大人気の「弱虫ペダル」ですが、みなさん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
今回は、その「弱虫ペダル」に登場する人物たちが乗っているロードバイクのメーカー名、モデル名を大公開します!
初めてロードバイクを買う方、買い替える方、是非参考にしてみませんか?
弱虫ペダルはどんな漫画?
現在、弱虫ペダルは大人気ですが、「読んだことがない、どんな内容なの?」という方も少なくないのではないでしょうか。
弱虫ペダルは、自転車競技が題材になっている少年漫画であり、スポーツ漫画です。
中学時代に友達を作ることが出来なかった主人公が、高校に入学を機にひょんなことから自転車競技の世界に飛び込み、才能を開花させていくという物語です。
弱虫ペダルは、自転車競技を行っている人はもちろん、自転車競技をまったく知らないという人にも読まれています。
逆に、元々自転車競技に興味のなかったという読者の方が多いかもしれません。
今では、漫画だけでなく舞台化やアニメ化もされており、絶大な人気を誇っています。
魅力的で個性的な登場人物たちがひたすたペダルを漕ぐ姿に心打たれ、その世界にのめり込んでしまうのです。
弱虫ペダルの影響を受けて、自分もロードバイクに乗ってみたい!という方も、実際にいます。
購入する時に、「あのキャラクターが乗っているロードバイクがいいな…」なんて思う方もいるでしょう。
そこで今回は、その登場人物たちが乗っているメーカー名とモデルをご紹介していきます。
弱虫ペダルの主人公が乗っているロードバイクのメーカー名は?
まずは、弱虫ペダルの主人公、小野田坂道が乗っているロードバイクをご紹介します。
メーカー名は「BMC」です。
BMCは、スイスに本社があるメーカーで、1986年に誕生しました。
設立当初から、技術設計が最高レベルといわれ、たくさんのロードレーサーの勝利へと貢献してきました。
価格は少し高めですが、長く乗ることを考えると価格に見合った商品でしょう。
アニメでは、登場していませんが小野田が寒咲から贈られたロードバイクは、「SLC01」です。
しかし、坂道が乗っているイエローのモデルはカデル・エヴァンスがツールド・フランスを制覇し、その記念として発売されたものです。
なんと、その製造台数はカデル・エヴァンスのゼッケン番号にちなんで141台、日本に輸出されたのはたったの7台というとっても貴重なロードバイクなので、手に入れるのは不可能といってもいいくらいのものです。
もし、主人公と同じロードバイクが良いという方は通常のモデルを購入し、セルフで色を塗るか塗装屋さんに依頼する手が一番手っ取り早いでしょう。
弱虫べダルの今泉俊輔が乗っているロードバイクのメーカー名は?
続いては、弱虫ペダルのオールラウンダー、今泉俊輔の乗っているロードバイクのメーカー名は「SCOTT」であり、「CR1」というモデルに乗っています。
SCOTTは、BMCと同じくスイスに本社があるメーカーです。
設立当初は、スキー用ストックのメーカーでした。
1986年に、競技用自転車の世界に進出し、数々の自転車で選手の勝利に貢献しています。
現在は、自転車のメーカーのイメージが強いという方も多いかもしれませんが、スキー用品のメーカーとしても、名実ともに世界一を誇っています。
実際に、競技用自転車の世界に進出し3年目の1989年のツール・ド・フランスでは、アメリカ人選手グレッグ・レモンがSCOTTのエアロバーを使用して総合優勝を果たしています。
その他にも、2002年のツール・ド・フランスでパトリス・アルガンがステージ優勝を飾った際にも、SCOTTの勝利に大きく貢献しました。
SCOTTは、軽量化に力を入れており、「世界最軽量フレーム」という肩書きを持っています。
振動吸収性能がとても高いので、ライダーの負担を大幅に軽減し、疲れにくいため、体力を温存し漕ぐことが出来ます。
エースの今泉俊輔に相応しいロードバイクでしょう。
弱虫ペダルの鳴子と金城が乗っているロードバイクのメーカー名は?
弱虫ペダルで、浪速のスピードマンと呼ばれる鳴子章吉が乗っているロードバイクのメーカー名は、「PINARELLO」であり、「Prince(2009)」というモデルに乗ってます。
PINARELLOは、イタリアLVMHの傘下の自転車会社です。
コルナゴ・ビアンキ・デローザなどと並ぶイタリアンバイクの代表格です。
独特の形状をしたフォークを開発したり、デザイン性でも他のメーカーと違った魅力があります。
鳴子の乗っている Prince(2009)というモデルは、安定性が高く、素早い反応にも対応出来、完璧なライン取りを実現させます。
車体の重量が少し重めなので、山岳には向きませんが、平地でのスプリントは他の者を寄せ付けないような走りをすることが出来るでしょう。
また、デザインがとても派手なので、派手好きな鳴子にはピッタリなモデルです。
続いて、総北のリーダー、金城真護が乗っているロードバイクは、メーカー名が「TREK」で、「Émonda S 4」というモデルに乗っています。
TREKは、コストパフォーマンスに定評があるメーカーです。
強化プラスチックと呼ばれるカーボン加工の技術が優れており、たくさんの愛好者がいます。
Émonda S 4は、超軽量フレームで扱いやすく、女性でも乗りこなすことが出来るでしょう。
金城らしいパフォーマンスの高さを発揮出来るロードバイクです。
弱虫ペダルの箱根学園の選手が乗っているロードバイクは?
弱虫ペダルの総北のライバル校のひとつ箱根学園の1年生、真波山岳が乗っているのは「LOOK」というメーカーのロードバイクです。
一度は耳にしたことがあるメーカー名ではないでしょうか。
今は、標準スペックのビンディングペダルをスポーツ自転車業界で初めて採用したのがLOOKです。
また、カーボンフレームをツール・ド・フランスへ投入したり、常に時代を先読むメーカーです。
そのLOOKの「595」というモデルに乗っています。
595は、硬めの設計で、踏み込みに対してとても良く反応します。
続いて、神奈川の最速屋と呼ばれている泉田塔一郎が乗っているのが「BH」というメーカー名のロードバイクです。
BHは、1909年にスペインで設立されました。
自転車の他に、銀行や総合フィットネスマシンの開発などさまざまな分野で、63社のグループ企業を抱えています。
そのBHの「Sphene」というモデルに乗っています。
Spheneは、乗り心地が良く、標準装備もロングライド向けになっています。
また、衝撃吸収の技術がとても優れており、アップライトなポジション設定です。
弱虫ペダルの京都伏見高校の選手が乗っているロードバイクは?
こちらも弱虫ペダルの総北のライバル校のひとつ、京都伏見高校の選手が乗っているロードバイクはどのようなメーカーなのでしょうか。
まず、京都伏見のエース御堂筋翔のロードバイクは、小さい自転車にひたすらパーツを付け足したもので、真似するのは不可能といえるでしょう。
「DE ROSA」の「TITANIO 3.2,5」というモデルが一番近いかもしれません。
メーカー名を聞くと、初心者は少し手が出しにくいかもしれませんね。
しかし、DE ROSAのしなやかで完璧なハンドリングを一度体験してしまったら、他のメーカーのロードバイクでは物足りなくなってしまうでしょう。
また、京都伏見のエースを奪われてしまった石垣光太郎のロードバイクは、「ANCHOR」の自転車です。
純日本産のメーカーなので、知っている方も多いのではないでしょうか。
日本人の体形に合った自転車を設計し、製造しています。
他国メーカーの自転車が体形に合わないという方にはうれしいですね。
石垣光太郎は、「RFA5W」というモデルに乗っています。
剛性の高いフレームは踏み込みに対して素早く対応します。
好きな登場人物と同じロードバイクにしてみては?
今回は、大人気の「弱虫ペダル」の登場人物が乗っているロードバイクのメーカー名とモデル名をご紹介しました。
まったく同じだとちょっと…という方や、高くて手が出せない…という方は、メーカーだけでも同じものにしてみてはいかがでしょうか。