」と言われるものです。

キャノンボールという無謀な種目が出来たといわれているのが、平成18年頃と言われています。

もともとは、ごく一部のサイクリストが行っていたものです。

その方たちがインターネットを通し、「東京-大阪間を1日で走る」と書き込んだことが始まりと言われています。

その後、このキャノンボールは、次々に挑戦者が現れ、現在はブログなどでも多くの方が紹介しています。

550kmを1日(24時間)で走りきるためには、平均速度は23km、ノンストップで走り続けなくてはなりません。

つまり、このキャノンボールを走りきるためには、道に迷うことも、寝ることも、安易に休憩すら取ることも出来ず、ペダルを漕ぎ続けなければならないのです。

食事は休憩を取りながらではなく、必要最低限を走りながら食べることになります。

自転車で行うキャノンボールの達成者はいるの?注意点は?

自転車で行うキャノンボールの挑戦者は年々増加しており、これまでの挑戦者は120人以上にもなります。
その内の達成者は、20人程度です。

無謀な挑戦とも言える、キャノンボールですが達成者も少なからずいるようです。

○キャノンボールの注意点

このキャノンボールは、種目といえど、非公認のレースになります。
そのため、公認されているレースと違い、公道を走ることになります。

挑戦するには、しっかりと交通ルールを守らなければなりません。

中には、信号無視などルールを守らない挑戦者もいるようですが、歩行者や自動車にとっても危険であり、迷惑行為になります。

余裕を持って走れるように、交通ルールを学び、訓練を積んでから挑戦するようにしましょう。

キャノンボールは、国道1号の東京・日本橋-大阪・梅田新道交差点間を走行します。
スタートとゴール地点さえ守ればルートは自由というのが、基本ルールとなっています。

ルート選びが自由であるため、ルート選びも戦略の1つと言えるでしょう。

事前の計画も、しっかり立てておくことも重要です。

東京から大阪までのロングライドは、事前準備をしっかりと

東京から大阪までの、距離は約550kmにもなります。

そのため、旅先でのトラブルに備え、事前準備はしっかりと行っておきましょう。

やはり、完走するためには、無理をしないことです。

きついと感じたら、休むことも重要なことです。

走行中の、補給食と水分補給も忘れずに行いましょう。